楽しかった「みなみけ おかわり」も、ついに最終回。
みなみけ三姉妹には、9話から最終話までの各話の感想とともに、最終回を迎えての感想を語っていただきました。
また、今回の「ご近所付き合いに関する思い出」は、茅原実里さんが担当です。
こちらもぜひお楽しみに!
佐藤: 9話はカナが予知夢を見てたね。
井上: カナは「あの夢は何だったんだろう」という感じのモノローグが多くて、新鮮な気分だったな。
モノローグでも悪だくみはしたことがあるけど、自分の気持ちを表すものはあまりなかったから。
佐藤: あと、チアキがクラスのみんなに「変わった」と言われてたけど、確かに「おかわり」ではチアキの表情が豊かになったと思う。
茅原: 感情的になるシーンも増えたよね。やっぱり、クラスの友達やフユキくんと関わっていくうちに、チアキの中で変化があったんだろうな。
井上: 10話はみんなでお花見。きっかけはチアキが焼肉の「ハラミ」と「花見」を聞き間違えたからなんだけど、チアキが間違えるのは珍しいよね。
茅原: でも、思い込みが激しそうだからたまには間違えるのかも。
チアキの場合、それに気付いてもプライドが高くて引き返せないんだけど(笑)。
佐藤: そしてカナに花見を誘われた藤岡くんは、やっぱり今回も振り回されてた。
井上: そろそろ藤岡は、カナに誘われて喜んでばかりじゃいけないことを学習したほうがいいな(笑)。
佐藤: もう少しカナに対して押しの姿勢を見せれば、自分の思いに気付いてもらえるかもしれないけど、それが恥ずかしくてできない藤岡くんがまたかわいらしいんだよね。
井上: 11話では、カナが仮病を使おうとして本当に風邪を引いちゃった。
佐藤: 風邪を引く話は前シリーズでもあったけど、今回は仮病との演じ分けが大変だったんじゃない?
井上: 音響監督さんから「ここは仮病の咳だからもっとわざとらしく」って言われたりしました。
しかもその頃、私自身も喘息気味だったのでリアルに咳き込んでしまったりして、苦しいアフレコでした(笑)。
茅原: カナの台詞「苦しいよ~!」は麻里奈ちゃんの叫びでもあったんだ(笑)。
井上: そこでチアキが珍しく「よしよし」って心配してたのが印象的だったな。
どうして突然優しくしてくれたの?
茅原: え~、いつも優しいよ? キツい言葉は愛情の裏返しだから。
たまに見せる優しさだからいいんじゃないかな(笑)。
茅原: 12話はチアキの運動会だったね。
井上: みのりん自身は「運動会はイヤだ!」って言ってたよね?
茅原: うん、実は大嫌いだったの。大勢の人の前で走ったりするのが苦手で……。
佐藤: 特にリレーなんかだとプレッシャーも大きいよね。
ほかのチームに抜かされたらメンバー全員から責められちゃうかもしれないし。
茅原: でも「みなみけ」ではそんなこともなく、みんなで練習したり、カナたちが応援に来てくれたりして微笑ましかったなぁ。借り物競走でのチアキもかわいかった!
井上: 藤岡を「お父さん」として連れて来たんだよね。当人は「中二なのにお父さん……」ってすごいショックを受けてたけど(笑)。
茅原: チアキは藤岡くんのことをずっとお父さんとして見てたからね。
茅原: そして最終話でついに事件がありました。それまでの展開はこの話に向けてのものだったんだね。
井上: ハルカが留学しないということは予想通りだった。私たちキャストとスタッフの方々が思い描いている図式が、同じだったことがすごく嬉しかったです。
佐藤: カナやチアキが本当に健気だったなぁ。母親代わりでもある大切な姉が家を出ていくというときに、背中を押せるってすごいことだよね。まだ小、中学生だよ?
茅原: 最後はやっぱり耐えきれなくなっちゃったけどね。
佐藤: お互いが思い合えていて、幸せな家族だなぁとしみじみ感じました。
井上: まさに理想の最終回でした……が! なんだあの保坂はー!
茅原: それも予想していたとはいえ、まさか本当だったなんて(笑)。
井上: 直前のシーンまでウルウルしていたのに(笑)。
茅原: アフレコを終えた直後は、実は最終話だという実感がなかったのですが、スタッフの方からお花をいただき、キャストのみなさんともご挨拶をしたところでようやくはっきりと実感できました。それと同時にすごく寂しくなって、このまま終わりたくないと思いました。
今度はぜひ、「別腹」みたいな副題で続編をつくってほしいです。私たち三姉妹、ずっと待っています!
井上: 「おかわり」ではハルカやフユキくんたちが、私たちに何かを考えさせてくれるエピソードが多かったです。そして最後はまったりした雰囲気の中で日常が過ぎていく、「みなみけ」の最後を飾るにふさわしい最終話だったと思います。
「みなみけ」は常にスタッフさんやキャストさんたちが楽しんでつくっていた作品ですし、カナは私の演技の幅を広げさせてくれた役でもあったので、これで終わりなのは悲しいです。
佐藤: 「おかわり」はオープニング主題歌の歌詞にもあるように切なさがプラスされるということだったので、どこでそのような展開になるのかなと思っていたのですが、フユキくんや、最終話に向けての展開などを見て納得しました。ハルカに関しては、留学の話を最初から断っていると思ったので不安はありませんでしたが、カナとチアキがハルカのために色々してあげようとものすごく頑張っているシーンに涙ぐんでしまいました。なので、2人の気持ちに気付いていないようにハルカを演じるのが難しかったですね。そんな展開がありつつも、最後は本当に「みなみけ」らしいものになってよかったと思います。
ご近所付き合いに関する思い出はありますか?(茅原さんの場合)
茅原: 子供の頃はお隣さんと一緒に遊んだりして、仲が良かったです。あと、近所の子供同士で集まって川へ遊びに行ったりもしました。ほかの家の庭にも堂々と入れたりして、近所の人たちみんなが大きな家族みたいな付き合いでした。
井上: 家を自由に開け放して出入りしあうなんて、今の時代じゃ考えられないよね。
茅原: うん、ちょっと残念かも。
佐藤: そんな時代だからこそ、「みなみけ」のような近所付き合いがより楽しく感じられるんだろうね。
茅原: 実際に私も、子供の頃に焼肉やお泊まり会をしてたから、「みなみけ」の楽しさがわかるなぁ。
これからはそういう光景が増えるような、平和な世の中になってほしいですね。