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脚本:荒川稔久 絵コンテ:むらた雅彦、徳本善治 演出:後信治 作画監督:高橋勇治、村上直樹 メカ作画監督:中野浩二
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<1988>
「アンタが何と思おうと、人機は人を殺すための道具……」静花の言葉を振り払うように出撃した青葉、そして両兵の前に現れたのは、いつもの古代人機ではなく、モリビト2号の後継機として開発された人工人機・トウジャCXだった。激戦の末、両機は崖から転落し、モリビト2号は脚部を損傷して動けなくなってしまう。密林を彷徨う青葉は、沼にはまってもがいていたところを、孤児だという少年・広世に助けられる。そのころ、アンヘルの基地にも侵入者が。ただならぬ気配を感じた現太が、封印された機体・モリビト1号機の倉庫で出会ったのは、彼とは因縁浅からぬ敵・黒将だった。
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<1991>
赤緒の見守る前、さつきのモリビト2号とエルニィのブロッケントウジャは人機の群れと戦い続けていた。明らかに劣勢の2人だが、市民を守るため、決して退こうとしない。「アルファーがこんな反応するのはあなただけよ。……もう一度訊くわ、モリビト2号に乗ってくれない?」「ごめんなさい……」南の問いにも、赤緒は目を伏せ、頭を下げるばかりだった。
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