KING AMUSEMENT CREATIVE | SONIC BLADE

●オンエア直前!メインキャストの方々や監督からキャラクターの感想や見どころをうかがいました!
●蒼葉梢・・・新井里美

梢氏は4回変身いたします。なので、変身した人格のメリハリをつけるため、日々鍛錬を重ねます(笑)。みどころは、やはり鳴滝荘の濃いキャラが面白いなと思っていて、私はまだまだだな~と思います。アドリブなどが、みなさん面白いんですよ! いまこうして、みなさんといられることが幸せでございます。
●白鳥隆士・・・白石涼子

隆士くんは、とってもお人好しで、周りにかき回されるヘタレな男の子です。18歳で絵本作家を目指してる男の子だけど、みんなには愛されてると思うのですが? (し~ん)……えーと、愛されていないようですが、すごい可愛くって18歳とは思えない男の子でもあります。私が演じたらもっと可愛くなってしまうかもしれないですが、「あぁ、こういう男の子がいたら弟にしたいな~」と思っていただけるように演じています。作品については、ほのぼのした、ギャグアニメかな~? とか思いきや、ちょっとしたドタバタあり、恋あり、いろいろです。私自身もすごく面白くて癒されます。また隆士のセリフの数はすごく多い気がするんですけど、美味しいところは沙夜子さんやジョニーにもっていかれて、少しだけうらやましいです。個性が強すぎですよ、みなさん! 控えて~、控えて~(笑)。でもすごく楽しい作品だと思うので、ぜひ見てください。よろしくお願いします。
●桃乃恵・・・浅野真澄

恵は酒が好きでいたずら好き。とにかく楽しいことが好きな感じなんですけど、実はいろいろ恋に悩んでいたりとかそういう側面が後から出てきたりもするキャラなんです。基本的にはすごく明るくて、隆士にいたずらばっかりしてるんですけど、私自身にも弟がいて恵が隆士をいたずらするように私も弟のことをかまっています。それってお姉ちゃんからするとすごく可愛がってる行為なんですけど、弟からするとすごい迷惑。無理矢理お化粧したりとか、「寝耳に水」ってことばが本当かどうか試してみようかと思って、弟に水鉄砲で寝てるところに水をシューって掛けたりとか、私はそんなお姉さんだったので、恵の気持ちがすごくよくわかって共感しながら演じています。この作品は、すごくほのぼのしていて、明るくって。でも、原作を読むとみんなの過去もキチンと描かれており、アニメでも恵のそういうところがチラっと見えたりして。ほのぼの明るいだけじゃない、いろいろいい要素がたくさん詰まった作品だと思うので、ぜひ楽しんで見てください。
●茶ノ畑珠実・・・堀江由衣

珠ちゃんは梢ちゃんのためならなんでもやってしまうんじゃないかなっていうぐらい彼女のことが大好きな女の子で、はじめの頃白鳥さんに構うのも彼が梢ちゃんに相応しい相手かどうかを探るためだったり。私自身、珠ちゃんのことは得体のしれない部分がすごく多すぎてわからないことが多くて、なぜいつも笑顔なんだろう?とか、ホントは裏では何を考えているんだろう?とか。まだまだこれからいろんな部分がでてきそうで、とても楽しみです。お話は鳴滝荘の住人のみなさんを中心に話が進んでいくんですけど、そういう密室っぽい限られた空間で起きるお話が私は結構好きなので、その中で繰り広げられるいろんな友情だったり、恋愛だったり、そういうお話がすごく私は面白いなって思っています。
●黒崎沙夜子・・・藤原美央子

沙夜子さんは朝美ちゃんのお母さんなんですけれども、朝美ちゃんがいないと何もできないダメ人間なんですよね。でも、結構可愛らしいところもあったり、面白いところもあって。あまりしゃべらないんですけれども行動が面白いので、沙夜子さんはきっとその方向でいってるんだろうなって思いました。作品は原作とはまたひと味違って、コメディタッチが増した感じで、とてもいい作品になっていると思います。ぜひみなさんも見てください。
●黒崎朝美・・・天神有海

朝美はたぶん健気にがんばっていきてると思うのですが、アニメではまだそんなに健気って感じのシーンがないので、とにかくみんなの中でも一番元気に演じようと思っています。みどころは、私はコミックスになっている部分しか読んではいないんですけれども、原作と比べながら、ここはこんなふうに演出してるんだ~、あ、シーンが足されてるとか、そういう楽しみ方をしています。原作ファンの方は同じようにきっと楽しめると思うし、原作を知らない方は純粋にほのぼのしたコメディが楽しめるのではないかと思います。
●ジョニー(灰原由起夫)・・・堀内賢雄

灰原由起夫というキャラのときには非常にシャイで、照れ屋で、なかなか人としゃべったりすることができないんですが、ジョニーという手につけた人形になると、こんなにも傍若無人なことをいえるのか? みたいなふうに人格が変わっていく。わかりやすいな~と思ったのは、僕も役者なので役になりきったときには、素の自分ではいわないであろうことを言えちゃったりする。そういったところで彼とは共感できる部分がたくさんありますね。演じ方として、最初はそのまま灰原の地の声で演じるのかと思ったんですが、少しデフォルメしてもいいということでああいったキャラの声になりました。この作品は、コミカルな部分だけじゃなくて、切ない部分もあって。本当にいろいろな見方ができる作品かと。それぞれがご覧になっていろんなことを思い浮かべながら見ていただけると、より一層楽しいかと思います。
◆監督・・・木村真一郎

この作品は見方によっては引き籠もりアニメになってしまうんですよね、鳴滝荘の外からは一歩も外に出ませんから。せいぜい学校に行って帰ってくるくらいなので、作る方は大変です(笑)。でも、苦労しているぶん限られた空間でいかに遊ぶかっていうところで、逆に面白い作品になっているかなって思っています。また個性の強いキャラが多いので、こちらがそんなに作り込まなくても大丈夫かなっていうところもありますけど。僕として、この作品を見て次の日、学校や会社に元気にいけるような、見てほっとするようなアニメを目指しています。よく“サプリメントアニメ”っていうんですけど、一服の清涼剤のようなアニメにしたいなって気持ちで作っています。
 

(C)小島あきら/スクウェアエニックス・まほらば製作委員会