2007年4月21日、兵庫県の神戸オリエンタル劇場で、「林原めぐみのHeartful Station 800回突破記念公開録音」が行われました。
この公開録音は、「Heartful Station」が100回放送されるたびに開催されるファンにはおなじみのイベント。ここでは当日が発売日であるめぐさんのアルバム「Plain」「林原めぐみ  たのしいどうよう」のほかに、恒例の公開録音を記念したグッズが発売。800回突破の今回は、めぐさんのオリジナル切手が発売されました。会場では幸運にも抽選に当たったファンが、めぐさんの登場を今か今かと待ちわびています。

そしてタイトルコールとともに、めぐさんと保志さんが登場。この日のめぐさんは紺のキャミソールドレス、そして保志さんは黒いシャツにジーンズです。まずは「フツウのお葉書」のコーナーから。
公開録音にはファンの皆さんが、めぐさんに会おうと日本各地からいらっしゃいます。開催地は毎回神戸ですので、参加される方も関西圏の方が多いのですが、中にはビックリするくらい遠くからいらっしゃる方も。まずは、そんな遠方から参加されたリスナーさんのお葉書を紹介します。今回も札幌市、青森県、仙台市、茨城県と遠方から参加して下さった方がいらっしゃいました。

そして次は、残念ながら公開録音の抽選に外れてしまった方の葉書をご紹介。ひとりでも多くのリスナーさんに参加してほしいと考えているめぐさんの表情も残念そう。応募してくださった皆様、ありがとうございます。この次の機会に、またご応募下さい!

そして最後は、当選して会場にいらっしゃる方のお葉書紹介。皆さん、めぐさんにお葉書を読まれるたびに元気よく手を挙げていました。

お葉書紹介の後は、めぐさんからお知らせ。なんと5月21日に音楽専科社さんより、めぐさん40歳を記念した「林原めぐみINTERVIEW BOOK MEGUMINDEX(仮)」が発売されることになりました! hm3やhm3SPECIALでこれまで行われためぐさんの全インタビュー収録に加えて、撮り下ろしの写真や新インタビューも収録されているそうです。

めぐさん曰く、
「これまでマイク前にいたくて、できるだけグラビア撮影は控えてきたんだけど、40歳になったのをきっかけに、自分の歩いてきた足跡を残そうと思って作りました。いろいろお世話になった人にインタビューもお願いしています。保志くんはもちろん、『パプリカ』の今敏監督、『新世紀エヴァンゲリオン』の庵野秀明監督にもコメントをいただいています」とのこと。大変充実した内容になりそうなので、ぜひ手に入れて見てください。

ここでアルバム「Enfleurage 」より「街へ出よう」を聞いていただいた後は、「2人の気持ち+α!」のコーナーへ。

このコーナーでは、リスナーさんからのお題に対して、色々な人の気持ちを、アイドルのめぐっちことめぐさんと、保志さんに考えてもらうコーナー。ちなみにアイドルのめぐっちは事務所に顔出しNGと言われているので、いつも通りめぐっち専用パネルの向こう側です(笑)。今回のお題は「長寿番組とかけて色々」
鶴の気持ち「え、私って千年も生きられるの?」
亀の気持ち「一万年動きません」
めぐさん「どこまでもゴー!」
めぐっち「歳って何? めぐっちわかんなーい」


ちなみにめぐっちはちゃんと17歳だと年齢を公開しているそうです。お次は「ガブッと方程式!」のコーナーへ。

このコーナーでは、教授こと保志さんが、めぐっちに、リスナーさんから寄せられた言葉の方程式を出すものです。保志さんは鼻メガネと白衣を着て登場。めぐっちもパネルの外に出て顔出ししてくれます。今回の扮装(?)は、ネズミの耳に、たれ目のメガネ。つぶらなたれ目がとっても可愛いのです。今回の方程式のお題は「めぐさんのアルバム特集」。

1.真ん中+色=?(答え:center color)
 これは簡単ですね。めぐっちも即答しました。

2.たとえ何が+……しようとも=?(答え:WHATEVER)
 ちょっと難しかったかな? めぐっちはわからなくて、会場の皆さんに聞いていましたよ。

3.懐かしい+神戸=?(答え:Enfleurage)
 これもファンならおなじみ。めぐっちも見事正答しました。

4.若かりし頃のめぐさん+少年+謎のドア=?(答え:リボン)
 触れてはいけない禁断のアルバム? でもめぐっちは「怖くて言えない。抹殺される」と言いながらも「リボン」と答えてくれました。

このレポートをご覧の皆様は、全問わかりましたか? この後は、「お月様にほえほえ」のコーナーです。

これはリスナーさんが「ほえほえ〜!」と思った、日常のおかしな話を紹介するコーナー。ここでは、子供に本をねだられたお母さんが、目の前に本があるにもかかわらず「そんなのない」と、無理な答えを返したというお葉書が紹介されました。それを受けてめぐさんが、Jr.からものをねだられたときの対処法を語ってくれました。

めぐさん「スーパーでは子供の目線にアンパンマンカレーとか、子供向けのものを売ってるのよ。だからそこをできるだけ避けて通る。それで『あ、アンパンマンがいる』って言われたら、『ホラ、アンパンマンがバイバイしてる』って(笑)」
保志さん「ああ、なるほど」
めぐさん「で、一応アンパンマンの箱には触らせるんですよ。『ホラ、アンパンマンにバイバイして』って。それでJr.が『バイバイ』って言ったら、私はスーパーの籠をどんどん進めていくんです。すると私がいなくなるのでJr.が後からついてくるという構図です」
保志さん「それは上手いですね」
めぐさん「さて、バイバイ作戦がいつまで通じるんでしょうか」

めぐさんの日常が垣間見えるエピソードでした。Jr.ちゃんが大きくなったらこの手は使えなくなるでしょうね。そうなったら、めぐさんは次にどんな作戦を考えるのでしょうか? この次は「お鍋の中身」のコーナーです。

このコーナーでは、一ヶ月ごとにテーマを決めて、それに沿ってリスナーさんの話やネタを紹介するものです。今回のテーマは「私の一年生体験記」。
季節がら、寄せられたお葉書は新しく就職された方の体験記が目立ちました。その中には、友達が保志さんが出演されているTVアニメ「シャイニング・ティアーズ・クロス・ウィンド」の制作会社に就職したというお葉書も。これを読んだめぐさんは「(ラジオを)聞いてくれている人たちが、アニメを作る側に回ったということで、頑張ってほしいと思います」とメッセージを送っていました。

4月は進学や就職の季節。新しい環境に不安を抱いている方もいらっしゃるかも知れませんが、「Heartful Station」を聞いて頑張ってくださいね。来月のテーマは「オカンとボクと、時々なんか」。お次は「遊星セガワールド」のコーナーです。
ここからセガの竹崎さんが登場。リスナーさんの送ってくれた1〜6のお題の中から、サイコロの出た目について答えてもらいます。
まずは竹崎さんから。出目は6の「次回900回公録に向けての抱負、やりたいこと」。竹崎さんは
「林原さんの200曲ライブをプロデュースしたい」と大変大きな抱負を語ってくださいました。ぜひ、実現に向けて頑張ってください。お願いします。

お次は保志さん。出目は3の「今この場で言っておきたい、ハートフルメンバーへのひとこと」。保志さんは
「宿利さん、柴田さん、ありがとう。ちなみに、他にも色々いらっしゃるんですけど、ありがとう」と、「Heartful Station」を陰で支えてくださっているスタッフの皆さんに感謝の言葉を述べていました。

最後はめぐさん。出目は5の「もし自分が800歳まで生きられるとしたら」。この突拍子もないお題に対してめぐさんは
「eight hundredという曲を作りたいです。そしてこの800年がどんなだったか歌い上げたいです。1番から800番まで」と、壮大な計画を語ってくれました。それを聞いた会場からは「頑張って800歳まで生きて〜」との声援が。もしめぐさんが800歳まで生きたら、一体どんな人生を送り、そしてどんな歌を歌ってくれるのでしょうか。無理だと分かっていても、ちょっと気になりますね。

ここでラジオの収録は終了。ここからは公開録音恒例の「お祝いメッセージ」のコーナーです。今回は一体どなたがメッセージを送って下さるのでしょうか?
今回ビデオメッセージを下さったのは、岩田光央さん、佐々木望さん、白鳥由里さん、高橋直純さん、堀江由衣さん、山寺宏一さん、日高のりこさん。

岩田光央さんは「800回ってすごいね、16年くらい? それは貴女のパーソナルな部分を皆さんが支持してくれたおかげなんでしょうね」と激励の言葉を贈って下さいました。

佐々木望さんと白鳥由里さんはおふたりで登場。人形にアフレコする形で、掛け合いをしながら楽しいメッセージを贈って下さいました。めぐさんと親しいおふたりは最後に「今度遊ぼう」と、お誘いもされていました。

高橋直純さんは「アルバムも2枚発売ということで、そちらもおめでとうございます。そのうち聞かせていただいて、感想と手土産を一緒に、3月30日は誕生日でしたので、何かおいしいものをもっていきたいと思います」と、お祝いの言葉を贈られていました。

めぐさんの後輩である堀江由衣さんは、お祝いにと、1.5m四方の巨大な紙で鶴を折られていました。かなり大変そうでしたが無事完成し、「おめでとうございます」とメッセージを贈られていました。

めぐさんと共演することが多かった山寺宏一さんもメッセージを下さいました。山寺さんの「昔はよく一緒にカラオケ行きましたね。『ワタル』とか『乱馬』とかね」という懐かしいお話しに、めぐさんも笑みを浮かべていらっしゃいました。

そして最後は、いつもメッセージを下さる 日高のりこさん。「めぐもお母さんになって忙しいと思いますが、アルバムを出して、本も出ちゃう。すごいじゃないですか、お母さん。忙しいのに、よくそれだけの仕事をこなしました。めぐは仕事となる、縞100%燃焼するタイプなので、やるときはすごいやるなというのを今回は見せてもらいました。そういうめぐの生き方に引っ張られている人、励まされている人はたくさんいると思うので、これからもめぐはめぐの道をズバッズバッと切りひらいて、のしのしと歩いていってほしいと思います」と、親しいお友達らしく、心のこもったメッセージを贈って下さいました。

ビデオメッセージを贈って下さった皆さん、本当にありがとうございました。
この次はお待ちかね、ライブパートです。

「行くよ、みんな〜!」の掛け声とともに、ステージに登場したのは保志さん。まずは「ロストユニバース」の新イメージソング「Starting again」を熱唱します。
続いては
「いつも皆さんのお便りに励まされ、応援されています。そんな皆さんに感謝の気持ちを込めて次の曲を歌いたいと思います」との言葉に続いて、「Shining tears」へ。あまりの情熱的な歌いっぷりに、保志さんは歌い終わった後、汗だくになっていました。

保志さん「『Shining tears』も皆さんの前で歌う機会がなかなかないですから、レアです。大体レコーディングの時は大丈夫なんですけど、カラオケだと失敗するんですよ、持ち歌なんですけど。でも今日は皆さんのおかげでちゃんと歌えました。ありがとうございます。こんな感じで『Starting again』と『Shining tears』を歌わせていただいて、神戸の800回記念のいい思い出になりました」

そして最後に保志さんが歌ったのは「8年越しに歌いたかった歌」だという「〜Re infinity∞〜」。「ロストユニバース」オープニングテーマである「−infinity−∞」のカバーバージョンであるこの曲を熱く、熱く歌います。2番からはめぐさんが登場して、2人でデュエット。めぐさんは腰を帯のようにイチゴ柄が取り巻いたチョコレートケーキのようなワンピースに着替えていました。コンセプトは「食べて下さい。食べれるものなら(笑)」だそうです。

「〜Re infinity∞〜」を歌い終わると、ここからはめぐさんパート。まずは「KOIBUMI」から。激しく、エモーショナルな歌声が会場に響き渡ります。


めぐさん「まさかこの歌を歌うとは思いねえ(笑)。裏切ってナンボの林原でございます。これはバージョン違いで『center color』に入っていますが、『Plain』にも入っている曲ですし、今回は「Plain」から何曲からお届けしようということで、しょっぱなに度肝を抜いてみようかな、と」

このめぐさんの言葉通り、会場のファンはみんな驚いた顔をしていましたが、すぐに曲に合わせて手拍子を送り、色とりどりのサイリウムを振っていました。

この次は、故・岡崎律子さんが作曲された「A Happy Life」。岡崎さんの思い出を大切にされているめぐさんは、この歌に込めた思いを次のように語ってくれました。


めぐさん「この曲は残念ながらアルバムに入れなかったのですが、一番最近のシングルなのでお届けしたいと思います。彼女が私に残してくれたものははかりしれなくて、彼女のことを思えば思うほど言葉にできない思いに包まれるんですけど、それでも私は彼女がいたこと、彼女が残してくれたものをどういう形ででも伝えて続けていきたいな、と今でも思っています」

めぐさんが歌う「A Happy Life」は、まるで春の日差しのように優しく、伸びやか。岡崎さんを偲びつつも、その表情はこの歌のように穏やかでした。

続いては同じく岡崎さんが手がけた「4月の雪」。タイトル通り、冬の寒空のように透き通った、だけど春を目前にした温かく軽やかな歌声でした。

めぐさん「4月の雪、降りましたねえ。ハウステンボスで咲いたチューリップの上に雪が積もってて。何だろうって思ってるよね、チューリップも。春だと思ってせっかく咲いたのに。暖冬のあおりなんでしょうかねえ。なんか、あっという間に桜が咲いたと思ったら、北の方では滞ってるみたいで。嬉しいような、切ないような季節ですけども。こちらの曲(「4月の雪」)は『Plain』に入っていますので、ぜひおうちに帰って聞いて下さい」
そして残念ながら次で最後の曲。今の心境をめぐさんは次のように話してくれました。

めぐさん「歳を取っていくことの楽しさや面白さ、色んなことがどんどん開けたり楽しかったりすることを言えたらいいなと普通に生きてきたら、気が付くとこんな年齢になっていました。でも全然変わってないでしょ、あんまり、昔と。いつも皆さんに支えてもらってます。どうもありがとう。そしてこの番組のエンディングになっている曲でお別れです。私も負けないよ、みんなも負けないで」

最後の曲は恒例の「負けないで、負けないで…」。明るく励ますような歌声でめぐさんは、迷ってる人の背中をポンと押すような感じで優しく歌ってくれました。長かった公録もこれでおしまいです。

ところが、2年ぶりにめぐさんに会えたファンの皆さんは、まだまだめぐさんの歌を聞きたいようす。ステージの照明が落ちても、盛んにアンコールを繰り返し、めぐさんに呼びかけます。そんな皆さんの声に応えてめぐさんが再登場してくれました!

真っ白なブラウスとロングスカートを身にまとって再登場しためぐさん。「Meet again」元気に力一杯歌います。客席に何度もマイクを向け、ファンと一体になっていました。ちなみにこの衣装は、「Meet again」のジャケット撮影の時に着た衣装です。

めぐさん「リナに体を乗っ取られました(笑)。『Meet again』はまさにMeet again(再会)で、『スレイヤーズ』がDVD-BOXを作るということにならなければこの歌は生まれなかったんですけど。私が閉じこもってるときに彼女がグイグイ私を引っ張りあげてくれて、『何言ってんの、アンタがしゃべんないと話が始まらないでしょ』ってCDドラマに駆り出され、ナーガと絡んだりガウリィと絡んだりしながらも、いざスタジオに行くと10年なんてあっという間に埋まってしまうようなそんな空間で、すごく楽しかったんですよね」

めぐさんは本当に、本当に、リナを大事に思っているようで、「Meet again」の話をするときも、まるで大好きな友達の自慢をするような、すごく楽しそうな顔をしていました。まためぐさんがリナとMeet againするときが楽しみですね。

長かった公録もそろそろ終わりが近づいてきました。次が、正真正銘最後の歌です。


めぐさん「ホントにホントに最後です。ずっと16年間、この番組を支えてくれてる曲を、皆さんといっしょに熱唱したいと思います。私の声を吹き飛ばすくらいの勢いで歌って下さい。今日はホントにありがとうございました」

ラストは、これも公録おなじみの「虹色のスニーカー」。爽やかにはじける歌を、めぐさんと一緒に歌っていると元気になれる感じがします。そして、皆さんといっしょに歌えて、めぐさんも楽しそうでした。

公録の最後に、めぐさんから皆さんにメッセージが贈られました。
「800回を口にして思うこと、何だろう……。すごいねえ。数を重ねた凄さっていうのももちろんなんですけど、変わらずに聞いてくれていたり、聞かなくなっていたけどまた聞いてくれたり。とにかくその空間で電波が飛び続けていること、そしてそれをキャッチしてくれる人がいることをありがたく思います。一枚一枚の葉書の中から感じるもの、もらうもの、それをどれだけみんなに返せるか分からないけど、ちょっと迷ってるときとか、ちょっと腐ってるときとかに、何か笑っちゃう60分をこれからもお届けできればいいなと思います。世の中早いしね。携帯、何年か前はなかったし。でも、もうないと考えられなかいし。メールだってそうだし、ネットだってそうだし。電車だってマネーカードだって。どんどん色んなことが早すぎて……。でもその流れもちゃんと大切にしながらも、変わらないもの、変わっていくもの、そんなものがあってもいいんじゃないかな、と思っています。本当にいつもありがとう。今回2枚同時のアルバム。やれてよかった、歌えてよかった、出せてよかった。みんなのおかげです、ホント。ホント、ホントにね。この先、どういう活動を進めていくか、まだなぁ〜んにも考えてないけど、私は私らしく。来週も、絶対チューニングしろよ。バイバイ!」

それでは、また「Heartful Station」でお会いしましょう! 皆さん、ありがとうございました!!