KING AMUSEMENT CREATIVE | SONIC BLADE

キャストさんに聞いてみよう!
ーー自分の役についてはどう思いますか?
浅野 桃乃は、よく白鳥くんをいじめたり、かまったりしてるじゃないですか。カツラ被せて女装させちゃったりとか。私には弟がいるんですけど、子供の頃、弟には似たようなイタズラをしてきたので彼女とは共感するところが多いですね。きっと私と同じ“イタズラ心”を持っているじゃないかなって。また、なんだかんだいっても梢と白鳥くんの仲を応援してたりとか優しいところもあって、なかなか憎めないタイプじゃないかなと思っています。
堀江 珠ちゃんは、ものすごく計り知れないというか、得体の知れないというか、底が見え得ないというか。ずっとニコニコしてるんですけど、その笑顔の下にはすごい腹黒い部分を隠し持っているキャラクターで。でも、根底にあるのは梢ちゃんのことが大好きって気持ちと、桃さんとかがやってるイタズラを一緒に楽しみつつ乗っかっていくみたいなキャラクターですね。
ーーそれぞれのキャラクターから見た主人公は? 恵なら弟って感じなのでしょうか?
浅野 弟みたいに見てるだろうし、たぶん恵も梢ちゃんのことがすごく好きだから、白鳥くんのことも「おぉ、いいヤツじゃん」ってきっと思っているんだとは思いますよ。でも、そこでイタズラ心が発動して、「でも、構っちゃえ~」みたいな感じなのかなと。
堀江 珠ちゃんは梢ちゃんのことが本当に大好きだから彼女の幸せをいつも願っていて、白鳥くんが梢ちゃんを幸せにする人間に値するかどうかを見極めているところじゃないですかね。いまのところはダメではないみたいな感じ。でも、この先の展開ではどうなるかわからないわよとは少し思っているんじゃないかなって気がしています。
ーー珠実みたいな親友を思う気持ちってわかりますか?
浅野 わかる?
堀江 いまさら照れくさくて。ここまで「大好きです」とはいえないですよね。
浅野 うんうん。本当に仲がいいと親友だってこともあんまり人にはいえないよね?
堀江 いえないよね。「いや~、恥ずかしい」みたいなことになっちゃうんだけど、珠ちゃんの場合はそれを結構素直に表に出していて。梢ちゃんも梢ちゃんで素直だから、珠ちゃんもサラッといえちゃうんだよね。
ーー物語自体についてはどう思われましたか?
浅野 アニメだと原作のおもしろいところと、オリジナルなところがうまく混ざっていて、和気あいあいとした楽しい作品になっているんじゃないかなって思ってますけど。
堀江 鳴滝荘の中で起こる話が多いんですよ。ほのぼのとして出来事だったり、賑やかな出来事だったり、どんどん住人たちの人間関係や過去がわかってきて、そういうところがおもしろいと思うし、好きですね。
ーー実際に鳴滝荘に住んでみたいと思いますか?
堀江 その話しは前にもしたよね。
浅野 うん。アフレコ終わったあとにね。スタジオでは席が隣同士なんですよ。それで「住んでみたいよね~」とか。「今回のお話のアレは~」とかね。個人的に住んではみたいけど……、期間限定ならいいな~。
堀江 私もそうかな~。
ーーこういう家に住めたら楽しそうですよね。
堀江 気の合う人たちとだったら楽しそうだよね。
浅野 逆に気が合わなかったりとかした大変そうだよね。また、いつも「鳴滝荘の中で恋愛模様が繰り広げられて、“私の昔の彼が、あなたのいまの彼”みたいなのは嫌だよね~」とか(笑)。
堀江 「そんなんだったら生々しくて気まずいよね~」とか(笑)。
浅野 そんな話しをしながらアフレコしてるよね(笑)。
ーーアフレコは順調らしいですね。毎回色付きでアフレコができているとか。
堀江 すごいですよ! キャラクターがみんな可愛くて、美しいし。
浅野 美しいよね。手前のキャラクターがしゃべっていても、その後ろで珠ちゃんと恵が「うひゃひゃひゃ」と笑ってたりしてるのもわかるもん。絵が全部入っているとアドリブも入れやすいしね。
堀江 ああいう細かい動きをしているとき、そのキャラクターが見えてきたりするから。そういう意味でも声をあてやすいですよね。
ーー梢ちゃんについてお聞きしますが、変身するじゃないですか。その中に気になるキャラクターなどはいますか?
浅野 私は千百合ちゃんが好きかな。
堀江 私も千百合ちゃんかな。
浅野 理由は、欲望に忠実なところ! Sっぽいところが好きかも(笑)
堀江 Mだから?(笑)
浅野 そうそう。先日のアフレコのときに、私たちお互いがMか? Sか? って話しをしていて……。
堀江 私はSかなってね(笑)。
浅野 じゃ、私はMかなって(笑)。「じゃ」ってなんだよって感じなんですけどね。
ーー堀江さんはなんで千百合が好きなんですか?
堀江 千百合ちゃんって着替えさせるのが好きじゃないですか。そのことにみんなは怯えているんですけど。でも、私自信、そういうことに嫌がないから着せ替えてくれないかもって思ってるんですけどね。
浅野 ねっ。
ーーもしかして、堀江さん自身が着てみたい服とかあるんですか?
堀江 セーラー服とか。もう、ぜんぜん着たいですね(笑)。
浅野 セーラー服!? 
堀江 着たい、私!(笑)
ーーじゃ、もしも、お互いに着せるとしたらどんな服を選びますか?
堀江 浅野さんみたいな人にはメイド服を着せたいですね。
浅野 あれ? ホント? 私もメイド服っていおうとしたのに。私がメイドなら……ボンテージ!
一同 (笑)。
浅野 ちょっとロリーターっぽいボンテージを着せたいな~。
堀江 エナメルっぽいヤツ?
浅野 そそ。たぶん、いろんな属性の人にちょっとずつヒットして、ものすごく共感を呼ぶと思うのよ。
堀江 確かにね(笑)。
浅野 似合うよ、きっと!
堀江 そう? やった~! そんな服もたまにはね~。で、色も白いのなんか着ちゃったりしてね(笑)。
浅野 白ボンテージ? あるのかな~? 赤とかはあるけど。あと、網タイツは?
堀江 え! 網タイツ! なんか、ドキドキしてきた~(笑)。
ーーまぁ、その話しは半分冗談として、最後にひとことお願いします。
浅野 寂しい気分のときに観るとすごく楽しい気持ちになれそうなアニメだと思います。ただのハートフルなアニメじゃない。だけど、ただのラブコメでもない、いろんな要素が詰まっている作品だと思うので、自分なりの楽しみ方を見つけて全話通して見て欲しいなって思います。
堀江 見てるうちに自分もまるでこの鳴滝荘にいるんじゃないかなって空気が流れる作品だと思うので、ぜひぜひ見てください。
新井さんと白石さんから聞いて欲しい質問をうかがって、堀江さんと浅野さんに答えていただきました。はたしてどんな答えが飛び出すのやら? また、堀江さんと浅野さんからも次の方への質問をうかがいました。
雨の日とか嵐の日は、あの家は廊下に雨が入ったりしないんですか?
浅野 中庭の上は吹き抜けのように見えて、実は薄い膜が張ってあるんだよ!
堀江 ドームだ!
浅野 そう、薄~い膜が張ってて。
堀江 温室みたくなってるんだ! バード園みたいな感じ?
浅野 もしくは、お台場のビーナスフォートみたいに空の絵が描いてある。実は空じゃない!
堀江 なるほど~。
浅野 でも、それも梢ちゃんもボケてるから忘れてて、「あぁ、今日もいいお天気~」っていっちゃう(笑)
堀江 (笑) それね、素晴らしい!
  ……ということで、「天井に薄い膜が張ってある!」という回答に!
浅野さんの「次の人もどう思ってるか聞いたら?」との意見に質問持ち越し!(笑) で、次回も……
雨の日とか嵐の日は、あの家は廊下に雨が入ったりしないんですか?
 

(C)小島あきら/スクウェアエニックス・まほらば製作委員会