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「鉄人28号」、その歴史は今からおよそ50年前にさかのぼる。時に1956年、月刊「少年」で連載が開始された「鉄人28号」は、横山光輝の代表作であり、巨大ロボットの原点といえるだろう。1963年にはテレビアニメが放映開始、当時の子ども達はブラウン管に映るその姿に熱狂した。

「鉄人28号」を、正義の少年・金田正太郎がリモコンで操作し、悪者たちと戦う。後のロボットヒーローとは違い、 武器を持たず、己の体だけで戦う「鉄人28号」の存在は、半世紀を経た現代でも個性的であり、他の追従を許さない。そして、今、「鉄人28号」が、CG技術を駆使し、実写版として、現代のスクリーンに蘇る!

「非・バランス」「ごめん」の名匠・冨樫森と、「平成ガメラ
シリーズ」などの数々の話題作を手がける視覚効果の松本肇によって「鉄人28号」が東京の街にその勇士を現すのだ。さらに千住明の勇壮な楽曲が場面を盛り上げる。

主人公・金田正太郎役を射止めたのは、「ラスト・サムライ」で公演した池松壮亮。多感で傷つきやすいが、意志の強い「現代の正太郎」を演じきる。その正太郎をバックアップする天才少女・立花真実は、話題のクールビューティー蒼井優。ご存知、大塚課長には柄本明。正太郎の母に薬師丸ひろ子、正太郎の後見人・綾部達蔵には、重鎮・中村嘉葎雄が出演。そして、謎の敵・宅見零児には、香川照之の強烈な個性が光る。その他、川原亜矢子、中澤裕子、高岡蒼佑、伊武雅刀らが脇を固め、壮絶なるロボットバトルを確固たる人間ドラマが支える。それが、新しい『鉄人28号』なのだ。
大都市、東京で突如サイバーテロ が発生。さらには破壊ロボット「ブラックオックス」が飛来し、東京を次々と破壊していく。母・陽子と二人暮らしの小学生・金田正太郎は、ある日、見知らぬ老人・綾部からの電話を受ける。「あなたのお父さんのことでお話しがあります。」それは亡き父・正一郎が遺した「鉄人28号」の存在だった。「鉄人28号」は、戦時下における軍事対策用ロボットとして正太郎の祖父・正吾郎によって原型が作られ、その後正一郎が平和利用のため「鉄人28号」の開発を引き継いだ。今、ブラックオックスの猛威に立ち向かえるのは「鉄人28号」以外にない。父の遺志、母の愛を背負い、勇気をふりしぼり戦いに臨む正太郎、果たして結末は!?
 

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