会場のファンを総入れ替えして始まった「林原めぐみのTokyo Boogie Night 900回突破記念公開録音」夜の部。
まずは昼の部と同じく「早口言葉の挑戦状」からスタートです。
昼の部ではあと一歩というところで失敗してしまっためぐさん、名誉挽回なるか? 

今回の早口言葉はこちら!

「九百回 超厄介 猪八戒」「9牛 ぎゅうぎゅう 高級牛」「900 牛焼く 牛百焼く 牛九百焼く」

言葉だけ見るとおいしそうですが、早口言葉の難易度としては昼の部よりさらにアップしたような気がします。
「こりゃ無理だ」と早くも諦めムードのめぐさんでしたが、会場の皆さんの声援に後押しされてチャレンジ! 
しかし、2回目の「9牛 ぎゅうぎゅう」で詰まり、頭を抱えてしまいます。
そして、そんなめぐさんに、追い打ちをかけるように爆弾の音が響くのでした……。


気を取り直して、遠方から会場に足を運んでくださったリスナーの方をご紹介するコーナーへ。

「めぐさんが女神に見えるんです」というのは熊本県のまっぴ~さん。「ちゃんと目の検査はしてますか?」と謙遜するめぐさんですが、その理由は「公録の日こそ僕の誕生日だからです」とのこと。これは素敵な偶然ですね。今年は忘れられない誕生日となるでしょう。

また、北海道・札幌市にお住まいのナナフシさんは、中学生からリスナーになって8年、今回の公開録音が初応募で初当選という幸運の持ち主です。
会場にいるご本人に対し、めぐさんは「北海道はもう寒い? 風邪を引かないようにね」と温かい言葉をかけられました。

また、島根県のMAX280馬力さんや香川県のライムのど飴さんも、葉書が読まれると会場の席から元気よく挙手してくださり、めぐさんも同じくらい元気に「ありがとう!」と返していました。

続いては会場の皆さんから送ってくださった、番組宛てのお葉書を紹介していきます。

埼玉県の塩バニラさんが、めぐさんとの初めて出会ったのは「スレイヤーズNEXT」。「前向きすぎる声に耐えられずラジオを消したこともありますが、そんな前向きなところがやっぱり好き」という葉書を送ってくださいました。
離れた時期がありながらも、こうして公開録音にまで会いに来たということは、やっぱりめぐさんが好きなんですね。

「とっても素敵なお葉書です」と前置きしてめぐさんが読み始めたのは、千葉県の千葉県在中の兄貴&四葉こはくさんのお葉書。この方は今年1月にご結婚、新婚旅行をする前に旦那さんとお2人でこの公開録音に参加してくださったとのこと。会場にいらっしゃるご本人に「おめでとう、よかったね!」と、ご結婚とご当選を祝福するめぐさん。「いやー、色々な人がいるね」としみじみ話すのでした。

ちなみに、昼の部と夜の部では読まれる葉書が違いますが、それについてめぐさんは「昼の部の方たちはコンパクト文章が中心で、夜の部のほうは文章が長い方、個性的な方が多いですね」とコメント。全ての葉書に目を通しているめぐさんだからこそ可能な、興味深い分析結果でした。

お葉書コーナーのあとは、さまざまな方からのお祝いビデオメッセージコーナー。
昼の部とは違う方たちがメッセージを寄せてくださっており、めぐさんも楽しみにしながらスクリーンに注目します。
トップバッターは森川智之さんと檜山修之さん。なんと森川さんがネコ耳、檜山さんがリボンを付けての登場です。「伊達や酔狂で付けているわけではなく、今回のテーマ『萌え』に沿っています」という森川さんと檜山さん。「いつまでも林原大先生にずっといじられていたい」とのコメントを交えながら面白トークが炸裂させていましたが、900回突破については触れずじまい。それを見ていためぐさん、思わず「お祝いコメントじゃないの?」とボソリ。

続いては堀江由衣さんが登場。堀江さんが語るめぐさんの萌えポイントは、「初めてお会いしたときからスタイルが全く変わっていないところ」だそうです。
昼の部と合わせて、皆さんが話す萌えポイントがそれぞれ異なっていますが、それだけめぐさんには多くの魅力があるということなんですね。

さらに、作曲家のたかはしごうさんと、真野恵里菜さんからもメッセージが届きました。
たかはしさんはめぐさんに曲を提供しているほか、カルナバルバベルリバイバルでめぐさんとのデュエットもしています。そしてそのジャケットは顔は半分しか写っていません。一般のイベントへの顔出し(時々モザイクあり)は今回が初めて。「林原めぐみさん、そして公開録音に当選された方、おめでとうございます」とお祝いしつつ、ご自分のCDの宣伝をおちゃめに入れ込み、めぐさんは「(空いた口が塞がらず)あごが外れそう」という感想を……。

また、「ハローキティ」の舞台「恋するハローキティ」に主役で出演されている真野さんは、1991年4月11日生まれの18歳。「『Tokyo Boogie Night』の放送は1992年4月11日で、私が1歳のお誕生日のときに番組が始まったんですね」と感慨深げです。


「めぐさんを師匠と思っています」とのメッセージを送ってくださったのは、山寺宏一さん。めぐさんの萌えポイントは「強がりなところ」とのことです。素敵な答えにめぐさんも笑顔で「ありがとう」と答えます。

そして締めは、おなじみ日髙のり子さん! 
日髙さんはめぐさんの萌えポイントとして、「普段は無愛想なのに、おいしいものを食べているときはすごく幸せそうな顔になるところ」を挙げていました。

ビデオを見終えたあと、最後に「愛されているなとつくづく思います」と語るめぐさん。
ご自身の頑張りと同時に、多くの方に支えられて今のめぐさんがあるんですね。

これで公開録音パートは終了、次はライブパートへ突入です。

まず「プリズムアイ」「FAI・FAI・TU!」「Only One」「Touch and Go!!」の萌えメドレーを披露をしためぐさん。
「この曲をリリースした当時は“萌え”があまり分からなかった」とのことですが、現在、自分の曲を聴いて「こんなにかわいい曲だった」と気付かされたそうです。そんな萌え萌えの新曲が「ぷらMYぷらす」。曲名は「プラスマイナスはゼロじゃない、プラスにしていこう」という思いからつけられたそうで、この曲を歌うめぐさんからは、以前よりさらにパワーアップした「萌え」が感じられました。

 
また、昼の部と同じく「萌えアニメ映像」も公開されました。

「万能文化猫娘」のオープニングテーマ「夢 Hurry Up」、「魔法のプリンセスミンキーモモ」のオープニングテーマ「夢を抱きしめて」、「BLUE SEED」のイメージソング「星を飛び越えて」、「スレイヤーズ」の「乙女の祈り」がそれぞれの映像とともに流れ、作品をご存じの皆さんはアニメと歌を懐かしさいっぱいの顔で見入られていました。


続いては「Give a reason」「Plenty of grit」「Front breaking」「砂時計」「Revolution」の「スレイヤーズ」メドレー。
歌い終わった後、めぐさんは「私の(萌えの)歴史に終止符を打ったのがリナ=インバースでしたねぇ……」と思い返されていました。とはいえリナのかわいらしさは誰もが認めるところですし、本日のめぐさんに向けても「かわいいー!」という声が会場からあちこちから聞こえていましたよ。

そして「集結の園」を披露したあと、めぐさんから「アルバムをそろそろ考えようかな」と嬉しい発言が! 
そのアルバムに絶対入れたいと思っている曲として「www.co.jp」の名前が挙がります。この曲をバラードバージョンにしてみたところ、切ない恋愛の歌というよりは、なかなか口にできない感謝をたくさん込めた歌になったそうです。
「今日初めて生で林原を見たという人も多いと思います。そういうチャンスがまだ自分の活動の中で持てているのがありがたいです。感謝のしようがありません」と会場へ足を運んでくれたファンの皆さんに改めてお礼を述べながら、「www.co.jp」バラードバージョンを静かに歌い上げるめぐさん。
ファンの皆さんは全員座ってめぐさんの歌に聴き入っていました。

そして最後に「葉書で当選するというアナログな雰囲気が残るラジオの空間をこれからも大切にしていきたいと思っています」と語っためぐさんは、ラストの曲「Tokyo Boogie Night」で、会場の皆さんと元気を爆発させました!
この元気がある限り、番組はずっとずっと続いていくでしょう。
  
「長くやるってすごいことだなぁって実感します。こうして日頃会うことができない皆さんの顔を見ると、900という数字が重くのしかかる気もしますが、でもその重さが心地いいです。ありがたいです。会場にいるみなさんは葉書を一枚書いて投函するという行動を起こした先に今この瞬間があって、全てそういうことなんじゃないかなって思います。はがきを書く、書かない、友達の誘いに乗る、乗らない、行く、行かない、食べる、食べない。行動の先に何かがある。そこで傷付いたりもするけど、すごい得したりすることもあって。行かないほうがいいかな、って時は行きたくなくて、いった方がいいかなって時はちょっと行きたくて。既に答えは自分の中にある。でもなかなかそんなにきっぱり決められない。私に背中を押してほしかったり、何かを言ってほしいと思ったときはお葉書ください。私なりの責任を乗せてちゃんと答えたいと思っています。長く応援してくれてる人、途中からでも林原めぐみという名前をちょっとでも脳裏に持ってくれている人、ありがとう。みんなを裏切らないようにこれからも普通に一回一回を重ねていきます。お相手は林原めぐみでした。来週も絶対See You Again! バイバイ」

こうして、昼と夜の2部に渡っためぐさんの一大イベントが終了しました。
めぐさんの挨拶が終わっても、会場はなかなか拍手が止まず、これまでの感謝とこれからの期待が込められているかのようでした。
めぐさんと「Tokyo Boogie Night」のさらなる躍進が楽しみです!
 
 
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