ストーリー

3人でいたい・・・

>>introduction
原作はメディアワークス電撃G's magazineにて連載中の双恋。
双恋のプロジェクトとして同じ原作を2つの制作会社が全く違ったアプローチで作るとどうなるか?
という「双恋」ならではの企画で進んでいた作品です。2004年10月よりテレビ東京系にてO.Aしていた老舗の制作会社テレコム・アニメーションフィルムの「双恋」に対し、「フタコイ オルタナティブ」は新進気鋭の制作会社ユーフォーテーブルが担当!
「主人公と双子の3人が一緒にいることが、主人公視点による“嬉しい”じゃなく、視聴者視点で、それが彼等3人にとっていちばんの幸せであるように観てもらうためにはどうすればいいのか?と、ひたすら考え抜いて作っています。」
銭湯へ行ったとか、帰り道に肩を並べて歩いたとか。本当に日常の些細な幸せ・・・
フタコイが描くのはそんな幸せです。
脚本 金月龍之介 絵コンテ 寺東克己・平尾隆之
演出 平尾隆之 作画監督 小林利充

「次会うときは3人だ!」と双樹に沙羅をつれて帰ってくると約束した恋太郎。だが、城の崩壊により沙羅奪還は困難を期す。さらに、ワダツミ機関の兵器である巨大なイカが出現・・・
果たして恋太郎、沙羅双樹の行方は!?
脚本 金月龍之介 絵コンテ 野中卓也・大隈孝晴
演出 大隈孝晴 作画監督 斎藤雅和

戻ることのない3人の日々、だがその3人の日々を取り戻そうと恋太郎と双樹は沙羅のもとへ向かう。
一方、ニコタマは再開発反対のため住民が座りこみを行っていた。力ずくで撤去しようとする桜月組、だが実際は再開発とは名ばかりの「ワダツミ機関」という名の黒幕が後ろで糸をひいていたイカルス計画の為だったのだ・・・
脚本 金月龍之介 絵コンテ 逢瀬 祭
演出 沼田誠也 作画監督 沼田誠也
メカ作画監督

あおいみづき・沼田誠也

 

再び炎に包まれるニコタマの街。連続放火魔の正体はイカファイヤー。針山と木下が応戦するが歯が立たない。イカファイヤーは愛之助にウラミを持ち続け、その息子である恋太郎に目をつけ勝負を挑み、恋太郎はイカファイヤーに立ち向かうのであった・・・
脚本 金月龍之介 絵コンテ 寺東克己
演出 鎌仲史陽 作画監督 山本佐和子

これからどう生きればいいのか、あてのない恋太郎。そんな彼のもとに公彦の秘書、霜島が現われた。双樹の養育費援助の申し出をする霜島に対し、恋太郎は断るのだった。一方商店街は再開のあおりを受け店じまいが後をたたない、ニコタマの街で恋太郎が再開発反対のビラを配っているとそこに現れたのは何と愛之助とかつて戦ったイカであった・・・
脚本 金月龍之介 絵コンテ 後 信治
演出 後 信治 作画監督 湯本佳典

沙羅は自主的に公彦のもとへ行った。恋太郎のもとには双樹のみが残った。恋太郎と双樹は、2人で楽しく過ごそうとするが、いなくなった沙羅を思うと、空元気しか出てこないのだった。
時を同じくして二子魂川の町が連続放火に遭う。それは双葉探偵事務所も例外ではなかった・・・
脚本 金月龍之介 絵コンテ 望月三郎・逢瀬 祭
演出 夕澄慶英 作画監督 堀越久美子

恋太郎の探偵事務所に、白鐘姉妹の保護者と名乗る三ツ木公彦という男がやってきた。今まで恋太郎に語らなかった彼女たちの過去を、そして今置かれている境遇を教える。
16歳の誕生日それが沙羅双樹、恋太郎に残された時間だったのだ…
脚本 金月龍之介 絵コンテ 平尾隆之
演出 平尾隆之 作画監督 高橋タクロヲ

話はさかのぼり2年前、他界した父の探偵事務所を継ぐかどうか迷む恋太郎のところに、双子の少女がやってきた。依頼は「これから自分たちは隠れるので、捜してほしい」との事だった…悩む恋太郎に沙羅は「この依頼が成功すれば探偵を継ぐ、成功しなければ継がない」と提案する…
これが、恋太郎と白鐘姉妹の出会いだった。
脚本 佐藤和治・金月龍之介 絵コンテ 寺東克己
演出 水本葉月 作画監督 立石 聖

他界した母の故郷の温泉から「ニコ・スパ」の招待状が届く。
沙羅と双樹を連れ、福島までやって来た恋太郎。そこで彼は、旧知の一条薫子・菫子姉妹に再会のだった。なりゆきで、一条姉妹と婚礼の儀を上げることになってしまった恋太郎だが、その時、沙羅と双樹は…
脚本 逢瀬 祭・金月龍之介 絵コンテ 寺東克己
演出 嘉手苅睦 作画監督 斎藤雅和

双葉探偵事務所に久しぶりの仕事の依頼がきた。依頼内容はイヌ探し…千草姉妹の両親が経営しているペットショップから逃げ出したチワワを探して欲しいという事だった。イヌ探しを始めた恋太郎であったが、沙羅と双樹は何もいわず姿を消してしまうのだった…
脚本 金月龍之介・寺東克己 絵コンテ 寺東克己
演出 小林智樹 作画監督 南伸一郎

恋太郎たちが暮らす二子魂川市で万博の開催が決定した。通称「ニコパク」、なんとこの博覧会は桜月組が1枚かんでいるイベントだったのだ…だが制作は思うように進んでおらず、関西より敏腕の地上げ屋を雇い地上げを行おうとするが”ゴスロリ仮面”にことごとく邪魔をされるのだった。しびれを切らした桜月組長は部下に”ゴスロリ仮面”の始末を命ずる。
探偵家業の恋太郎は”ゴスロリ仮面”探しの手伝いをするのだが…
脚本 金月龍之介 絵コンテ 平尾隆之
演出 平尾隆之 作画監督 山本佐和子

恋太郎は昔からの知人である桃衣舞から依頼を受ける。内容は妹である桃衣愛の身辺調査。
愛は舞とともに住んでいた下宿を飛び出し、男のアパートに転がりこんだというのだった。 恋太郎は複雑な想いを胸に沙羅双樹とともに張り込みをはじめるが、沙羅双樹はふたりだけで愛の尾行を始めてしまうのだった。その頃恋太郎は…
脚本 金月龍之介 絵コンテ 阿部雅司
演出 阿部雅司 鎌仲史陽 作画監督 大田和寛 下川寿士

恋太郎は「二代目」と二子魂川の住人から慕われている。だが仕事の依頼はさっぱり来ない。
そんな中、事務所になる電話の音、仕事の依頼は沙羅が受ける事になっているのだが、双樹が受けてしまったのだ。時間通りに来ない依頼者にどちらかが電話を取るかでケンカしてしまう始末。見かねた恋太郎は当番表を作ってあげるのだが、制作中に仲直りをしてしまう。
そんな穏やかな時間が流れている日曜日、気付けば3人そろって昼寝をしていると恋太郎は懐かしい夢を見るのだった…
脚本 金月龍之介 絵コンテ 平尾隆之
演出 平尾隆之 作画監督 嘉手苅睦

都心から電車で15分の小都市=二子魂川市。そこで小さな探偵事務所を営む『双葉恋太郎』と、その押しかけ助手である『白鐘姉妹』。とある秋の季節、彼らが送った平凡で、そして平凡だからこそほんのりとしあわせだった毎日。
 双葉恋太郎は桜月組に拉致されていた。組長の大切なインコをあずかっていた恋太郎はインコをネコに食べられてしまうという失態を犯してしまったからだ。その頃、双樹は夕飯の買出しをし、沙羅は助けを求めて事務所にやって来た金を連れてマフィアから逃げ回っていた。責任を取るべく賭けボクシングの試合に無理やり出場させられてしまう恋太郎だが、予想を裏切り相手をノックアウトしてしまう。怒った桜月親分は、恋太郎拳銃で撃とうとするが・・・