KING AMUSEMENT CREATIVE | SONIC BLADE

屍姫 赫/屍姫 玄 NEWS/SPECIAL SCHEDULE STORY STAFF/CAST
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――マキナの第一印象を教えてください。
何に対しても動じない、すごくクールな印象を抱きました。
それと、眞姫那(以下マキナ)が制服を着ていたので「この子が戦うんだ!」ってビックリして。 普通の女の子に見える彼女が「どういう風に戦っていくんだろう?」と楽しみになりつつ……でもやっぱり、驚きの方が大きかったです。

――では、実際に演じられてみていかがでしたか?
オーディションの時から「屍に対することだけに感情が動いて、それ以外は冷静な子なのかな?」と思っていて、本番でもそういう風に演じるつもりだったんですけど……。
でもそれは彼女の表面にすぎなくて、生前の優しさだったり、生き返ったのはシカバネを殺すためだけじゃないという部分も意識するようになりました。 そういう冷静でいなきゃいけないっていう中で、子供や女性に対する優しさをどう出していくのかがすごく難しいですね。 お腹から声を張るシーンも多くて「しっかりキメるにはどうしたらいいんだろう?」とか色々悩みつつ、向きあっています。
あと原作では普通の女の子っぽいというか、ギャグシーンもあるんですけど、アニメではあまり笑ってなくて。いつ笑ってくれるのかも楽しみです(笑)。

――秋山さんは声優初挑戦ですが、アフレコに対する感想を聞かせてください。
まだまだ試行錯誤な所があって、どれが正しくてどれが間違ってるのかを探っている途中というか……。 人と人とのレスポンスでお芝居するのは実写もアニメも変わらないんですけど、絵を交えて演技する、その独特の感覚をつかむのに慣れてなくて「難しいな~」と感じる面もあります。
ただ、ある話数のときに「何も考えないのが私は一番いいんだ! マキナとしてそこにいて、自由にお芝居するのがあってるんだな」と気づくことができて。 こうしなきゃいけないっていうのを踏まえた上で自由に演技するのが自分の中でしっくりくるので、それを今後も、ほかのお仕事でも、ずっとやっていけたらと思っています。
最初はほんとに「どうしよう、どうしよう!」っていうばかりだったのが、ちょっとずつ楽しめる余裕も出てきました。 これから、もっともっと自由に、好きなように演じられる自分になっていきたいです。

――原作を読まれた感想を教えてください。
女の子が戦ったりだとか、ホラーやスプラッタ的な要素であったり、いわゆる戦闘もの・アクションものなんですけど、でも「屍姫」はそれだけじゃないんですよね。 心のつながりや、人と人がいてそこに生まれる何かがあって。 ただ怖いとか気持悪いっていうんじゃなく、苦しさも痛みもいろんな感情が描かれていて、そういう所が私は好きです。

――“屍姫”という存在については、どう思われますか?
「景世もオーリも一緒にいてくれるけど、それでも私は死んでいる」っていう状況や「違う世界の人間」という重みがありますよね。 屍姫となって生き返っていることによって、また楽しいこともあるのかもしれないけど、それ以上に刺さるものだったり、つらい思いをしなきゃいけない機会がいっぱいあるだろうし……。すごく寂しい存在というか、孤独という意味での「独り」なんだと思います。

――オーリと景世について、どう思われますか?
オーリは普通の、純粋でなんでも受け入れて、好奇心も旺盛で、他人のことを気にかけることが自然にできる子なんだと思います。
たとえば「誰かが倒れてる、助けなきゃ!」じゃなくて、意識する前に瞬間的に走り出しているというか、誰かを思いやる気持ちが常にあるんですよね。 本当にまっすぐで、まっ白な男の子だと思います。
景世は、いろんな面を持っているので「どれが本当なのかな?」って不思議になります。 マキナにとっては懐が深くて全てを包んで受け止めてくれる安心できる存在でもあるし、契約して一緒に戦ってくれる大事なパートナーで、必要不可欠な人ですね。

――最後にファンの方にメッセージをお願いします!
アニメならではの要素や迫力を増したアクションシーン、さらに原作にはないお話も出てきます。 感情を深く描いているので、すごく見応えがありますね。 すでに作品をご存じでアニメも楽しみに観てくださっている方、今回初めて「屍姫」を知った方にも楽しんでいただけると思います!
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(C)赤人義一/スクウェアエニックス・屍姫製作委員会
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