angela

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毎年夏に鈴鹿サーキットで行われる「鈴鹿8時間耐久ロードレース」。
通称「8耐」と呼ばれる、この日本最大のオートバイレースが、今年は7月29日に開催された。このレースにangelaが前夜祭の催しから参加し、レース当日にはライブも行うということは、以前からお伝えしていたとおり。
今回は鈴鹿まで行けなかったファンのために、レース当日のライブの模様をお伝えしよう。

まずは『ヒロイック・エイジ』のオープニングテーマ「graviation」のイントロが流れ、KATSU の 「8耐いくぞー!」の掛け声とともに、ライブがスタート。ステージの周りに集ったファンたちのテンションが、最新曲の勢いに乗せられて、一気に上がっていった。

そして最初の一曲が終り、ステージが大きな歓声と拍手に包まれる中、 atsukoがファンに元気に呼びかける。
「angelaでーす! みんな元気ー!? ライダーたちに負けるなー!」
続いてあいさつするKATSUは 「みんな、スタート見た?」と、現在行われているレースの話を切り出した。KATSUが応援する「ヨシムラスズキ with JOMO 34」の加賀山就臣選手と秋吉耕佑選手の組は、たった今歌った 「graviation」を、前日のタイムトライアル時の曲として選んだとのこと。そしてそのタイムトライアルで好成績を出し、この日のレースは3位という絶好の位置からスタート。しかも開始後すぐにトップに躍り出たという。
「これは『graviation』効果ですよ!」(KATSU)
というのが本当かどうかはさておき(笑)。

 
 
「三重県も鈴鹿も初めてで、人が集まってくれるのかが心配だった」(atsuko)という不安が、 「アウェーかと思ったけどめちゃめちゃホームですね(笑)」(KATSU)という安心に変わるほど、ステージには多くのファンが集まっていて、2人もとてもうれしそう。
気分が盛り上がったところで、
「来年は、チームangelaでレースに出るか! 俺は免許もってないけど(笑)」(KATSU)
「私はバイク乗ってるよ、50ccだけど(笑)」(atsuko)
というMCでも笑いをとり、二曲目へと入っていく。
 
 
 

今度の曲は「yell for you」。今まさにレース中の選手たちへの応援歌ともいえるこの曲は、ファンと一体となっての大きな盛り上がりとなった。歌で選手たちへのエールを贈り終えた2人に、一曲目以上の大きな歓声&拍手が沸き起こった。

続いてのMCパートでは、この会場でしか手に入らない鈴鹿8耐オリジナルモデルのangelaタオルや、前日の前夜祭のパレードについてなどが話題となった。
そしてトークが一区切りつくと、ここで2人から「次の曲に行く前に、重大発表があります!」という発言が!
思わせぶりな言葉に会場が大きくどよめくけど、「でもやっぱり次の曲が終わったらにしよう」と、さらに思わせぶりな言葉でつないで、三曲目の「明日への brilliantroad」のイントロが流れ出す。

これはもちろん、angelaのメジャーデビュー曲。angela自身にとってもファンにとっても思い出深い曲に、手拍子・合いの手も入り、ステージは今まででよりもさらに一段高い熱気に包まれた。

 
   
 
そしてこの曲が終わると、一緒に盛り上がってくれたみんなへの「ご褒美(笑)」(atsuko)として、いよいよ重大発表。
今までありそうでなかった企画として、5年間の集大成となるベストアルバム、そしてPV集が発売されることが決定したというのだ。
しかもベストアルバムでは、他のアーティストはちょっとやらないだろう、というほどのことを企画中らしい……? 
詳細はまだこれから、とのことだが、会場のファンだけがいちはやく知ることのできた、うれしいサプライズだった。
 
   
 

  ということで重大発表も終わり、次がとうとう最後の曲。
ここでangelaのライブには欠かせないタオルの出番だ。
今回初めてangelaのライブを見 る人たちのために、簡単なタオルの振り方講座も行われ、「Shangri-La」での最後のひと盛り上がりが始まった。
やはりここだけのグッズということで、一番多く見られたタオルは、鈴鹿8耐オリジナルモデルのもの。タオルを振って、回して、投げてと、夏の暑さを熱さで忘れるほどのステージとなった。

「みんなまだまだ暑いけど、倒れないように8耐を楽しんでください! 
遠くから来てくださった方、どうもありがとうございました!」(atsuko)


「近くからの方、車やバイクでの帰りも気をつけてくださいね」(KATSU)

お別れのあいさつをして、短いながらも密度の濃いライブは終了。
angelaと、三重のファンとの出会いは、どちらにとっても大盛り上がりで大満足なものとなった。

ちなみに「graviation」効果で好調だった加賀山/秋吉組は、そのままトップをキープして逃げ切りで優勝をはたした。
まだまだ暑い夏を乗り切るために、みんなもangelaの曲を聴いて、その効果にあやかってみては?

 
 
 
 
 

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