麻帆良祭実行委員会始動!!トークショー in 講談社
(出演…神楽坂明日菜役:神田朱未 近衛木乃香役:野中藍 長谷川千雨役:志村由美 桜咲刹那役:小林ゆう)
去る6月26日、7/16、17に行われるKフェス『麻帆良祭』に向け、全国各地を結ぶ大イベント・『麻帆良祭実行委員会始動!!』開催された。東京会場は『ネギま!』連載雑誌『週刊少年マガジン』の発行元・講談社ビル。キャラクターグッズ店「Kショップ」ではサイン色紙お渡し会が、そして会議室では12時と14時からの2回に渡りトークショーが開かれた。
トークショー会場は、普段は講談社の皆さんが普通に仕事をしている会議室。原作『ネギま!』のネタやキャラクターグッズのアイディアもここで生まれたのだろうか?MCの森永みっちーの紹介で、神田朱未ちゃん・野中藍ちゃん・小林ゆうちゃん・志村由美ちゃんが、麻帆良学園中等部女子の制服で登場。
トーク前半は、2003年12月から2005年12月まで、イベント映像を見ながら『ネギま!』2年間の歩みを振り返るコーナー。ゆうちゃんの武道四天王、由美ちゃんのネットアイドル“ちう” コスプレ、藍ちゃんがパジャマ姿で歌う『にちようび』、極めつけは、歌っている神田さんの衣装からボタンがはじけ飛ぶ場面!?集合シーンでは自分がどこにいるか探し、歌やMCシーンでは懐かしいやら照れるやら。ファンの皆さんと一緒に観ていることも忘れ?面白映像に盛り上がった4人だった。
話題はイベントでの出来事からアニメのアフレコ、キャスト同士の交流についての話に。アフレコ後お好み焼き屋さんに行き、神田さんと皆川純子さん(雪広あやか役)が演技について熱く語っている横でゆうちゃんが一生懸命お好み焼きを焼いていた事など、思い出話に花が咲いた。翌朝に別のスタチャアニメの収録が入っていた藍ちゃんは、アフレコ後のお付き合いにあまり参加できなかったのを残念がっていた。
累計売り上げ100万枚を突破したというCDの話、7月16~17日に「Kフェス2005」で開催される「麻帆良祭2005夏」の話題に続いて、4人それぞれアニメ『ネギま!』の全26話の中からお気に入りのシーンを選んでもらうコーナー。まず志村由美ちゃんが選んだのは『XI時間目』、ネットアイドルちうと2-Aの面々が、ホームページのアクセスを稼ごうとコスプレ合戦をエスカレートさせていく場面。
森永
「どうしてこのシーンがお気になの?」
志村
「コスプレ対決ってことで」
森永
「プライベートでコスプレしてないよね??」
志村
「してませーん! 『すくぅるみずぎぃ?』っていう(綾瀬夕映役の)桑谷夏子さんのセリフがすごい可愛くって。TVだとあんまり目立たなかったんですけど、それが耳に残ってて」
森永
「あはは、自分の役をPRしにきて欲しかったなぁ~(笑)」
藍ちゃんとゆうちゃんが選んだのは、なんと同じ2本のエピソードより同じ場面。さすが木乃香と刹那、深い絆で結ばれた2人のことはある。まずは『XX時間目』より、刹那がネギや明日菜と協力して敵にさらわれた木乃香を奪回するシーン。そして『XXI時間目』の、幼い頃の誓いを果たすため刹那が我が身を顧みず木乃香を助けようとするシーン。
小林
「このシーンは、すごく思い入れがあって大切なシーンなんです。『私は誓ったんだ!あの日……』というセリフも心に染み入るセリフだったし。木乃香が『お尻ペンペン』されたときは、本気で頭にきました。」
森永
「やっぱり、長くやってるとそれぞれ役に入っちゃうよね。せっちゃんの気持ちに近づくでしょ」
小林
「はい、近づきたいと思ってもう必死でした」
森永
「なりきってるね。今でも藍ちゃんをリードしてるもんね。護ってあげている眼差しがステキ」
小林
「ホントですか?ありがとうございます(笑)」
森永
「藍ちゃんはどうしてこのシーンにしたの?」
野中
「アフレコのとき、後ろで待っているじゃないですか。みんなが自分(=木乃香)のために一生懸命になってくれているっていう、その光景が嬉しかったです。『思われてるなぁ、木乃香』って」
森永
「木乃香になりたい?」
野中
「やっぱり、女の子は憧れますよね~」
森永
「(唐突に)神田さんは憧れません?護られたいとは思わない?」
神田
え゛?……護ってもらいたいですよ、はい(笑)。藍ちゃんは、何か護られ慣れている気がする。自然に人が護ってあげなきゃっていう気持ちにさせる、嫌味なく。すごい羨ましいと思いますね~」
神田さんの選んだ「すっごい感動的なシーン」は、『I時間目』より、明日菜が魚の着ぐるみを着ておまじない?の踊りを踊るシーン。
神田
「これはもう1話の一番最初のアフレコで……一応、赤松作品のヒロインっていうと『お早う、ネギ!(爽やかに)』みたいな路線と思ったんですよ。そしたら、『神田さん、最初着ぐるみです。油揚げを口から吐きます』って(笑)。でも、私はこのシーンがかったからこそ、26話やって行く上で明日菜ってこういう路線に走っていくんだなっていうか、(見た目が)可愛いだけじゃなく……違う可愛らしさ?そういうものを出すにはすごくいいシーンだったな、と思って。最初に『た~か~は~た~せ~ん~せぇ~♪』って歌ったとき、『あー、吹っ切れる!』と思った(笑)」
森永
「悩んだりもした?」
神田
「実は私、気の強い役ってそんなにやったことなかったんですよ。だから、こういう乱暴だったり凶暴だったり、声を張り上げる子って新しい試みだった。」
森永
「でも今では板についている気がするのは何でだろう?」
神田
「多分、『ネギま!』の現場では明日菜が神田朱未を引っぱっていったような感じがして。普段、私自身はそんなにワイワイ騒ぐようなタイプじゃなくて、どちらかというと静なんですよ。だけど、『ネギま!』の現場では明日菜が私を引っぱり、私がみんなを引っ張っていきたいと思う……難しいんですけどね」
森永
「引っ張ってた。(ネギ役の)佐藤莉奈ちゃんも頑張ってたし。やっぱり、31人もいるとスタッフだけじゃなくて同じメンバー同士で誰かが引っ張って、盛り上げていくっていうのも必要だもんね」
神田
「うん、明日菜がこういうキャラだから引っ張ってってくれたんじゃないのかな……とか思ったりして」
楽しかった時間はあっという間に過ぎ、「麻帆良祭2005夏」やDVD&CD、そして放映間近の最終回(4人も今日のトークショー前に会場のプロジェクターで初めて見て、思わず泣いてしまったらしい)の告知を終えると、もう最後のご挨拶。
神田
「今日は朝早くから並んでくれてた皆さん、本当にどうもありがとうございます!暑くなかったですか?大丈夫ですか?……『ネギま!』は足掛け2年になっちゃってるんだけど、みんなの応援があって、もっと盛り上がっていくと思うので、これからもずっと付いて来てください!今日はどうもありがとうございました!」
野中
「『麻帆良祭2005夏』で、新曲の歌詞を間違えることなく、ゆうちゃんと歌いきることを目標にしたいと思うので、みなさんぜひ遊びに来てください!よろしくお願いします!」
小林
「皆さん、今日は朝早くから本当に有難うございました!私も最終回を見たんですけど、本当に色んなことが蘇ってきて、涙が出ちゃいました。刹那っていう役をやらせていただいて、こうやって皆さんとお会いできたことをすごく幸せだと思っています。『麻帆良祭2005夏』ではお嬢様と一緒に歌を歌いますので、ぜひ応援に来てください!よろしくお願いします!」
志村
「本当に朝早くからありがとうございました!私も最終回、他の皆さんと一緒に見させていただいたんですけど、すっごく感動しました!ファンの皆さんもハンカチを持って見て下さい。イベントもまた来てください!よろしくお願いします!ありがとうございました!」
以上、1時間という短い時間だったけど楽しく、アットホームなひとときだった。アニメの放送が終っても、まだまだ新たな展開が広がっている『ネギま!』。2005年後半も、絶対に応援してくださいね!
お渡し会の様子!!
神田朱未さん(神楽坂明日菜役)
野中藍さん(近衛木乃香役)
小林ゆうさん(桜咲刹那役)
志村由美さん(長谷川千雨役)
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