ご自分の役柄の説明をお願いします。
「藤澤さくら役です。高校を卒業してすぐ“気特対”に入った新入りです。言葉遣いがよろしくない子で、自分がこの人にはかなわないなと思うまでは敬語は絶対使わないんですよ。社会で生きていくには子供ですよね。子供なんですけど、芯はすごくしっかりしています。常にテンションは高くて、気特対室にいると完全に浮いてます。こんな紫と黄色のシュシュつけて(笑)」。
ドラマを説明すると?
「モンスター(=M)を中心に描いたドラマなのかと思ったら、そうでもなかったです。気特対室にとってはMの出現は日常的なことなんです。人間味にあふれた、普通に生きている人間のドラマっていう感じですね。そこが見どころです」。
そのMのイメージがどうしても沸かないんですよ。
「私もイメージできないです(笑)。現場にいる時はみんなで探り探りでしたね。監督と話しながらイメージするしかなかったですね。こんな風に動き回ってるよとかパタパタしてるよとか。でも、それでもイメージできなくて。みんなでとりあえずビックリしてればいいんだよねって(笑)。でも、本当にMがいたら相当ビックリですよね。その時は最高の演技ができると思うんですけど(笑)。とにかくリアクションが上手くなりましたね。新境地開拓ってわけじゃないですけど、新しい自分を出せたかなと思います。リアクションを極めました」。
共演した尾野さんはどうでした?
「私は人見知りなので、最初は緊張してたんですけど、お昼ご飯を一緒に食べようよって誘ってくれてたりして。それからは頼りになるお姉さんという感じでした」。
でも、役柄としては年上にもタメ口で接する役という(笑)
「こんな子がいたらムカつきますよ! もし周りにいたらグチを言いますね。だって家に帰ってもイライラしちゃうじゃないですか」。
デビューして4年ですけど、どこか変わったところはあります?
「話せるようになりました。緊張でなかなか話せなかったんですよ。中学校に入ると上下関係ができるじゃないですか。それで内気になっちゃって。それが治ったんです!」。
他には?
「身長が伸びましたね。今163cmです」。
デビュー時は?
「160です」。
そんなに変わってないですよ(笑)。
「でも、中1で150cm だったんですよ!」。
それ、普通の成長期です(笑)。