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「『Starting again』、行くよ」の声とともにステージに登場したのは、保志さん。
ファンの声援と手拍子を受けながら「Starting again」を熱唱。
最後に「さあ、ビジネスの始まりだ!」とケインのセリフでカッコよく締めると、会場から悲鳴にも似た歓声が上がります。
保志さん「歌っているとき、みんなの顔がはっきり見えてすごく緊張しました。
『Starting again』を歌う機会はあまりなくて、この神戸で歌えて幸せです。
『Heartful Station』といえば毎回歌っている『Shining Tears』という歌があるんですけど、またアニメが続いていければいいなと思うので、皆さんにも応援していただければと思います」
そう言って「Shining Tears」を歌い始める保志さん。
切なくも情熱的な歌を、会場はじっと聞き入っていました。
歌い終わった保志さんには惜しみない拍手が送られました。
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この次は、チェックのドレッシーなブラウスに白のロングスカート姿に着替えためぐさんが登場。 「負けないで、負けないで…」を明るく前向きに歌うめぐさんの声に合わせて、会場中が手拍子を送っていました。
めぐさん「900回を無事に迎え、1000に向けて行進できていることに、改めてうれしく思います。どうもありがとう。最後の最後の最後まで、この後、椅子から立ち上がれなくなるまで、精根尽きるまで一緒に盛り上がっていきたいと思います!」
静かな口調でありながらも熱い気持ちのこもっためぐさんの言葉に、会場中のテンションは急上昇。続いては『スレイヤーズREVOLUTION』のオープニングテーマ「Plenty of grit」と『スレイヤーズEVOLUTION-R』のオープニングテーマ「Front breaking」のスペシャルメドレー!
めぐさんの言葉に応えて客席中のファンが立ち上がると、それぞれ曲に合わせて手拍子を打ち、サイリウムを振り、声援を送ります。
声を振り絞りながら激しく歌い上げるめぐさんの姿に当てられたのか、会場の空気もどんどん熱くなっていきます。
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この次は、故・岡崎律子さんが手がけた「4月の雪」。
ずっと岡崎さんとの思い出を大切にされているめぐさんは、こんな言葉で「4月の雪」への思いを語ってくれました。
めぐさん「もうすぐ4月を迎えるに辺り、やはりこの歌を歌いたくなりますね。本当に4月にふと雪が降ったりするし、この季節、急に寒くなったり温かくなったりと自分を試されているような気持ちになったりする季節の変わり目なんですけど、そこでこの曲を聞くと、どんなにイヤなことがあっても、しょげていても春は来るな、と。『スレイヤーズ』の用に背中を押すどころか、どんどん引っ張っていくパワーの使い方とは違うんですけど、じわじわじわっと自分の中から力が湧いてくるのを感じる大好きな曲です。」
静かで透き通った曲調の中に暖かさを秘めた「4月の雪」を、噛みしめるように穏やかに歌い上げるめぐさん。
そんなめぐさんの歌声をファンもじっと聞き入っていました。
めぐさん「乗り越えられないことはないんだなあ、という気になりますよ。あんなに悲しかったけど、でも今いっしょに歌っているような気分になって少し幸せになっている自分がいるので、人が置いていってくれるもの、残していってくれるもの、ありがたいものがそこにありますね」
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最後の曲は「www.co.jp」のバラードバージョン。
「人が人に出会ったことへの熱烈な感謝ソング」だというこの歌を、優しく、しかし熱烈に歌い上げるめぐさん。
そこにはこれまでであった多くの人たちへの感謝が感じられました。
2時間近くにも及んだ公開録音もこれで終わりです。
これで長かった公開録音も終わりかと思われたのですが、久しぶりのめぐさんとの出会いを名残惜しく思うファンの皆さんは、めぐさんが去ってしまったステージに向けて熱烈なアンコールを送ります。
そんな皆さんの熱い想いに応えて、めぐさんが再びステージに出てきてくれました!
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