さてと…で感想といきますか、の前に
ウエブで指定席の予約をしようとしたら、前売り券が使えないシステムになってました(指定席だけはね)んでせっかくだからめちゃいい席がいいな、と自腹2300円(ワンドリンク券500円分つき)
いいんだけど…なんかなあ…前売り券の意味ないじゃん。とか思いつつ。ちょっと腑に落ちない。理由は、劇場によっては使える前売りと使えない前売りとかがあって(A劇場限定前売券とかね)それをWEB上では判断できなくて、窓口でそれぞれにご説明するのは運営に滞りがでるとか。ふーーーーーーん。
でもなんかなあ、と、心が小さい私。
しかし…いざ見て、良かった、なんかそんなの吹っ飛んだ。持ち込んだコーヒーは一口だけ…ポップコーンは一つも食べなかった。で…なんか左目だけで泣いてた(自分の関わった作品の時、時々ある)私の中の誰が泣いていたんだろう…もちろんレイもだけど、ユイも、ユイの溶けてるエヴァも…?よくわからない。そして敢えてその涙の先を探す為に心は使わないでいようと思った。涙として感情を逃がしてあげるほうが、お互いの為だなと…。まあミスターブレインなら分析してくれるんだろうけどね。
いろんな意味で日本人のハリウッドへの無駄な憧れはなくなるんじゃないかな…。モチロン素晴らしいハリウッド映画もあるけどやっぱり民族的にも感覚的にも日本人の持つ独特なネガティブさと希望感って、ビバアメリカ!勝利!正義!良かった!って風呂敷を包んでしまう作法は当てはまらないよね。
ケチャップとマスタードでは説明のつかない、かつお出汁、あご出汁、こんぶ出汁、シイタケ出汁などなど、日本人の文化の中には、ソイソース(醤油)の後ろにいろいろな立役者がいるわけで、それ込みにして芸術となされているような、そいういう細かさを感じました。目先の派手さを優先しがちだけど、本当はその奥に、自分一人では流せない涙があるのではないかしら…。
私が声優として関わったなんて事はどーでも良くて、ただただ、こんな凄い映像を生み出せ作り出せている事実に震えたな。焼き直しやパロディやレプリカや模倣やコピーやくり返しが溢れる中、それを逆手にとるかのように影を残しつつ、威風堂々とオリジナルがそこに存在してました。
ここまで命を削ったスタッフの皆様に感謝ですね。久しぶりにいいもん見た。
真綾ちゃんも上手だったなああ、って上手って失礼か。彼女の声ってなんかエヴァに似合うよね。
さあて、次回は何年後なのかなああああっと。
一個ネタ晴らし
トウジとからむペンペン
トウジが「あほ!!」って言うので
ペンペンも「アホーーー」って言って追いかけてます。ははは
これくらいならいいっしょ。
どうか「アホーラーメン」とか出ませんように。ひひひ
誉めるも貶すも、肯定も否定も、そこに「存在」があるからできること
そしてその「存在」が大きければ大きいほど、幸せも危険も同じだけ大きくなるよね
存在はただただ「存在」なだけ。
その後生まれる様々な波は、「存在」とは切り離された場所で
勝手に、しかも、自由に、時に無責任に、時に愛を持って生まれる。
10年前を振り返って思いました。 |