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  東京国際映画祭と連動したエンターテインメントの祭典として、各種アニメステージなどが行われる毎年恒例のイベント「秋葉原エンタ祭り」が、今年も秋葉原で開催。
10月26日には秋葉原UDXの2階にあるAKIBA SQUAREで、「屍姫 赫」「とらドラ!」「今日の5の2」と、スターチャイルドの新作TVアニメ3作品が一堂に会したステージ企画「スターチャイルド 秋の3作品合同イベント」が、多くの観客を集めて行われた。

 あいにくの雨模様だったが会場は熱気ムンムン。各番組を代表して「屍姫 赫」から星村眞姫那役の秋山奈々さん、「とらドラ!」から川嶋亜美役の喜多村英梨さん、そして「今日の5の2」から主人公の佐藤リョータを演じる小林ゆうさんの3人がステージに登場すると、客席からの大きな拍手と歓声が湧き上がった。

「みなさんこんにちは! 『屍姫 赫』で星村眞姫那役を演じさせていただいています秋山奈々です。こういったイベントは約3年ぶりなのでちょっと緊張していますけど、皆さんと一緒に楽しんでいけるように頑張りたいと思います」(秋山さん)

「みなさーん、おっかえりー!(笑) 『とらドラ!』からまいりました喜多村英梨です。今日は頑張りたいと思いますので、よろしくお願いしまーす!」(喜多村さん)

「皆さま、今日は雨の中いらっしゃいませ! 私『今日の5の2』から参りました佐藤リョ−タ役を演じさせていただいています小林ゆうと申します。今日は頑張っていきたいと思いますので、どうかよろしくお願い致します。」(小林さん)

 それぞれの挨拶に続いて、番組代表である彼女たちによるゲーム対決がスタート。今回の対決は、各チーム対抗で3回戦の勝負をしてもらい、それぞれポイントを積み重ねていき、一番高いポイントをゲットした番組が、ごほうびとしてイベントのラストに、一番長く番組の宣伝映像を流すことができるというものとなっている。

 ちなみに、各キャストにはパートナーとして番組の宣伝マンがサポートについていたのだが、「屍姫」は契約僧姿、「とらドラ!」は学ラン姿、そして「5の2」は何と、リョータと同じランドセルの小学生姿で登場! 驚きのコスチュームに客席からは笑い声がもれていた。

 さらに、そんな彼女たちを応援する客席のファンにはあらかじめ3色のサイリウムが配られており、青色は「屍姫 赫」、赤色は「とらドラ!」、黄色は「今日の5の2」と、それぞれのカラーに別れて各チームの応援団を結成。応援していたチームが優勝したあかつきには、最後のジャンケン大会で豪華賞品がプレゼントされるとあって、声援や拍手にも熱が入っていた。
 
 
 そんなこんなで始まった第一回戦は「キャラクター似顔絵クイズ」。
キャストがスケッチブックに出演しているアニメの中に登場するキャラクターの似顔絵を描き、それをパートナーの宣伝マンが当てるというものだが、開始前からその筋では「画伯」として有名な小林さんの絵に期待は高まるばかり。

 そしてついにゲームがスタートし、キャスト3人が順番に描き終わったイラストを披露。
「私、こんなたくさんの人の前でイラストって描いたことないんですね。なので抽象画みたいになっちゃったんですけど……」といいつつ、なかなか特徴を捉えた絵を描いたのは秋山さん。これは誰が見ても分かるということで、パートナーの宣伝マンが「星村眞姫那」と答え、あっさり正解となった。

 続いて絵の上手さでは定評がある喜多村さんが描いたイラストが披露されたが、これは会場から「おー!」と驚きの声があがるくらいの見事な出来映え。
「いつも目から描くので、最初の目だけ気合いを入ってあとはアバウトな感じになってしまいました」と謙遜する喜多村さんだったが、宣伝マンは即座に「川嶋亜美」と回答。喜多村さんの「亜美ちゃん、わかんなーい。けどせいかーい」と亜美の声での正解宣言に、客席の応援団から大きな拍手が送られた。

 そしてこの対決のオチは、やはり小林ゆう画伯。スケッチブックに描かれた彼女の絵が披露された瞬間、客席のファンからは、笑いとも驚きともつかない声が漏れ、微妙な空気が会場を包み込む。
摩訶不思議極まりない「画伯」の作品に、宣伝マンも首を捻るばかり。最後には苦し紛れに「……屍です」と回答するものの、さすがにこれは不正解。「ちょっとアレなんですけど、正解はもちろんオレ、佐藤リョータだ!」という小林さんの声に、客席の応援団からは「えー!?」と疑問の声が。それに対して小林さんは「オレにもこんな体調が悪いときがあるんだ!」と言い訳をすると、さらに秋山さんに笑顔を見せつつ、スケッチブックの絵を掲げながら「屍姫!」とよく分からないフォロー。これには客席のファンもステージのキャストたちも大爆笑となった。

 このゲームに正解した「屍姫」チームと「とらドラ!」チームには、それぞれ1ポイントが与えられ、対決は第2回戦「ジェスチャーゲーム」へ。このゲームは、宣伝マンのジェスチャーを見て、それが何を表しているかキャストが当てるというもの。まず一番手は「とらドラ!」チームから。

 学ラン姿の宣伝マンがどこかで見たような振りつけを披露すると、喜多村さんからは「あー、わかっちゃった!」の声が。そして「ほっちゃんの『バニラソルト』」という大正解に、会場からは大きな拍手が巻き起こる。「前日にほっちゃんに電話で『イベントに出るんで応援してください』と話したところ、ほっちゃんから『喜多村さんはできる子です』と太鼓判を押してもらっていたんです」という喜多村は、満面の笑顔で、高く左手を挙げ「ほっちゃーん! オレやったよー!!」と大喜びだった。

 続いては「今日の5の2」チームだが、小林さんが「さっきの絵の責任をとって、私が頑張ります」とジェスチャー役に立候補。その勇気に客席はやんやの喝采となったが、いざゲームがスタートすると、小林さんはステージ上で四つんばいになり不思議な仕草をし始める。その奇妙な動きに秋山さんも喜多村さんも、突っ込むことすらできず唖然。「5の2」の宣伝マンも小林さんの動きが何を表しているのかわからず、首をかしげるばかり。このままでは得点無しで終わってしまうと焦った小林さんは、正座して応援団にヒントをお願い。その甲斐あってか、回答そのものは正解ではなかったが、小林さんの頑張りに免じてなんとか0.5ポイントを獲得した。

 3番手の「屍姫 赫」チームは、問題が「最強の屍」という抽象的な内容ことだったこともあり、秋山さんが大苦戦。なかなか正解が出ず、こちらは残念ながら時間切れとなってしまいポイントの獲得はならなかった。

 そして勝負はラストとなる3回戦。それぞれのチームが、客席の応援団にある条件を出し、その条件に当てはまる人を限りなく1人に絞り込む「ONLY ONEを探せ!」ゲームだ。0人だったらポイントは没収されるが、ちょうど1人に絞り込めたチームは100ポイントも獲得できる。最下位の「今日の5の2」チームでも一発逆転も可能なだけに、各チームも応援団たちもやる気十分といった様子。

 このゲームの一番手は「とらドラ!」チーム。応援団に対して「秋葉原で一日キャッシュで50万円以上使った人」という条件で絞り込みをかけるが、これは3人と微妙な人数。

 続いて「屍姫 赫」チームが「お寺の住職さんの息子、もしくは娘の人」という条件で絞り込みをかけるが、コレにはなんと条件にピタリと当てはまる人が! よもやの大正解に秋山さんと契約僧のコスプレ姿の宣伝マンは大喜びで、会場からもよくやったと大きな拍手が送られていた。

 そしてトリを務めるのは「今日の5の2」チーム。小林さんは応援団に佐藤リョータの声で「オレ、佐藤リョータはプリン大好きなんだ。だから今日きっとこの中にプリンをカバンに忍ばせている人がいるハズなんだ! オレは信じている!!」と呼びかけるものの、残念ながらプリンを持っている人はおらず、得点は0。さらに、なけなしの0.5ポイントも没収されてしまった。

 ゲームが終わり、結果発表へ。見事勝利を収めたのは、101ポイントを獲得した「屍姫 赫」チーム。「屍姫 赫」チームは、商品として2分間の番組宣伝時間をゲットした。

 そして最下位となってしまったのが、「ONLY ONEを探せ!」ゲームで全てのポイントを失ってしまった「今日の5の2」チーム。しかし最下位となってしまったものの、小林さんとランドセルの小学生姿にコスプレした宣伝マンは元気いっぱい。
 ここで各チーム代表のキャスト3人が、イベントの感想を話してくれた。

「私自身のライブ以外では、こういったイベントに出るのは初めてでしたので、どうなるかとドキドキしてましたが、すごく楽しい時間を過ごすことができました」(秋山)

「喜多村の中では強敵だった『今日の5の2』チーム、さらに思わぬ的中をさせた『屍姫 赫』チーム、その間で安泰なウチらという感じだったんですけど、とても楽しいイベントでした。ぜひアニメでも応援してください」(喜多村)

「今日は本当にありがとうございました。チームは最下位になってしまい、客席にいる『Friends』の皆さんがパワーを送ってくれて手に入れた0.5ポイントも最後には天に召されてしまいましたが、その思いと栄誉は『今日の5の2』のキャストやスタッフさんたちにお伝えしたいと思います。元気いっぱい、小学生パワーだ! ぜひ応援してください!!」(小林)

 そして最後にステージ上のスクリーンで注目の番組宣伝映像が流された。まず「屍姫 赫」のCMが2分間、たっぷりと流され、迫力の映像とangelaの歌う主題歌に観客の目は釘付けといった様子。続いて「とらドラ!」の映像が1分間。最後は「今日の5の2」。こちらは僅か5秒間で映像が終了し、会場は大爆笑。時間は短かったが、それ故にインパクトは絶大だった。

 こうして最後まで笑いの絶えなかった「スターチャイルド 秋の3作品合同イベント」は、幕を閉じたのであった。

 
 
(C)赤人義一/スクウェアエニックス・屍姫製作委員会
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