香月役の神田朱未さんが、毎回ゲストと共に「となグラ!」にまつわるお話をしていただくこのコーナー。第2回目のゲストは有坂初音役の大原さやかさんが登場です。このコーナー初の女性同士の対談は、高校時代の思い出や恋話で大盛り上がり。そして、吉野さんがお越しの回で物議をかもした「となグラ!」の略ですが、今回の対談では新たな展開が! 
――まず、「となグラ!」の印象について教えてください。
大原
「ホントにかわいらしい作品だと思いました。最近のアニメって、内容が難しいものとか、考えさせられる作品が多いと思うんですね。それに比べて『となグラ!』は特殊な設定もないし身近にもありそうな話だから、難しいことを考えないで頭をカラッポにして見られる素敵な作品だと思います」
神田
「そうですね。出てくるキャラクターも、普通の子をちょっとだけ面白く強調してる感じで。」
大原
「そうそう、そういう意味で安心して見られるから親しみやすいし、和むアニメだね。現場もすごい和み系だもんね」
――原作はお読みになりましたか?
大原
「はい、読みました。原作の初音からは『うわぁ、初音って腹黒!』って印象を受けたんですよ。普段はノホホンとして優しいお姉さんなんだけど、香月にちょっかいを出すときにいちいち根回ししたりとか、悪そうな微笑を浮かべるときのインパクトが強くて。でも、アニメは意外と腹黒さが出ていなくて、むしろ香月ちゃんに対する優しさとか見守っているときの温かい眼差しの方が強調されている感じがしましたね」
神田
「だから、大原さんがフワッと『香月ちゃん○○よぉ』って言うと、『そうかもしれないなぁ』って思っちゃうんですよ。漫画の世界だと『香月、ここでツッコめよ!』とか『何回も同じことで騙されちゃって……』って思うんですけど、実際に声に出されて言われると、毎回これでやられちゃってるんだなっていうのがすごい良く分かるようになりましたね」
大原
「そうでしょ? 私も香月ちゃんの声を朱ちゃんから聞くとすごくいとおしい気持ちになったの。漫画を読んだだけじゃ分からなかったけど『初音はこういうふうに香月を見ているんだ』って実感できたから、アフレコのときもより感情が入りましたね」
神田
「やっぱり音が入ると変わりますよねぇ。私は、漫画を読んだ後とアフレコに臨んだ後で香月の印象が特に変わったというのはないですね。でも、台詞を声に出してみて初めて『あっ、香月ってこんなときこういう声出すんだ』って自分の声を通して初めて発見したことがありましたね」
 
――「となグラ!」の略について、みなさんでお話になりましたか?
神田
「吉野さんとの対談のあと、みんなでお酒を飲みに行ったんですよ。そしたら大原さんが……ちょっと言ってみてくださいよ」
大原
「えっ……、『となりの神楽くん』でしょ!? 絶対そうだって! 絶対そうなんだって! 絶対そうなんだけど、それをちょっと格好良く『アメリカングラフティ』みたいな?」
神田
「アメリカンの意味がわからないですよ(笑)。『となり暮らしグラフティ』なんですよ!? 『となりの神楽くん』はないですよ〜!」
大原
「いやいやいや! 絶対そうだったんだって! 原作者の先生に聞いてみてよ!(笑)」
神田
「だからスタッフさんがそうだって言ったんですって!」
大原
「え〜、悔しい〜!! ずーっと信じ込んでたのに、あの日まで……」
神田
「みんなで『えっ!? それはないよね……?』ってなりましたよね! 『ギャグですよね!?』みたいな(笑)」
大原
「みんなキョトンとしてた。ショックだった〜! じゃあ、これからは『となりの神楽くん』で統一しましょう!(笑)」
神田
「そっちに合わせるんですか!? 」
 
――これまでの収録で印象的なシーンはありましたか?
大原
「今日の収録では、ニーナちゃんの台詞がたくさんあった回だったんですけど、はじめてニーナちゃんの一途な可愛さが垣間見れた気がしたんです。今の子供って、ネットとかメールとかに依存して、あまりとおおっぴらに『友達になろう』とか、『大好きよ』とか言えなそうじゃないですか。その中でニーナちゃんみたいな真っ直ぐな子って稀有な存在だと思うんです。私、実はものすごい人見知りで。『この人と近づきたいとか仲良くなりたい』と思えば思うほど不自然に接しちゃうタイプなんです。だから、ニーナちゃんの最初に人に接したときのあのキラキラした姿勢が印象に残ってますね」
神田
「私も、人との距離のとり方があまり上手じゃないですよ」
大原
「ホントに!? じゃあ、友達になってくれる!?  私は朱未ちゃんのことを『アケ』って呼ぶから、朱未ちゃんは私のことを『さぁや』って呼んでね!」
神田
「えっ、『さぁや』ですか!?」
 
――お2人が理想とする姉妹関係はどういう関係ですか?
大原
「初音と香月の関係が理想じゃないかなぁ」
神田
「うん、ホントに」
神田
「私は姉がいるんですけど、自分より身長が小さいから周りから可愛がられるんですよ。で、私よりも人気者だったりするとやっぱり嫉妬するんですね、姉妹なのに。だから香月が、美人で料理も上手で何も欠点がない初音に対して嫉妬みたいな気持ちを持ってしまうのもなんとなく分かるんです」
大原
「香月は初音に対してそういうのあるのかな?」
神田
「どうなんだろ……原作でありましたっけ?」
大原
「『お姉ちゃんは完璧で〜』っていうシーンはあったかな。でも2人は、さっき言ってた同性に対する嫉妬みたいな気持ちもちゃんと自分の中で消化できててお互いを愛してるんだと思うな」
 
――「となグラ!」に出演されたことで学生時代のことを思い出しましたか?
大原
「私は中高一貫の女子高だったのね」
神田
「ホントに?」
大原
「『となグラ!』みたいなことは起きようもなく、恋愛対象が先生しかいなかったの。だから『となグラ!』みたいな同級生同士の恋愛模様には憧れはありますよね。もてそうな先生って限られるから奪い合いがすごかったよ。『私の○○先生としゃべらないで!』みたいな。校則が厳しい学校だったからお菓子は持って来きちゃいけない学校だったのに、ほとんどの人がバレンタインになると堂々と先生にチョコを渡してたからね。先生も慣れたもので職員室に行くと机の下にダンボール置いたりしてね」
神田
「いいなぁ先生もウハウハですね!」
大原
「でもさぁ、卒業して結婚しちゃう人とかがいるわけよ!!」
神田
「うわー!! いるんですか〜!! 」
大原
「それも一組や二組じゃないの! 結構いて、『えっ、先生と!?』みたいな!」
神田
「どの段階でどうなったら結婚までいくんですかねぇ!? 」
大原
「そう! それが知りたいの!! だれも気づかなかったパターンが多くて……。私はそこには入れなかった人だから、遠くから『あの先生イイと思わない?』『うん、そうだね』なんて言ってる方だった」
神田
「うちの高校の男子はみんな女子高の生徒に憧れてましたよ」
大原
「あぁ、分かる! 妄想なのにねぇ!! すごいよ女子高って、幻滅すると思う(笑)。異性がいるから女としていようって意識が働くけど、それがなかった場合ってホントやりたい放題だから。幻想ですよ女子高の美しさなんて(笑) だから『となグラ!』みたいな関係って憧れるよね。『友達以上なのかな? でも恋人じゃないよな?』っていう狭間でドキドキしたいじゃない!!」
神田
「したいですねぇ! 共学だったけどなかったなぁ!! おかしいなぁ!!」
大原
「だから、私はその分の情熱をミュージカルにつぎ込んでハマッちゃったんだよね」
神田
「でも、そのお陰で声優の世界に繋がってますからね!」
大原
「そう! だから無駄ではなかったし、私たちは現場でドキドキできるじゃない?」
神田
「そうそうそう、そうですよね! 思う存分勇治とドキドキしますよ!」
 
――渡したかったけど渡せなかったモノ、届けたかったけど届かなかった想いはありますか?
大原
「アケはあった?」
神田
「私は付き合ってた彼氏にクリスマスのプレゼントを買ってたのに、クリスマスの直前で振られて……」
大原
「えー、凄い!! 私は特になかったなぁ……。高校のときすごく仲良くなった男の先生がいたのね。15、6歳って思春期でしょ。だから友達でもなく親でもないっていう存在がすごく有難くて、その人は恋愛対象というよりも、いろんな相談事を親身に聞いてくれる尊敬できる人だったのかな。でも、その先生に感謝の気持ちを表そうと思って、バレンタインの日にクッキーを焼いたんですよ。焦げたんですけど(笑)。私、お料理できないのに頑張ったのね! でも、最初に漫画みたいなことをして……しょっぱいクッキーを作っちゃって(笑)」
神田
「まさか!! 砂糖と塩を間違えたんですか!?」
大原
「そう! だから、これはあげられないと思って、2回目にはちゃんとお砂糖を入れたんだけど今度は真っ黒になっちゃって(笑)。たくさんあげるつもりでたくさん焼いたんだけど、結局ほとんど焦げちゃったから、一番よさそうなものを一つだけ選んで渡そうと思ったの。でも、その先生のことがものすごく好きな子が私の仲良しグループの中にいて、それで私が渡そうとしてたことに気づいたらしくて……。」
神田
「え!? 仲良しグループですよね?」
大原
「そうなんだけど、『私が先に目をつけたからお前は手だすな!』みたいな。で、結局1日中見張られてる気がして渡せなかったんだよね。自分で食べたわ、美味しくなかったけど(笑)」
神田
「よかったんだか、悪かったんだか(笑)」
大原
「で、そのあとに年賀状か何かで伝えたのかな。感謝の気持ちを。『渡したかったけど渡せなかったので』みたいなことを書いた気がする。著中見舞いだったかな?」
神田
「それって、ちょっとした告白ですよ〜! そっかぁ、いい話じゃないですか! でも私、大原さんが料理できないって超意外!!」
 
――おとなりさんに関する思い出はありますか?
大原
「小学生の頃は鍵っ子だったのね。たまに鍵を忘れちゃう日があったんだけど、そのときは仲の良かったお隣さんの家にお邪魔して、その家のベランダ伝いに帰ってたことを覚えてる。ちなみにその家は、崖の上みたいなころに建ってたから6階分くらいの高さがあったのかな。しかも小学生だったから体もまだ小さくて……」
神田
「怖い〜!! お隣さんも止めなかったんですか?」
大原
「そうそう、普通ならそう思うよね。だからいつも必死だったみたいよ(笑) ギリギリまで手を伸ばしてくれてたことは覚えてるけど。お隣さんの思い出はこれが一番印象的ですね」
神田
「それはそうですよねぇ、そのお隣さんもきっとその時のことを覚えてますよ!!」
 
――まだまだお話は尽きませんが、長い時間ありがとうございました。今回の対談はいかがでしたでしょうか?。
神田
「ホント、可愛いんですよ大原さんて(笑)。それに、男前なところがあるんですよね」
大原
「あ!! そうそう、分かってるねぇ!」
神田
「だから、大原さんが目標なんです。私もどこかキツイところとか男前なところがあると思うんですけど、それでもそれをフワッっと見せられる余裕が持てたらと思います。何年か後に、この空気がちょっとでも身についていればいいなと思いますね」
大原
「大丈夫だよ、アケなら! でも、アケとこんなに長く一緒におしゃべりしたことなかったね。それこそさっきの男前という部分を私も彼女に感じていて、そういう意味で不思議なほど気を使わなくていいんだなっていうのがすごい楽だった! 女の子って難しいところがあるじゃない!? 関係がなじむまでに」
神田
「そうですね、ホントにそこはそうですね……。でも、もしお互いの距離が近すぎたら『近過ぎる』って遠慮なく言えそうな気がします。それはとても嬉しいことですよね」
 
本当の姉妹のように仲の良い2人の対談、いかがでしたでしょうか? 今日の2人の話に共感できる方も多いのではないでしょうか。
次回の対談は神楽まりえ役の葉月絵理乃さんの登場です。お楽しみに!
「となグラ!」の対談にお越しいただいたキャストの方に、ご自身が演じられるキャラクターにまつわるクイズを出題します! 第1回目の回答者には、対談に引き続き大原さんが登場! 全3問のクイズのうち、はたして大原さんは何問正解できるのか。初音のことをどのくらい把握しているのか、このクイズで判明してしまいます!! それでは「となグラ!」クイズ、スタート!!
Q1・香月と初音のお父さんのお仕事は?
大原
「トレジャーハンター……あれ?違ったような……」
神田
「トレジャーハンターは勇治とまりえのお父さんですよ!」
大原
「あ、分かった分かった! 文化人類学の教授! 私、台詞で言ったね(笑)」
正解:文化人類学の教授  1問目正解!
 
 
Q2・初音が作った新婚さん専用のエプロンの名前は?
大原
「新婚さん……新婚さん、新婚さん、新婚さんいらっしゃいエプロン? 違うなぁ、新婚さん……新婚さん専用ハダケエプロン! そうだ、『ハダカ』と『はだけ』をかけて名づけたんだったね!」
正解:新婚さん専用はだけケエプロン  2問目正解!
 
 
Q3・この問題は神田さんに採点していただこうと思います。初音が香月を泣かせてしまったと仮定します。さて、その原因は何でしょう?
大原
「えぇ!? お料理が上手くなりたくて一晩かかって初音が教えたのにも関わらず全く上達しなかった朝。」
神田
「ちょっと悲しいですけど……」
大原
「泣かない? 泣け泣け泣け(笑)」
神田
「どうだろうなぁ、お姉ちゃんとのことだったら、もっと嬉しいことで泣きそうな気がするな」
大原
「嬉し泣きか! 嬉し泣きもOKなのか……。じゃあ、いつか香月が幸せな結婚をするときのために、初音が手作りのウェディングドレスを作っていたことが分かったとき!」
神田
「それは泣く! それが答えなら正解です!!」
正解:いつか香月が幸せな結婚をするときのために、初音が手作りのウェディングドレスを作っていたことが分かったとき  3問目おまけの正解!
 
というわけで、3問目は神田さんが寛容な採点をしてくれましたが、そのおかげでクイズは全問正解!
ここでは、「となグラ!」の対談にお越しいただいたキャストの方に「誰が(第1回)」「いつ(第2回)」「どこで(第3回)」「どんな服装で(第4回)」「何を持って(第5回)」「どんな様子で(第6回)」「誰に(第7回)」「なんと言って(第8回)」「なにをしたら(第9回)」「どうなった(第10回)」という10個の項目を毎週ひとつずつお答えいただいて、最後にひとつの文章を完成させるというコーナーです。第2回目は、神田さんと大原さんに「いつ」に当てはまる言葉を答えてもらいました。はたして、2人の口からどんな答えが飛び出すのか!
誰が 香月が (回答:神田・吉野)
いつ お盆に (回答:神田・大原)
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