10月3日からテレビ東京にて、毎週水曜深夜1時20分より放送されることが決定した実写ドラマ版「魔法先生ネギま!」の収録がついに開始!その撮影現場に潜入してきたぞ!!
気になる撮影現場の様子や、役者さんたちの演技を余さずお伝えしよう。
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巨大な撮影スタジオに入ってまず驚いたのが、麻帆良学園校内のセットだ。
板張りの廊下には掲示板があり、手作りの図書だよりや保健室一口メモが貼られている。図書だよりには本の返却時間や開館時間、図書室の利用法、それに図書委員オススメの本の紹介コーナーなどが書かれており、これをのどかや夕映が作っているのかも、と考えると何だか楽しくなってくる。
保健室一口メモの方には、受験生のために、ストレスに効くツボの一覧がイラストで掲載されていた。
教室も廊下以上に細かく造り込まれている。
黒板には今日の日直の名前が、教室の壁には「授業中は携帯の電源を切りましょう」という注意書きや、掃除当番表が貼られていた。
また後ろの黒板には、ネギ先生と雪広あやかの相合い傘や、「アスナはT先生LOVE」などのラクガキ、そしてキャラクターたちのイラストが描かれている。
これらは実際にクラスメイト役のキャストさんたちが描いたそうだ。
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今回潜入したのは、原作コミック1巻p81-83のような教室での授業シーン。
まず撮影前に、キャストたちが自分のやってみたいことにチャレンジする自主トレの時間がある。
ここでキャストたちは、次に撮影する授業中の雑談シーンで、それぞれが演じるキャラクターたちがどのような行動を取るか考え、チャレンジしていく。
しかし撮影が始まってまだ間がないためか、みんな緊張気味で演技が固い。
すると監督が教卓の前に立つと、「このクラスってそんなに静かかなぁ? 座り方も真っ直ぐ前を向いてばかりじゃないんじゃない?」と、まるで先生のようにアドバイス。
その言葉で緊張がほぐれたのか、徐々に撮影現場の雰囲気が賑やかに明るくなっていった。
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そして最初のテスト。ネギ先生が板書している間、和美は後ろの席の千鶴と夏美を撮影。
まき絵は後ろを向いて木乃香と雑談。そしてネギ先生が振り向いて「この問題わかる人いますか?」と言った途端に、まき絵は教科書で顔を隠し、風香と史伽は身を乗り出して元気よくハイハイ!と手を挙げるなど、全員、自主トレの成果を遺憾なく発揮していた。何気ない1シーンだが、それぞれの役者が、自分の演ずるキャラクターをよく研究しているのがわかるはずだ。
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テストがよければ本番を撮影するのだが、監督が納得しなければ何度もテイクを撮り直すことになる。
そのたびに監督はじめスタッフたちは、キャスト陣に姿勢や力の入れ方、目線まで細かくチェックを入れ、自然な演技になるよう何度も何度も指導していく。そのためTVの放送時間では5分足らずのシーンでも、実際の撮影では6時間近くかかることも。
そのため撮影は早朝から始まり、深夜に及ぶことも珍しくはないという。テストと本番を繰り返えしながら、その場その場で演技や演出に修正を加え、最良の映像を追求していくとどうしても時間がかかってしまうのだ。
スタッフとキャストの努力が、どのような映像となって結実するのか、今から放送が待ち遠しい。
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