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「手乗りタイガー」こと逢坂大河と高須竜児を中心に繰り広げられた、超弩級学園ラブコメ「とらドラ!」も、ついに感動のハッピーエンドを迎えました。
今回はメインキャスト7人に、最終回のアフレコを終えての感想や、自分の演じたキャラクターに全話収録した今だからこそ言いたいことなどを直撃取材!
ほかにも心に残っているエピソードに加え、この「とらドラ!」という作品に参加できたことへの喜びの声などをバッチリうかがってありますので、こちらのHPにて特別公開しちゃいます♪
 
Q.最終回の収録を終えての、感想の言葉をお願いします。

釘宮理恵(逢坂大河役)
「とても大好きな作品だったので、最終回まで収録が終わってしまい、もう演じることがないのかと思うとなんだかとても寂しいですね。でもすごく美しい終わりかたをした最終回でしたし、ここまで演じてこられて幸せでした」

間島淳司(高須竜児役)
「実は僕らが最終回の収録を終えた段階では、まだ原作の最終巻が出ていなかったんです。そんなこともあって、最終話までどうなるのかと気が気じゃなくて、毎回台本をすごく楽しみにもらっていました。そうして迎えたこの最終回だったんですが、あんなに綺麗に終わってくれるとは思っていませんで、すごく良かったなと思いました」

堀江由衣(櫛枝実乃梨役)
「ほんとに綺麗なエンディングを迎えられて良かったなという気持ちとともに、とても楽しい収録が続いていたので、それが無くなっちゃうのが寂しいなという気持ちが混じり合っています。さらに、みんなそれぞれ未来に向かって進んでいくんだろうなっていう感じがすごくした最終回だったので、完全に終わりという感じもちょっとしなかったりして……とても大好きな作品だったので嬉しくもあり、切なくもあり複雑な気分ですね」

野島裕史(北村祐作役)

「月並みなセリフになりますが、あっという間の2クールでした。最終回の収録だったのに、来週もまたここに来るようなそんな気分でいたりして、まだ終わったという感覚がなかったりしています。この半年の間、非常に楽しい、まるで青春時代のような、そんな時間をすごさせてもらいました」

喜多村英梨(川嶋亜美役)
「この最終回のアフレコでしたが、やっぱり終わっちゃうのが寂しいなという気持ちと、もっとやりたいなという気持ちが、今さらながらに強く出てしまって……。後半戦でお話がシリアス中心になってきたり、お互いの関係がいろいろ難しくなってきたこともあって、『とらドラ!』関連のインタビューでは『別荘の時に戻りたいね』とか言ってたりしてたんですね(笑)。でも、最終回では、あの頃以上に、どのキャラクターたちも笑顔がいっぱいでしたし、未来に続いていくような希望に溢れるエンディングを迎えることができたことが、とても嬉しいですし、安心しました」

大原さやか(高須泰子役)
「しみじみと楽しかったなと思える作品でした。毎回アフレコ現場でも『この作品面白いね』『来週どうなっちゃうんだろうね』と、演じながら私たちもワクワクできる作品だったりしたので、終わってしまってとっても寂しいです。やっちゃん的にはモヤモヤしていた部分がラストにはしっかりとカタチになりましたし、最終回まで演じきって悔いはありませんでした。ありがとうございました」

田中理恵(恋ヶ窪ゆり役)
「このクライマックスに至る直前、ちょっと出番がなかったこともあってこの最終回での急激な展開に驚いたんですが(笑)、でもAパートの竜児と大河のラブシーンはホントにドキドキさせられて、それからのBパートはしんみりするといった感じで。アニメだけどとてもリアルでじんわりきてしまって、本番では泣かないようにしようと、ちょっと努力が必要でした。すごく感動的な最終回だったです」


Q.最終回まで終えて、自分が演じたキャラについての想い、なにかひとこと言ってあげるとしたらどんなことを言いたいかなど、お聞かせ下さい。

釘宮理恵
「大河は第1話から最終回まで全25話を振り返ってみると、めちゃめちゃ成長したように思います。昔は自分以外の人すべてに虚勢を張っていたり、自分の本心を出さずに振舞っていたりしたんですね。それで全然問題なく余裕でやっていけていたのに、竜児をはじめとした熱い気持ちを持った仲間たちがそのままでいさせてくれなかったことで、結果的に自分にようやく素直になることができたんじゃないかなと。自分の弱さとか、人に見せたくないところとかを突きつけられて、とってもつらい思いをいっぱいしてきたんですが、そうして人間的に大きくなっていった大河には、やっぱり『ずいぶん成長したね』って、言葉をかけてあげたくなる、そんな親心のような嬉しさがあります。そして、いままでいろんな取材をうけるたびに、いつも大河には『素直になれ』と言葉を贈ってきたんですが、ここでようやく『素直になれたんだから、このままいこうぜ!』って、そう言ってあげられるんじゃないかなと、そう思っています」

間島淳司
「竜児はやっぱり見た目のハンディキャップといいますか、目つきの悪さや外見のせいで、いままでずっと誤解を受けてきたんですね、そのせいで、自分の心の中に事なかれ主義みたいなところがずーっとあったと思うんですよ。自分の本心をいうのではなく、我慢さえしていればすべてが丸く収まると。でも、こういう個性的なメンツの中にいることで、自分を抑えなくっても大丈夫なんだ、変に我慢しなくても自分のことを誤解して認識するようなヤツはいないんだということがだんだん竜児の心の中にも浸透していったと思うんです。そして最後には竜児自身も素直に自分の感情を出せるようになっていって、そして自分で決断をして、物語がエンディングを迎えるわけなんですが、僕は、そんな竜児が自分で決断したということ自体がすごい成長だと思っているんです。そんな風に竜児が成長してくれたことが、僕はすごく嬉しかったですね」

堀江由衣

「実乃梨はこうと決めたら突き進んでいくような、そんな強い一面をもった女の子だと思うんですけど、実はあんまり本心というものを誰かに見せたりとかしてなかったんですね。実はホントの自分を知られるのがイヤだったりとか、怖かったりしたのかなって思えるところが、幾つか思い当たったりしていたんですが、それでも最終的には、実乃梨も変わってきて、自分ではあんまり見ないでいた部分に目を向けられるようになっていったと思います。彼女にはやっぱりどっかちょっとだけ臆病なとこがあって、そうした自分を認めたくないと思っていたみたいなんですが、クライマックスの怒濤の展開から自分の気持ちを自分で昇華することができたのかなと。そして、夢への想いを新たに強くしただけでなく、さらなる一歩を進むことができたんじゃないかなと思います。そうですね、やっぱりああ言ったからには、実乃梨には夢を絶対に掴んでほしいなと思っています」

野島裕史
「みなさんいろいろな経験を積みながらキャラクターが成長していく中で、2度の失恋を経験した北村は、若干退化しているような、そんな印象もあったりするんですが(笑)。わりと最初っからみんなよりもお兄さん的な立場でいたつもりだったんですが、話の途中でみんなが追いついて来た挙句に、みんなどんどん抜かしていってしまって(笑)。そんなこんなで第1話から全然成長が見られていないようなんですが、でもまぁ北村はそこがいいのかなと(笑)。失恋を経験しても変に引きずらないで前向きに吹っ切ることができるというか、過去を振り向かず前のみを見て進むみたいな、そんな真っ直ぐなところが、北村の魅力だと僕は思います。ただ、まぁ一言物申すとするならば、『空気ぐらいは読め』と言ってやりたいです(笑)」

喜多村英梨
「ホントに亜美は友達との出会いに恵まれたなと思いました。亜美はなんだか自分を客観視しすぎて、自分を飾ることで自分を守るというところがあったんですね。やっぱりそういうことをするってことは、彼女は自分の居場所が欲しかったんじゃないかなと、私はずっと感じていたんです。そんな彼女がいろいろな問題にぶちあたったりしたんですが、そんな時に自分によく似ている竜児という人間に出会って憧れて。そんな憧れを素直に言葉に出したくないからいつも反発してましたけど、大河や、実乃梨、北村、2年C組のクラスメイトと日常を過ごしていくうちに、ちょっとずつ本当の自分というのが表面に引き出されていったんじゃないかなと思うんですね。修学旅行でみのりんとマジ喧嘩したりもしましたが、ホントだったらみのりんと険悪になっても、今までならスルーしていたと思うんですよ。そういった出会いのおかげで表面の飾りに隠されていた中から、亜美の内面にある本心が表側に引っ張り出されていき、少しづつ心を開いていったことで、最終回の時の本当の自分、本当の自分の居場所というものを手に入れた亜美にたどり着けたんだと、そう思っています」

大原さやか
「やっちゃんは今まで演じさせていただいたお母さん役の中で、一番お母さんらしくないお母さん。そんなこともあって、やっぱり最初はどうなっちゃうのかなと思っていたんですが、『ふにょー』ってなりながらも、ときおりポンと出す言葉にすごく含蓄が含まれていたりとか、竜児と大河が悩んでいることについて、核心をズバッと言い当てたりとかして、そういうのを見ているうちにやっちゃんってすごいんじゃないかなと自分の中で、彼女への評価が変化していきました。そんなやっちゃんと私なんですが、実は同い年になりまして(笑)。で、そこから改めてやっちゃんを見ると、彼女のように生きられる人って、本当はとても強いんじゃないかなと思えるようになったんですね。そう考えると、なんだか改めて彼女の母親っぷりに頭が下がりました。そんなやっちゃんに私から一言いうなら、『やっちゃんはやっちゃんらしく、これからも、そのまま突っ走っていって欲しい』。なんだかそう思いました」

田中理恵
「自分のやっていたゆりという先生の役が自分と同い年、しかも独身族ということもあって、ちょっとドキッとしたりとか、焦ったりとか、寂しくなったりとか、不安になったりとかもしたりして……あれ、私大丈夫?(笑)。えっと、ゆりに言葉をかけるとすると、そうですね『早く幸せな結婚が出来ればいいですね』と……。それと自分も早く結婚できればいいなと(笑)。いや、劇中でもあったんですが、ゆりがマンションを買おうとか言っていましたけど、ホントにこの年になるとお金の大切さがわかってきて。貯金とか定期預金とかはほんとに大事ですよ。私はぜんぜん貯金とかしていないので、彼女を見て、これではいけないとおもわず反省してしまいました……。まぁそれはそれとして、さまざまな人生の中でのターニングポイントにあるゆりと私から、キラキラと輝いている生徒たちみんなに、頑張れとエールを送りたいなと思います。(キャスト全員から「リアルだ……」の声に)うるさーい!(笑)」


Q.今まででお気に入りのエピソードがありましたらお聞かせ下さい

釘宮理恵
「お気に入りのシーンですが、今までは北村が金髪にしてきた時、竜児と大河で夜中にコンビニに出かけて、帰ってくるときに星座を見ながらマフラーをかけてもらうシーンがお気に入りですってずっと言っていたんですね。でも今回、最終回の台本を読んでいたら第1話と同じモノローグがあって、それがなんだかすごいよくって、無性にテンションが上がってしまいました(笑)。この繰り返しにはなんだかキュンキュンしてしまって。同じモノローグでも第1話の時は、大河としてセリフをしゃべるよりも前だったので、自分自身が気負っているというか、緊張している感バリバリだったんですが、なんか今日はさらりとしつつも万感こもって収録を終えることができたんですね。そんな感情の変化も私の中ではあったりして、最後にいろんな感情がドドドドと溢れてきてしまいました。なのでこの2つのシーンが自分の中ではお気に入りですね」

間島淳司

「第2話で竜児が言った『虎に並び立つものは竜しかない』というあのセリフがとても印象に強くってすごく好きなシーンだったんですけど、最終回でもそれと近いセリフが出てくるんですね。自分を竜、大河を虎とたとえるんですが、その最終回のシーンもスゴイ良くって、そのせいでか第2話のシーンもまた自分の中で輝きだして……。竜児と大河が出会ってすぐに言っている状態と、1年かけて結論に至ったという心情の変化の上での最終回のこのセリフと、繰り返されることで、また意味合いが変わってさらに良くなっているように感じられて。なので、このキーワードが出てくるところがすごく好きですね」

堀江由衣

「いくつかあるんですけど、ずっと言っているのは、あーみんの別荘のお話。あれはすごく楽しかった。あとすみれさんと大河の喧嘩とシーンとそこからの一連の流れが大好きですね。あとは最終回のやっちゃん。お父さんとお母さんと話していて、『おっきく育ったぁ』というセリフに、いろいろあったやっちゃんのドラマにひとつ区切りがついて、報われたというのがとても素敵で。この3つのシーンが私のお気に入りですね」

野島裕史

「(堀江)由衣ちゃんと思いっきり被ってるんですけど(笑)、やっぱり別荘と、大河VSすみれさんのシーンですかね。すみれさんが『本当のことをを言ったらバカなあいつはついてきちゃうじゃないかっ!』て言ったときに、もう『ズギューン!』という気持ちになってしまって、その後、大河に対しては土下座をしたいぐらいの、ほんとに申し訳ない気持ちになりました(笑)」

喜多村英梨

「やっぱり第5話の初登場シーンの時に出てきた、あの『だるい、ジュースとってくんない?』みたいな、『黒』亜美ちゃんかな? 全25話を駆け抜けてきて、今見るとそんな最初の彼女については『お前誰だ?』っていう風に思えますよ。そこから、あの大河に物まね100連発をさせられた後のどんよりした表情へと変わっていくわけですが、今考えると大河にいじめられてよかったのかもと、そう思えたりもしますね。あと、インコちゃんが最後にインコちゃんと言えたのには、笑えるんだけど、なんかちょっと感動しました。言えて当たり前だったりするんですけどね(笑)」

大原さやか

「やっぱり私もすみれさんと大河の喧嘩のシーンですね。私あの回に出番が無かったんですねけど、村瀬役ほかで出演していた弟からアフレコの前の日に『明日のアフレコいないんだな。すげーいい話で感動するぞ。絶対オンエア見ろ!』とメールが来まして。で、オンエア見たら大号泣(笑)。普段なら一回しか見ないところを、録画を消さずに二回も見てしまったほどだったので、やっぱりこのエピソードは印象に残っています。あとは、最終回の大河が言った『もういっかい』のセリフですね。これは良かった最高でした。(釘宮「あああああああ。恥ずかしい!」)。恥ずかしがっている理恵ちゃんも可愛かったし、こっちも何度もチェックしたいと思います♪」

田中理恵

「そうですね、修学旅行のスキー教室で大河がプチ遭難した時、竜児が助けに来たシーンですかね。北村君と間違えて竜児に大河が心の中に隠していた想いを口にしてしまったりするんですが、動揺しつつも大河のためにいろいろ耐える竜児と、いつもあれだけ突っ張っていながら弱くて可愛らしいとこをみせている大河の姿にキューンとしてしまって……。個人的には竜児にはガバッと行け、そしてチュッとやればいいのにと思っていたんですけど(笑)。あとやっぱりみなさんと同じようにすみれさんとの対決シーンは外せないかな」


Q.最後に『とらドラ!』という作品に出会えたことへの想いなどを、一言いただければと思います。

釘宮理恵
「この仕事についていてホントにラッキーだったと思わせてもらえた、素晴らしい作品です。個性が強すぎるほどのキャラクターたちがそれぞれ複雑に絡み合っていて、そんな彼らが悩んだり喜んだり……青春時代がギュッと凝縮されているようなそんなお話でした。私もこの作品を、そして大河という役を通して、青春時代をひとときをもう一度体感することができたような、そんな感じがしてますし、いろいろな影響をこの作品から受けたと思います。ファンのみなさんも、もう一度DVDなどで見直していただいて、私と同じような感動と喜びを実感してもらえたらいいな。いろいろあるけど、熱く突っ走っていこうぜ!」

間島淳司

「『青春』というものに必要なアイテムを全部詰め込んだ作品だったと思います。正直僕の青春時代はここまで濃密なものではなかったりもしたんですが(笑)。竜児という役での疑似体験というカタチで、こういう体験ができたのはラッキーだったなと思います。それこそ釘宮さんも言っていますけど、この仕事につけたことで、こうした幸運を手に入れることができたわけで、ホントに声優をやっていて良かったなと思いました。ファンの皆さんに一言いうとしたら、『DVDを買え!』。絶対に買っても損をさせない自信がある作品です。ぜひ何度も見直して、楽しんでいただければ幸いです」

堀江由衣
「原作の小説のほうも読ませていただいて、結構ハマった作品でした。私から見たら些細なことに真剣に考えたり悩み過ぎちゃったり、自分の心に嘘をついたり正直になってみたりというのを繰り返して成長していくキャラクターたちだったんですが、なんだかその姿がキラキラと眩しくて、なんだかとてもうらやましくて……。なにかに真剣に向き合うということを最近してなかった自分自身をちょっと反省してしまいました(笑)。外側だけ見ていると学園でラブコメと、よくある設定の作品に見えるかもしれないんですが、中身は一筋縄ではいかないというか、『とらドラ!』でしか味わえない世界が展開されていて、そういう作品に参加させてもらえたのはホントに嬉しかったです。すべての世代の人、男の子にも女の子にも見て欲しい作品ですので、まだ見ていないという人はぜひ、チェックしてくださいね」

野島裕史
「前から思っていたんですけど今日改めて各キャラクターとキャストは似ているなと(笑)。え、そんなことはない?(全員「北村=野島さんは空気読めない裸OKキャラということになりますよ(笑)」)。まぁそれはそれ。ホントこれだけ個性的なキャラクターたちがいるのに、お互いの関係はとてもリアルに作られている作品でしたね。完成度がすごく高い作品で、演じていてこんなに楽しめた作品って、自分の経験の中でもあんまり無かったんじゃないかというぐらい。キャストとしても一視聴者としても楽しんだ作品でした」

喜多村英梨
「答えが無い中で、もがいたりあがいたりしているこの世代の人たちのリアルな葛藤みたいなものが凝縮されているお話の中で、川嶋亜美というキャラを演じていきました。最初彼女は、大河や竜児が作り出した一つの輪の中のピースになれなかったんですけど、ずっとなろうとして頑張っていたんですね。その結果として最終回に向かうにつれて、その一つのピースとして輪の中に加わることができて、さらに一人の仲間としてこの大きな物語が動いていく様子を、とても近いところで見ることができたり、演じることができました。これはとても貴重な体験だったなと、心からそう思っています。本編以外にもWebラジオ番組『とらドラジオ!』のパーソナリティとして間島さんと一緒にやらせてもらっているんですが、こっちもぜひ皆さんチェックしてもらえると嬉しいです。作品の感想待っています!」

大原さやか
「全25話を振り返って、ホントに楽しかったなぁと、そう思います。第1話の収録の時に取材がありまして、その時に感想を聞かれて『とにかく変なキャラクターばっかりで、これからどうなるか楽しみです』って答えたことを思い出したりしているんですが、物語が進んで行くにつれて、だんだんその変なキャラたちにはそうである理由がそれぞれあるということが分かっていって、さらに話数を重ねるごとに、彼らのことが愛おしくってたまらなくなっていって……。この世界、このキャラクターたちにかかわっていられることがこんなに楽しくて、幸せなんだなと強く実感できた、『とらドラ!』はそんな作品でした。ぜひみなさんもDVDがリリースされていますので、見ていない人はご覧になっていただいて、また一度見た人でも、今一度この作品からあふれ出す、きらめくような青春の息吹を、感じてもらえたらと、そう思いますね」

田中理恵
「大河や高須君の恋の行方とか10代の若い女の子や男の子の恋愛模様というのは、見ていてすごくハラハラドキドキで、どうなっちゃうと思いながら見ていました。一番そこが乙女としては……といっても、もう乙女という年じゃなかったりするんですけど(全員「何で今回は延々と自虐?(笑)」)。なんかすごく乙女心がくすぐられたシーンがいっぱいあったので、すごく楽しみながら演じられた作品でした。とても楽しかったです。最終回も終わりましたし、私としてはもう一度、第1話から見直してみようとおもっています。それではみなさん、最後まで応援ありがとうございました」
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