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第13話「君たちキウイ・パパイア・マンゴーだね。」
何故か方舟のカウンターに突っ伏しているカヤ。あらしはカヤが顔を上げるたびに一をにらんでいるのに気付き、何かしたのではないかとたずねるが、一に覚えはないという。 実はカヤは、以前うっかり飲むはめになった「キューティーチェリーちゃん入りフルーツジュース」の仕返しをしようと、虎視眈々と機会をうかがっていたのだ。丁度グラサンが買いこんできたキウイを使い、何かを作り始めるカヤ。しかし一やあらしもキウイを使い、怪しげな動きを始めるのだった。
第12話「レーダーマン」
方舟の座席の1つを占拠して、なにやら怪しげな挙動を繰り返す女性のお客さん。やよゐやあらしに迫ろうとしたそのお客さんは、漫画家の穴守(CV:小林ゆう)だと名乗る。困惑するあらしたちに、どうしても描けないシーンがあるのだが、あらしにモデルになってもらえれば描けるかもしれないと言う。きちんと話を聞かずに安請け合いしたあらしだったが、描けないシーンとはなんとキスシーンだった。とりあえずカヤがキス相手をつとめることになり・・・
第11話「ハイスクールララバイ」
朝起きた潤は、どういうわけか自分が大人の身体に成長してしまっていることに気付く。とりあえずカヤに相談しようと方舟に向かうが、目の前のスタイルの良い女性が成長した潤だと気付いたのはあらしだけで、他の面々は誰一人として気付かない。一に女だと知られたくない潤は、とっさに姉の涼子だと名乗ってごまかすが、カヤに本当のことを話そうとしても聞いてもらえず、逆にあるサプライズイベントについて聞かされてしまうのだった。
第10話「昭和ブルース」
突然「通じ」なくなってしまったあらしと一。2人は、整理しきれていない自分たちの気持ちが原因で、跳べなくなってしまったのではないかと思い悩む。うじうじした態度をカヤと加奈子に叱られた一は、帰り道に入ったゲームセンターで、やよゐに話しかけられる。加奈子と2人で一を探していたと言うやよゐは、あらしと一が「通じ」なくなったのは、ひょっとしたら年の差から来る目線の違いがあるのでは?と言い出し、一にある提案をするのであった。
第9話「淋しい熱帯魚」
脚本:高山カツヒコ/絵コンテ:小俣真一/演出:いわもとやすお/作画監督:山縣亜紀
楽しそうにはしゃぐあらしと一。でもそれをを見つめる潤の脳裏には、以前墓地であらしから聞かされた、「自分は夏が終わると消えてしまう」という言葉が浮かんでいた。そんな折、あらしが山代に誘われてデートに行くことになるが、「通じる」というあらしとの絆の強さを信じ切っている一は、まるで意に介さない。能天気に構えている一の様子を見た潤は、「一は、あらしに残された時間が少ないことを知らないのではないか」と思い当たり、あらしに会えるのはこの夏の間だけだと伝える。
第8話「コンピューターおばあちゃん」
脚本:植竹須美男/絵コンテ:石倉賢一/演出:石倉賢一/作画監督:潮月一也・岩崎安利・杉山延寛
陽炎が立ち昇るほどの暑さの日。エアコンのリモコンが見当たらず、探し回る一たち。 方舟を家捜しした結果、なぜか大量に出てきたリモコンを試してみるが、エアコン用のリモコンは見当たらず、徐々に暑さは酷くなっていく。気温が上がるに連れ、あらしの様子が少しおかしくなってきたのに気付いたカヤは、何かを思い出して怯えはじめる。 そして試していないリモコンの数も少なくなったころ、ついにあらしが暑さの我慢の限界を超え、奇行に走り始める。
第7話「天城超え」
脚本:赤尾でこ/絵コンテ:中澤勇一/演出:龍輪直征/作画監督:中澤勇一
茶碗がないと大騒ぎするマスター。マスターによると、一千万の懸賞金がかかった高価な茶碗の片割れが方舟にあったが、いつのまにかなくなってしまっていたらしい。そこであらしたちがタイムリープして茶碗を探しにいくことになったが、タイムリープ先ではなぜかマスターが裸エプロン姿で茶碗を持って逃げ回っていると言う。騒動の末、やよゐに茶碗を預けたことを思い出したマスターだが、やよゐはどこに茶碗を置いたのか、すっかり忘れてしまっていた。
第6話「ギザギザハートの子守唄」
脚本:赤尾でこ/絵コンテ:飯村正之/演出:森義博/作画監督:高野晃久・潮月一也
あるとても暑い日、マスターの思いつきで冷やし中華を始めることになる。 あらしが小さいころに一度だけ食べたことのある幻の冷やし中華を再現しようと奮闘する方舟の面々。 しかし加奈子ややよゐはそもそも冷やし中華がなんなのか知らず、あらしもレシピを知っているわけではないので大苦戦。 カヤに任せればカキ氷に麺を載せた冷やし麺を作ってしまい、あらしが作ったものはなぜか故かナポリタンに。果てには雨どいに麺を流して流し中華など、徐々にギャグ方面に走り出してしまう。
第5話「Romanticが止まらない」
脚本:赤尾でこ/絵コンテ:高村彰/演出:遠藤晋/作画監督:原田峰文
方舟で給仕をしていた加奈子は、急に目がかすんで塩の瓶を落としてしまう。 あらしから眼鏡を借りて試しにつけてみた加奈子は、突如として眩い光に包まれ、「渦巻け!サマーハリケーーーン!!」の叫びと共に、美少女メイド戦士に変身してしまう。恥ずかしがる加奈子を尻目に、名乗りと変身シーンを見たいが為、あの手この手で加奈子に眼鏡をかけさせようと迫る一たち。いつしか方舟は、女性陣のコスプレ衣装展覧会の様相を呈していくのであった。
第4話「みずいろの雨」
脚本:赤尾でこ/絵コンテ:いわもとやすお/演出:いわもとやすお/作画監督:山縣亜紀
土砂降りのある日、方舟のバイトを休んだあらしと一は、カヤが居候している潤の家に遊びに行く。 一が来ると知らなかった潤は、大慌てで自分が女である証拠を隠そうとするが、気が動転して、何故かウエディングドレスを着てしまう。下着などをどうにかこうにか隠し終えた潤だが、最後の最後、玄関に飾ってあった家族写真を隠そうとしたときうっかり転んでしまった。そしてウエディングドレス姿のまま、丁度到着した一の胸の中に飛び込んでしまう……。
第3話「時をかける少女」
脚本:高山カツヒコ/絵コンテ:森義博/演出:森義博/作画監督:梶浦紳一郎
やよゐと加奈子に日々存在エネルギーを吸い取られ、ヘロヘロのグラサン。 せめて一人分の供給にしたほうがいいのではというあらしの提案で、方舟に来たお客さんの中から、やよゐが通じる相手を探す事になる。しかしやよゐは戸惑うばかりで、客の男性から声をかけられてもタジタジと対応するのが精一杯。 そんな折、飼い犬を連れた山代がやって来る。彼なら脈があると見た方舟一同はやよゐをけしかけるが―!?
第2話「ギャランドゥ」
脚本:高山カツヒコ/絵コンテ:中澤勇一/演出:石倉賢一/作画監督:中澤勇一
海で遊んだ後、一たちは旅館に泊まることになった。 露天風呂にサウナ、麻雀と、思い思いに夜を楽しんでいたのだが、あらしの気づかいで一と同室にされてしまった潤は、女とばれないように男物の下着を買ったり、一緒にお風呂に行こうとする一から逃げ回ったりするはめになる。 結局見つかってしまいお風呂に連れて行かれてしまうが、あらしとカヤに助けられ難を逃れる。
第1話「夏休み」
脚本:高山カツヒコ/絵コンテ:大沼心/演出:大沼心/作画監督:大田和寛
ある日、あらしと一がバイトをしている喫茶店「方舟」に皆が集まり、夏の風物詩について語り合っていた。 話の流れで海に行く事になり、あらしの水着が拝めると大喜びする一。あらし、カヤ、やよゐ、加奈子ら女性陣も、マスターが出してきた水着を前に、喜んだり驚いたりと楽しんでいる様子。しかし、一に男と勘違いされている潤は、どうごまかそうかと途方にくれる。