電波女と青春男

Story

第12章 「秒速0.00000000198センチメートル」

祭りの主催権を賭けて、野球で勝負を付けようとする商店街チームVS都会チーム。
その最終試合に、商店街チーム唯1人の投手である前川さんの父が、プレッシャーに負けて逃げ出してしまった。
商店街チームの監督に就任した女々は、独断でエリオを投手に指名。
しかし、エリオに投手経験などあるはずもなく、マウンドで入門書を読みはじめる始末。この緊急事態に、前川父の捜索を命じられた真は……。