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News/Special
 

2006年12月に発売したセカンドアルバム「しあわせのいろ」も絶好調の
野中藍ちゃんが、ついに初のライブを開催!
まさに2007年の年始を飾るにふさわしいビッグイベントが、1月7日に東京・SHIBUYA-AXにて開催された。

 














 

開演時間の17時が迫ってきたところで、会場を埋め尽くすファンのみんなに、藍ちゃんの声が届けられる。


「みなさーん、いますかー? 関係者さんもいますかー? スタッフさん、準備OKですかー? ダンサーさん、OKですかー? ……よーし、野中藍も準備OKです! じゃあ、いくよぉ! 『新春アイぽんショー』、スタート!!」



その言葉と同時に、元気に飛び出してきた藍ちゃん。1曲目は「アンダンテ」で幕開けだ。イメージカラーである緑色の衣装に身を包んだ藍ちゃんを、会場のファンは緑のライトを振って応援する。
8人のダンサーと共に踊る振り付けもばっちり決まって、『新春アイぽんショー』が最高の形でスタートを切った。

2曲目の「espresso」を歌い終えたところで、この日最初のMCへ。


「みなさん、あけましておめでとうございます! ことよろ、です! お客さんもいっぱい来てくれてよかったです。『ああ、いっぱいいる!』と思って、裏で泣きそうだったんですけど、さっきリハで泣きまして……(笑)。なので、なんとか今、笑顔で立ってられます! もう7日なんですけど、まだまだ正月気分で、今日は楽しんでいってください! というか、一緒に楽しみましょう!!」


新しい年の初めに藍ちゃんの笑顔が見られるなんて、こんなに幸せなことはない! この挨拶を聞いて、誰もがそう思っていたに違いない。と和んだところで、次の曲へ。


「次はですね、3曲をひとつの物語にしてみました。これはしっとりと、はんなりお送りしたいと思います。今から『クロかわいい』は忘れてください(笑)。白い心でやるので、お願いします。それではゆったりと見てください。――『ちいさなアイの物語』」


 ステージにはテーブルと椅子が用意され、そこで手紙を書く藍ちゃんのシーンから物語は始まる。


「昨日、懐かしい手紙たちを見つけました。おかしくて、懐かしくて、しょうがないから、今、久しぶりに君に手紙を書いています。『お元気ですか? 私は元気です。今日はいい天気ですね。明日は雨だそうです。残念です』――伝えたいことが全然書けなくて、何度も何度も書き直した手紙たち。君に一通も届けることができなかった手紙たち。でもね、一回だけ、君のうちまで届けに行ったことがあるんだよ。知ってた? ……よっし、できた!」


書き上げた手紙を持って歌う歌は「初恋フリル」。歌いながら、手紙を見つめる藍ちゃんの顔は本当にうれしそうで、「一体、誰に当てた手紙なんだろう?」と、見ていてやきもきしてしまうほど。
そうして、曲が終わると、藍ちゃんの携帯の着信音が鳴った。


「もしもし? ……え? えぇぇぇぇぇ!? デートぉ!?」


続いての曲は「夢のドライブ」。ああ、きっと今、藍ちゃんは幸せなデートの真っ最中なんだろう。この恋の行方が気になるところだが、物語は一転、意外な結末を見せた。


「『じゃあ、またね』。……あれから、何十回、何百回約束したけど、最後の約束は守れなかったね」

季節は流れ、白いコートを羽織って登場した藍ちゃんは、「ゆきなみき」をしっとりと歌い上げる。せつない別れの歌に、藍ちゃんもとうとう涙ぐむ。

「『お元気ですか? そちらの天気はいかがですか?』。これが、最初で最後の手紙です……。ばいばい」

物語が終わり、深々と一礼する藍ちゃんを、万雷の拍手が包む。そして、素の笑顔に戻る藍ちゃん。

「泣けました? 泣けました!? いつも、いいこと言えないから、今日はみんなのことを泣かせてやろうと思って、『ちいさなアイの物語』をお送りしてみました。……じゃあ、しんみりしたところで、みなさん、飛び初めです! 2007年の飛び初めをしましょう!」



ここからは、これまでに藍ちゃんが出演したスターチャイルド作品の主題歌やキャラクターソングをメドレーで披露。もちろん、元気な曲が多いので、藍ちゃんの言うとおり「飛び初め」にはもってこいだ。
曲は、「ルーレット☆ルーレット」(『ぱにぽにだっしゅ!』)〜「ふんわか・おれんじ」(『がくえんゆーとぴあ まなびストレート!』)〜「にちようび」(『魔法先生ネギま!』)〜「Shooting Star〜夢へと届け〜」(『宇宙のステルヴィア』)〜「1000%SPARKING!」(『ネギま!?』)〜「教えてせんせいさん」(『瓶詰妖精』)。
聴きながら、一条さん、みかん、木乃香、しーぽん、ほろろたちの姿を思い浮かべていた人も多いのではなかろうか。

「ここで、メドレーを盛り上げてくれたダンサーの皆さんを紹介したいと思います!! ……ちょっと待って、ライブ風にかっこよくいくから……、『じゃあ、ダンサーを紹介するゼ!!』」。

わざわざ「ライブ風」に言い直すあたりが、いかにも初めてというか、藍ちゃんらしいというか……。
とにかく、メドレーでひと汗もふた汗もかいたところで、ちょっと休憩しておしゃべりを楽しむことに。
ここで藍ちゃんは、会場に向かって「明日、成人式の人」「受験生の人」「メガネの人」「クリスマス前にふられた人」「A型の人」などがいないかと問いかけていた。なるほど、会場のファンとこうやってコミュニケーションをとることも、確かにライブの定番である。
先ほどのダンサー紹介といい、藍ちゃんは「ライブ風」のことを一通りこなそうとしているのだな……。
そう思っていたら、どうやら藍ちゃんの真意は別のところにあったらしい。

「何が言いたかったかというと、DNAの成分はみんな一緒なんだって。で、組み換えが違うだけなんだって。詳しくはね、『ボイスニュータイプ』さんを見てください(笑)。だから、偉い人も、偉くない人も、ふられちゃった人も、今日は一日楽しんで帰ってくださいってことが、言いたかったんです!」


つまり、藍ちゃんは雑誌の取材で学んだ知識をトークに絡めて話したかったようだ。ちゃんと伝わったかどうかは微妙なところだけど、それもまたご愛嬌。
気を取り直して、次の曲に行ってみよう!

「汗をかいたので、次はちょっとしっとりと、風を感じていただければなと思います。聴いてください、『Jewelry Heart』」

ここからは、「Jewelry Heart」「はじめての日曜日」「幸せの種」と、しっとりめの曲が3曲続く。
藍ちゃんの、聴いているだけで心が温まるような歌声の、本領発揮といったところだろうか。
その歌声に身をゆだねるのは本当に心地よく、すっかり会場がほんわかと暖かい空気で包まれていたが、「幸せの種」を歌い終えるのとほぼ同時に、藍ちゃんの口からは「はぁぁぁぁ〜! 緊張した〜!!」との叫び(?)が飛び出した。 そして、彼女自身が抱えている、大切なある思いが語られる。
「私、そんなカリスマ的でもないし、『武道館めざします!』みたいなことでもないし、私にできることは、思い出が作れればいいなと思って。私が消えちゃっても、何か残るじゃないですか。そう思って、今回みんなが首から提げているタオルや、私も付けてるタトゥーシールとかに、リボンをあしらってみました。本当は星だったんですけど、わがままでリボンにしてもらいました。今回のライブもプレッシャーがいっぱいあって……。でもね、私、つらい時に支えてくれたみんなのために、『藍ちゃんにいっぱい歌ってほしい』とか『歌うところが増えてうれしいです』とか、そういうのにちょっとでも恩返しができたらと思って歌を始めたので、これからも皆さんが望んでくれる限り、歌いたいなって思ってます!」  

  いつも笑顔の藍ちゃんが見せてくれた「ホントのホンネ」の部分に、会場からはこの日何度目かの盛大な拍手が沸き起こる。いつまでも藍ちゃんの歌を聴いていたい、誰しもがそう心から感じた瞬間だ。だが、この日のライブはもう残り3曲。わずかな時間だが、残りのすべてのエネルギーをかけて、会場中が盛り上がる!

「エスカレーターライダー」ではサビの「君に会いにゆくよ」のところで客席を指さす藍ちゃんのしぐさがとってもキュート。「ピース!」では、ダンサーと共にタオルを振り回して踊る姿が印象的(藍ちゃんいわく「angelaさんのパクリ」だとか……)。そして最後は「LOVE@MESSENGER」で、パラパラのダンスをかっこよく決めてフィニッシュ!

「2007年おめでとう! そして、今日来てくれてありがとうございました!!」

いったん幕は下ろされたが、当然のごとくアンコールの声が巻き起こる。嵐のような歓声にこたえて再び姿を現した藍ちゃんは、「ライブっぽく」黒のTシャツ姿だった。客席からは「回って!」の声がかかる。

「え? それ、いいの? やっても? (くるっと1回転して、「かわいい!」の声が上がる)……チッチッチッ。『かわいい』じゃなくて、『ク・ロ・か・わ・い・い』」


これから持ちネタになりそうなやりとりを終えたところで、本当の最後の曲へ。2007年は「クロかわいい」で押すという藍ちゃんだが、最後はやっぱり清らかな心になって、「トキメキの言葉」で締めくくられた。そして、歌い終えた藍ちゃんは、ここまで堪えていた涙を一気にほとばしらせる。

「すごいなあ……。みんなひとりひとりおうちがあって、ひとりひとり学校とか仕事とかあって……。『幸せの種』じゃないけど、不器用で、上手じゃなくて、私が本当は皆さんに気を遣ったりしなきゃいけないのに、いつも気を遣ってもらってばかりで……。本当はピンクのライトとか持ちたいだろうに、緑とか持って……」

 
 
  泣きじゃくりながらも、ファンへの感謝の気持ちを、ゆっくりと言葉にしていく藍ちゃん。その様子を見て、会場中から「頑張れ!!」の声が飛んでくる。それに支えれて、藍ちゃんは再び顔を上げ、しっかりと別れの挨拶をするのだった。

「もっともっと頑張ります! 今日ここで、隣の人とメールアドレスを交換して帰ってください。それで、いっぱい友達作って、また遊びに来るときは、またみんなで盛り上がりましょう! ということで、『新春アイぽんショー』、これにてお開きです! 今日は、みんなの笑顔が見られてよかったです! 本当に今日は、ありがとうございました!!」

こうして、藍ちゃんの記念すべきファーストライブは大成功のうちに幕を閉じた。
なお、この日の模様は3月28日に発売される野中藍初のDVD『AI☆PON the FILMS』に収録される。
当日のライブ映像のほか、貴重なオフショットやPVなども収めたこの商品、ファンなら見逃す手はないぞ!!

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