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小猿日記
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「こんどのスタジオここだった」

 本線レポートがシリアス路線だったため(しかもやけに長かった、スミマセン)、ここではつい書きそびれてしまった話を・・・。4話からは今まで使用してきた広いAスタジオから離れ、ちょっと小さ目のBスタジオへAR現場が移ることになった。しかし第3話の複線までは今まで通りAスタジオで録りであった。

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 先週の話。その3話の複線がもう始まるというのに、待てど暮らせど大地監督が来ない。「おかしいなあ。」「どうしたでヤンスかねえ。」待ちぼうけをくらうバンカラwith四郎。その内に音響監督のたなかかずやさんが新しい携帯電話について語り始める。ひゃあ、それ最新式ですか。皆で取り囲んで色々と機能を試す。ふーむ、英会話をダウンロードしてるでヤンス、へぇ電車の中でもレッスンが聴けるんだぁ。音声も綺麗ですねえ。感動しまくり。いや~コザルの携帯なんてカメラもついてないでヤンス。おおっ、大津くんのもかっこいいね、それ県立高校で流行ってるの?あ、君は県立じゃないか。現代文明の日進月歩にひとしきり盛り上がる。
それにしても遅いでヤンス!!こっちはもう最新式携帯の知識ダウンロードし終わったでヤンス!あとは買うだけ。誰か買ってェ!!

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 と、制作の方がブースに顔を出す。「大地さん、間違えてBスタジオ行ったそうです。」何ぃっ!やっちゃいましたね、監督ゥ。そこは明日の4話からでヤンスよ!くりかえすが今日まではAスタジオなのである。
 汗をふきふき大地監督がブースに現れたのはそれから数十分後。「いや~まいったまいった。」「もう、間違えないようにファックスに太字で書いて、アンダーラインまで引いておきましたのに。」と大室銀八氏。「あれ、そうだっけ、見てないよぉ~。」・・・まあ今回は紛らわしいし、しっかり者の長濱氏まで一緒に間違えていたから無理はないかあ。

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 そして翌日の4話本線AR。しつこいようだが今日からBスタジオに移動である。見学に来ているコザルは始まる直前にほんの冗談でご連絡を入れた。「本日はBスタジオですよ、なーんて余計なお世話ですか。」数分後、返信には「うわっ思いっきりAスタジオ向かってたよ!」ってくぉらっ監督~ッ!!そこは昨日で終わりでヤンスよーっ!ギャグかと思った。が本当に向かっていたらしい・・・。「もうしっかりしてくださいヨ。また携帯の話聞いてあまつさえ買いたくなっちゃったらどうしてくれるでヤンすか~!」かずやさんの話はそそられるんですっ。プロでヤンス!と意味の分からない八つ当たり。むろん本日4話複線に至り、コザルがスタジオについて再三確認したの言うまでもない。
 ところでこのBスタジオ、小さくてこざっぱりしていて、四人でぴったりバンカラサイズ♪とても気に入りました。スタッフさんの表情までくっきり見えてしまうこと以外はネ。いや、マジに怖くて振り向けません。

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 さ~て、ARスタートだいっ。場面は変身熱の出た十兵衛ちゃんを担いで助けるところ。本剣越市のモデルとなっている金沢や川越市の風景をバックに走りまくる四郎withバンカラトリオ!そんな間にも頭を整理しようとする大将と四郎。誰に聞いてるんでやんすか??難問に挑んでいる二人でヤンスが相変わらず仲悪いなぁオイ。「失敬な!この僕を誰だと思ってるんだ!」「アホだろっ・・・!」という突っ込みがナイスでヤンス。それにしても何か忘れてるような・・・ああっ!!フリーシャちゃんでやんす!!
 「申し訳ございませんでした~~っ」とダッシュで戻る俺達。往復ビンタをくらう大将と四郎。コイツ、先週もおっ母あにぶたれたばかりなのに・・・不憫な奴。しかし二人とも、この期に及んで会長の座で揉めてる場合じゃねえでヤンスよ。おやびん、よもやあんみつ屋に行くなんてアキレハテマクリ~!四郎も考えていること出まくりでヤンスよ。君はコイノスベさんかっ。

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 そんな彼も「まだ凄い熱だ・・・さ、僕に掴まりたまえ」というセリフは、以前のように少し「正義のダンディ竜乗寺四郎」っぽさを出していきます。いつも期待通りに濃いキャラをつくりあげてくる大津君も、ここでは少し爽やかな先輩を演じることを求められました。バンカラトリオと一緒になってはっちゃけてしまった四郎ですが、ふとしたところで昔の二枚目の面影を見せます。ですが、大津くんなかなか難しそうですっ。こ、これは意外でヤンした!さらに名前もまだ覚えてもらってない衝撃の事実発覚。名誉挽回、ここで超ナイスアイデ~アを打ち出さなければ四郎じゃない!意気盛んに「よし、僕に良い考えがある!」と言った瞬間、「仲良し作戦~!」と大猿小猿に持っていかれる。「ああっ!それは僕の作戦っ・・・」情けなしろ~。

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 先週から続いて「転校生ラブリーズファンクラブ」といい「仲良し作戦」といい、ことごとく自分のお株が横取りされつづけていた四郎。しかしとうとうリベンジのチャンスが到来したんでヤンス!自由を美人のおばちゃんに預けて家の外に出る四人。「ではいったん引き上げるとするか・・・」というセリフを大津くんが言った時だった。
 「えっと、四郎の台詞「引き上げるでゴンスか」に変えます。」と音響監督。んんっ、もしやそのセリフって!大猿兄ィちなみさんが主役やってる某アニメの小鬼の口癖ではっ?「だが、菜ノ花君は親御さんに心配をかけたくないのだ・・・」という二枚目バージョンゆえに、後の「ゴンスか」には笑った笑った。
 そして別の日にコザル、青小鬼を演じられている一条和矢さん(ミック)にそのことをお話したところ・・・「それ俺のセリフや~っ!!」といつもの四郎と同じ反応!!くすくす、よかったじゃないか、四郎!(番組違うケド)。
 Bパートも一瞬で終了♪複線ARさくさくっと終わりました。コザルの日記も今日はちょっと短めでヤンス。
これからの『十兵衛ちゃん2』もどんどん面白くなってきますから、どうぞお楽しみにしていてくださいネ。
本日もお読みいただき有難うございました~★★★

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あとがき            
(C)大地丙太郎・マッドハウス/j2製作委員会