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元旦といえば初詣です。初詣に行ったら、みんなおみくじを引きますよね? 読んだあとのおみくじってどうしてますか? 木に結びつけたりしていませんか? 実はアレ、間違いなんですよ。おみくじとは、神様がどう一年を過ごしたらよいのか教えてくれるありがたいお札なのです。困ったことや、大変なことがあるたびに読み返すものなのですよ。吉凶よりもむしろ全体運や恋愛運、仕事運といった蘭に書かれている指針こそ熟読しなくてはいけないのです。吉凶といえば、たまに凶というじの『メ』の部分だけ上に出ているおみくじを見ますよね? あれは『メ出たい』と読み、とても、おめでたいものなんですよ。もし、凶を引いたら、よーく見てみてください。もしかしたら、『メ出たい』かも。


日本ではバレンタインデーというと、女の子が好きな男の子にチョコを渡して告白する日ですよね? でも、バレンタインデーっていうのは本来、聖バレンタインというエライ人の功績を称える日(2月14日は聖バレンタインの誕生日)なんですよ。むかーし、むかーし、ローマ帝国では兵士の結婚が禁止されていました。キリスト教の牧師さんであったバレンタインは、そんな兵士たちを不憫に思い密かに兵士たちの結婚を支援していたのです。くぅ~っ、まさに愛のキューピッドですねぇ。バレンタインさんがいれば好きな女の子に爆弾マークがついても大丈夫!



もともと、ひな祭りは田植えをする前に豊作を祈って行われるお祭りだったのです。自分の穢れを水に流すために人形を川に流したのがひな人形の始まりなのですよ。江戸時代に入り人形が豪華になってくると川に流す風習がうすれて、家にひな人形を飾るようになったのです。江戸時代のひな人形は、ホンモノの京友禅でつくられた着物を着たひな人形や、金箔を使ったひな人形とかも作られたのですよ。当時のひな人形はコレクターの間で、ものスゴイ値段で取引されているのですよ。きっと、たまちゃんのガレージキットを作れば将来スゴイ値段で取引されますよ。原形師のみなさん、たまちゃんのガレージキットをたくさん作ってくださいね。


大学ノートってなんで『大学ノート』っていうのか知ってますか? もちろん大学生が使うノートだから、『大学ノート』っていうんですけど、意外に昔からあるんですよ。明治17年には東京帝国大学の学生が使っていたそうです。外国から帰ってきた教授さんが紹介したフールス紙という上質の紙を紹介したおかげで大学ノートが作られるようになったのです。それにしても大学ですよ! 大学! たまちゃんもがんばって勉強して約束のあの子と再会するために東大に入ります!


(C)篤見唯子・エンターブレイン /「瓶詰妖精」製作委員会

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