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COACH 涼風
     
  TVアニメ「涼風」のオープニング曲・エンディング曲を担当したCOACH☆。歌はもちろん、アニメにラジオにお芝居にと幅広い活動を行ってきた彼女たちが、3月18日をもって活動を終了することが決定。最後のイベントとなる「CAOCH☆ Fair Wind インストアイベント」の模様をお届けしよう!  
CAOCH☆の元気な姿を見られるのはこれが最後とあって、会場となった代々木アニメーション学院アキバ校には、予定を大幅に上回るお客さんが来場。イベント開始前から会場は激しい熱気に包まれていた。
そして司会の挨拶の後、割れんばかりの拍手と歓声に迎えられて、CAOCH☆のメンバー、manaちゃんミッチーハッちゃんユミちゃんアケちゃんがステージに登場! 会場のテンションは一気にヒートアップした。
「予定よりもはるかに多いお客様で、ホントに嬉しいです!」と、戸惑いながらも素直に喜びを口にしたCAOCH☆。まず、彼女たちの原点である「スタートライン」を披露した。
お客さんも歌に合わせて手拍子を送り、彼女たちと同じ振りつけをしていた。
お客さんの振りつけの上手さに「みなさん、振りも完璧でしたね(笑)」と驚いていた5人は、続いて「青いフィールド」を熱唱。明るくテンポのよい曲にお客さんもノリノリで、先ほどを上回るほどの手拍子が会場を埋めつくした。
ここでCAOCH☆からお客さんに、初美ちゃんが3月12日にお誕生日を迎えたとのお知らせが。一つ大人になった初美ちゃんに、メンバーとお客さんから惜しみない拍手と「HAPPY BIRTHDAY TO YOU」が贈られた。思わぬお祝いに初美ちゃんは「この人数でお誕生日を祝ってもらったのは初めてです」と大喜びだった。
この次は「とっくん男子」番外編。「とっくん男子」とは、CAOCH☆がパーソナリティを担当しているインターネットラジオ「涼風Radio COACH☆しちゃうぞ!」(イベント時には放送終了)のコーナーで、リスナーの恋の相談に答えるというもの。この日は「彼女が結婚を意識していますが、みなさんはどんなプロポーズをされたいですか?」との質問に、「冬ソナみたいに、雪だるまに指輪を入れて欲しい」(ユミちゃん)「ストレートに言われる方がイイ。いいムードになったときに言って欲しい」(ハッちゃん)「夕方の浜辺でロマンチックに」(ミッチー)「船を貸し切って海上クルーズしてるときに、全財産を君にあげるよって言って欲しい(笑)」(アケちゃん)「ストレートにいっていただければ嬉しいです」(manaちゃん)と、それぞれ個性的な答えをしていた。また「自分の近くでお弁当を食べている女子に話しかけたいけどどうしたらいいですか?」との相談には、「近くでお弁当を落とせば、お弁当を分けてくれるかも?」との珍回答が飛び出した。
ここでメンバーはいったん退場し、それぞれのソロ曲披露のコーナーに。
最初に登場したのはアケちゃん。曲は、アケちゃんが『涼風』で演じていた藤川美穂のキャラクターソング「あこがれ」。美穂がお兄ちゃんと呼んで慕っている主人公・秋月大和への思いを歌った曲を、美穂のイメージそのままに、かわいく歌い上げた。

続いて登場したユミちゃんが歌ったのは、彼女が『涼風』で演じている桜井萌果のキャラクターソング「乙女座の恋」。大和への報われない思いを歌った曲を、切なく、しっとりと歌った。
manaちゃんのソロ曲「花信風」は、manaちゃんのオリジナル曲。なんと彼女が作詞を担当しており、お客さんに披露するのは今回が初めてとか。ギターを携えて現れたmanaちゃんのいつもと違うかっこいい姿と確かな歌唱力に、お客さんも驚きの声を上げていた。

ミッチーのソロ曲「My Love」は、『涼風』で彼女が演じていたアイドル・白川奈々のキャラクターソング。アイドルソングらしい華やかな曲に、ミッチーの艶のある歌声が実によくマッチしていた。

ハッちゃんのソロ曲「ヤクソク」は、『涼風』で彼女が演じている松本恵美のキャラクターソング。お客さんに「手拍子をお願いします」と言うと、ワンフレーズワンフレーズを噛みしめるように、じっくりと歌っていた。
そして楽しかったイベントもいよいよクライマックス。「5人集まってずっと仲良くやってきたのに、これで最後なんて寂しいものがあるんですけど、最後まで楽しくやらせていただいて感謝の気持ちでいっぱいです。これまで支えてくださったファンのみなさんと、スタッフのみなさんに感謝を込めて歌います」という彼女たちが披露するのは、『涼風』のエンディング曲第2弾「君のこと」。正真正銘、最後となる彼女たちの歌を、お客さんたちは一声も逃すまいと聞き入っていた。
イベント終了後は、お客さんひとりひとりとの撮影会&握手会。どのお客さんも、CAOCH☆に温かい言葉をかけ、名残惜しそうに会場を去っていった。こうしてCAOCH☆の活動には終了した。これからは、メンバーそれぞれの活躍に期待したい。

(C)瀬尾公治・講談社/マーベラスエンターテイメント
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