アフレコを終えたばかりのメインキャストの皆さんに、作品に対する意気込みをうかがったぞ! 個性的なキャラクターばかりのアニメだけに、声優の皆さんも様々な印象をお持ちのようです!
 
――演じられるキャラクターについてと、アフレコを終えられてのご感想を聞かせてください。
神田朱未(有坂香月役)
「勇治のお隣の家に住む幼馴染で、いわゆる『ツンデレ』キャラです。基本的にはとっても可愛らしい子なんですが、Hなことを極端に嫌がるところもあって、どことなく昔の時代の女の子の雰囲気を感じさせますね。それから、何に対しても飛び跳ねるような大げさな反応をするので、演じていて体力がいるなーって思いました。皆さんとの掛け合いがドタバタしてて楽しいのでワクワクしながら演じています」
吉野裕行(神楽勇治役)
「勇治は典型的なHな男の子ですね(笑)。小さい頃は香月の理想的な男の子だったのに、離れ離れになって、再会するまでの10数年の間にすっかりHになって帰ってきたという。でも、男の子はやっぱりこれくらいHじゃないと困ります。僕なんか逆に彼の積極性がうらやましくてしょうがありませんよ(笑)。僕が学生時代に出来なかったことを彼が全部やってくれているような気がして、演じていて本当に楽しくてしょうないですね」
大原さやか(有坂初音役)
「初音は香月ちゃんのお姉さんです。小学生みたいな反応をする香月ちゃんと、彼女にお仕置きされて酸欠になりそうなほど悶絶している勇治君の後ろで、いつも『あらあら』ってホンワカ見守っています。優しいだけではなくて、香月ちゃんと勇治君の関係を深めてあげようと、お節介を焼くというかけしかけようとする、なかなか一筋縄ではいかないようなところが彼女の面白いところですね。それから、2人を愛情をもって見守ってくれているとても素敵なキャラクターだなと思います」
関山美沙紀(鈴原ちはや役)
「ちはやは、何でも打ち明けてもらえる香月の親友です。関西出身のキャラということで私一人だけが関西弁で台詞を喋るんですが、標準語を使う方たちの中で関西弁を喋るのは、意外と難しいんだーと最近思っております。ここ最近は、漫才のビデオを観ながら改めて関西弁を学ぶ日々です(笑)。突っ込みを入れすぎちゃって場の空気を壊すんだけど、でも悪気はないというような子っていますよね。もしそんな子が身近にいたら、その人のことを思い浮かべつつ『となグラ!』を見ていただけるとより面白いと思います」
辻あゆみ(磯川ニーナ役)
「ニーナちゃんは、アメリカ人のお母さんと日本人のお父さんの間に生まれた子供で、ハーフの女の子なんです。原作の漫画では、ニーナちゃんは寂しがりやなところがあるので、そういった部分を参考にしつつ、原作の魅力を壊さないよう、細かなところまで演じられるように頑張ります。基本は元気で明るい子なので楽しく演じさせていただければと思います」
葉月絵理乃(神楽まりえ役)
「香月ちゃんが『ツンデレ』ということで、まりえは『クーデレ(クールでデレデレ)』だそうです(笑)。私は弟がいるんですけど兄がいないので、最初は勇治に対してどういう感じで接したら良いのか難しいところでした。でもまりえの、勇治に対する感情は、好きな人に嫉妬するときの感情に近いんじゃないかと思ったので、その点をふまえつつ頑張りたいと思います。」
 
――それぞれ、皆さんが演じる上で工夫している点・苦労している点はありますか?
神田
「香月は怒り方を表現するラインがとっても難しいなと思うんです。どこか可愛いさを残しつつも怒っているというような怒り方がすごく難しくて。お芝居のうちの8割くらいが怒っている場面なので、『ツンデレ』のツンの部分をどうやって可愛く見せるか、いとおしく見せるかというところが課題ですね」
吉野
「勇治は、テンションの高さとかHなときのエネルギーがものすごく強烈で、そこについていくのが非常に大変だと思いました。でも、それと同時に彼を尊敬しているところもあります(笑)。正直、格好良いと思います。あんなふうには僕には出来ない、ホントに(笑)。もう一度、中学生とか高校生に戻れるのなら僕は俄然あんなふうに生きたい!」
大原
「初音は常にニコニコ顔で、いつもホンワカしているキャラクターです。その裏で香月と勇治にちょっかいを出しているときの、計算高さというか腹黒さが変にいやらしく見えないように気をつけています。基本的にはテンションの高い2人を見守っている役なので、その対極にある初音のテンションのギャップみたいなものを面白く出せたらなと思って演じています」
関山
「私の中では関西弁が標準語なので、関西弁で喋るほうが心の底からの感情を表現しやすいですね。個性的なキャラクターの中で、ちはやはみんなの間を取り持つような役割があると考えているので、そこも意識しながら演じています」
「ニーナはテンションが高くて、何事にも嬉しくなってはしゃいでしまうキャラなんです。でもそれが迷惑にならない、わずらわしく感じない、可愛いなと思えるくらいのテンションの高さでいけるように演じられたらいいなと思っています」
葉月
「まりえは喜怒哀楽があまりないので、初めて笑うシーンで、どういう気持ちで笑えばいいのか悩みましたね。最後まで一定のテンションでいくのかと思っていたので、まりえが笑うって分かったときは正直戸惑いました(笑)。今後あるかどうか分からないんですが、『怒り』と『泣き』の感情も表現できるように準備しておこうかなと思います」
 
――2話までのアフレコを終えて、作品の印象や、見所を教えてください。
神田
「良い意味で『バカだな~』って思えるシーンが面白いと思うんですよ。香月からすればHだなって思うようなことも、私には愛らしいと思うんです。だから、そのバカさ加減を貫き通しつつ、恋の話や家族の話もちゃんと進んでいくという、Hで面白いラブコメディーの王道みたいな作品になったらいいなと思います。『可愛いH』というのがキーポイントですね」
吉野
「僕も神田さんとほとんど同じ考えですね。基本的に明るい感じで、Hな部分とかもいやらしいというよりはじゃれ合っているような感じですから。まぁ勇治はいやらし過ぎるんですけど(笑)。必要以上にいやらしくならないように徹底しつつ、逆にこれがキャラクターたちにとってはコミュニケーションの一種なんだというのがみんなに伝われば良いと思います」
大原
「難しいことは考えずに、スーっと頭に入ってくる作品だと思います。男の子はもちろん女の子にも好感をもってもらえるアニメじゃないですかね。初音が地味にこっそりコスプレをしているので、今後彼女がどんな服を着せてもらえるのか楽しみにしたいと思います」
関山
「演じている方からも安心して皆様に観てもらえるアニメだなって思います。異世界で冒険をするというような話ではなくて身近にあるお話なので、もしかしたら自分のとなりの家が香月や勇治みたいな人なのかもしれないって想像するとワクワクしますよね」
「個人的に是非注目して見ていただきたいのが、みんなが喋っている後ろで勇治君が延々と悶絶しているシーンでなんです! 面白い台詞を言っているので、是非見逃さないようにしてほしいですね。あとは学校だけじゃなく、勇治や香月の家にもニーナがお邪魔して、楽しそうにしている彼女も見てみたいですね」
葉月
「有坂姉妹も神楽兄妹もどちらも仲が良いんですよね。おとなりさんとも仲が良いし。こういうシチュエーションって結構珍しいんじゃないかなと思うんです。それから、まりえが第1話でゴスロリちっくな可愛い服を着ていますが、あの可愛らしい衣装で銃を持っているというのが私の中ではお気に入りなので、これからも色々な衣装を着せて欲しいなと思います」
 
――神田さんと吉野さんのお2人に質問です。お互いのキャラクターへの印象を教えてください。
神田
「私は嫌いじゃないですね。あんなキャラでも今の私なら許せるというか、『よしよし』みたいな(笑)。愛すべき男の子ではあるなと思います。香月の作ったご飯を不味くても全部食べるというすごく男気もあるので、恋に落ちてもいいんじゃないかと香月に言ってあげたいです。基本的には良い男だと思います」
吉野
「香月が10数年も勇治を想い続けていたなんて、本当に純粋な心がないとできないことですよね。勇治は随分Hになって帰ってきましたけど、それでもほかの誰でもなく香月のことばっかり考えてますから、彼女が大好きでしょうがないんでしょう。だから離れ離れになっていたとはいえ、勇治と香月はお互いを想ってきたということですよね」
 
――最後に、神田さんから今後の意気込みをお聞かせください。
神田
「可愛いHとキュンとする懐かしさ、甘酸っぱさを感じるような雰囲気を、仲の良いメンバーで作り上げていきたいと考えております。みなさんOAを見逃さないでくださいね」
 
2話目のアフレコが終わったばかりとは思えない和やかな雰囲気でコメントをくださったキャストの皆さん。同席されたあべたつや監督も「勇治と香月の恋模様が主に描かれるわけですが、それを周りでホンワカ見ているキャラクターも、面白おかしく表現できればいいなと思っているんですけどね」と作品について語ってくれた。「Hで面白いラブコメディーの王道みたいな作品になったらいいなと思います」という神田さんの意気込みにも期待して、今後の展開を楽しみに待とう!