|
葉月 |
|
「う~ん……、何かもったいない気がしない?『せっかく勇治が積極的に接してくれてるのに追い払うなんて……』って思ってた」 |
|
神田 |
|
「葉月さんは、あんなふうに男性に迫られたら追い払いませんか?」 |
|
葉月 |
|
「払わないでしょ~! 私はいいと思うけど。相手から来てくれるのは嬉しいことだし……」 |
|
神田 |
|
「相手から迫られても自分は素直になれないとか、そういう気持ちはないんですか?」 |
|
葉月 |
|
「ない!! だってもったいないじゃん!! 幸せが逃げちゃうと思うの(笑)」 |
|
神田 |
|
「相手を突き放したら?」 |
|
葉月 |
|
「うん!!」 |
|
神田 |
|
「素直に受け止めてあげなさいってこと?」 |
|
葉月 |
|
「うん、恋愛はやっぱり素直になるのが一番だと思う!」 |
|
神田 |
|
「じゃあ、一言で言えば恋愛とは何だと思う?」 |
|
葉月 |
|
「えっ!? 恋愛とは……やっぱり『素直に受け入れること』かな!?」 |
|
神田 |
|
「……そうですかぁ。でも私、この年になってもなかなか素直になれませんけど?」 |
|
葉月 |
|
「昔は私もそうだったよ。でもこの年になってから意地を張っちゃいけないんだって分かったの」 |
|
神田 |
|
「じゃぁ、誰かのことを好きになったら必ず『好き』って言うの?」 |
|
葉月 |
|
「うん、言う!!」 |
|
神田 |
|
「わ~~~!! 尊敬する!」 |
|
葉月 |
|
「言わないと幸せになれる日が先に延びちゃう気がして(笑)。昔は、2年でも3年でも片思いでいられたの。その片思いをしているときが一番幸せなんだけど、結局実らなきゃ意味がないじゃない? だから早く答えが欲しくて言っちゃう」 |
|
神田 |
|
「ちなみに、成功率はどのくらいですか?」 |
|
葉月 |
|
「う~ん……。低いね!! ほとんどないね」 |
|
神田 |
|
「でも、その後のこととか考えないの? 断られたらどうしようとか?」 |
|
葉月 |
|
「考えたらだめだよ(笑)。当たったら砕けるの!! もう何度砕けたことか(笑)。でも、そうやって一歩一歩ステップアップしていくから、最終的にはいつか成功するって信じるしかないじゃない!?」 |
|
神田 |
|
「何かイメージと違った!! 葉月さんて『陰から好きな人のことをチラッと見て、ポッと顔を赤らめてる』みたいなイメージがある。私はそんなんばっかりです。ダメだよねこの年になってそんなんじゃね」 |
|
葉月 |
|
「だから、香月の行動を見てるとじれったくてしょうがない!」 |
|
神田 |
|
「じゃあ香月にアドバイスしてあげて?」 |
|
葉月 |
|
「勇治はいつもいつもくっついて来てくれるじゃない? それを全部『はい、はい』って受け入れちゃえばいいのよ。手の上で転がしちゃえばいいの(笑)」 |
|
神田 |
|
「香月にはできないわ~(笑)」 |
|
――勇治を巡って、まりえとニーナの掛け合いが見所になると思うのですが? |
|
葉月 |
|
「これからニーナとお兄ちゃんの取り合いになるのかな?」 |
|
神田 |
|
「負けたくないね!」 |
|
葉月 |
|
「うん、お兄ちゃんは渡さない!」 |
|
神田 |
|
「作戦は何かあるんですか?」 |
|
葉月 |
|
「そうだな……勇治に撃っていた銃がニーナに向くかもしれない(笑)」 |
|
神田 |
|
「あっ!? 撃つんですか?」 |
|
葉月 |
|
「ライバルだよ!? 邪魔者だよ!? お兄ちゃん取られちゃうかもしれないんだよ!?」 |
|
神田 |
|
「細かいことは言ってられないと?」 |
|
葉月 |
|
「やっぱり、子供の頃からずっと一緒にいるお兄ちゃんがどっかに行っちゃったら、ヤキモチ妬いちゃう気持ちも分かるもの」 |
|
神田 |
|
「でも、それこそ実らぬ恋ですよ?」 |
|
葉月 |
|
「分かんないよ? もしかしたら腹違いの兄妹かもしれない(笑)」 |
|
神田 |
|
「えぇっ!! 前向きなんだかどうなんだか(笑) そっかー、腹違いっていう考え方もあるのかぁ……」 |
|
葉月 |
|
「そうだよ、お父さんは家を空けっ放しにして海外を歩き回ってるような人なんだし(笑)」 |
|
神田 |
|
「どっかの国を回ってるときにできちゃった子供かもしれないしね(笑)」 |
|
葉月 |
|
「そう考えたらしめたもんですよ!!」 |
|
神田 |
|
「複雑だねぇ。けっこうドロドロしてるし『となグラ!』っぽくないかも(笑)。」 |
|
――そうなると香月もライバルになると思うのですが? |
|
葉月 |
|
「今はたぶん、香月のことを『お姉ちゃん』だと思っているので」 |
|
神田 |
|
「勇治と香月が本当の恋人になっちゃったらどうですか?」 |
|
葉月 |
|
「変わるんじゃないかな~?」 |
|
神田 |
|
「態度がですか!? 小姑みたいになるの!?」 |
|
葉月 |
|
「そうそう! 家が隣にあるわけだし、お兄ちゃん起こしてあげるのも私みたいな(笑)。勇治と香月が一緒に寝るときも間に入って寝てるかもしれない」 |
|
神田 |
|
「香月も抵抗できなさそうなんだよなぁ。そこにつけこみそうだよねぇ、怖いわ~(笑)。女の戦いだね! この2人が火花散らしたら一番すごそうだね」 |
|
葉月 |
|
「でも、香月は全部まりえに譲っちゃいそう!」 |
|
神田 |
|
「いや、いざ戦いになったら香月も頑張ると思いますよ! 肉体的には香月の方が大人じゃん!?」 |
|
葉月 |
|
「でも、1歳しか変わらないんだよ!?」 |
|
神田 |
|
「えっ、そうなの!? じゃあ、まりえも高1になったら体大きくなるなかな?」 |
|
葉月 |
|
「成長期だし(笑)」 |
|
神田 |
|
「どうしよう……勝てるものが何もなくなっちゃった!! じゃあ、他の人が勇治にちょっかい出してきたら一緒に追い払おうよ!!」 |
|
葉月 |
|
「それはもちろん!! 2人でタッグを組みます!」 |
|
――渡したかったけど渡せなかったモノ、届けたかったけど届かなかった想いはありますか? |
|
葉月 |
|
「ないですね!! でも、『告白なんてできない』って昔は思ってたかな。それなのに好きな人の誕生日とかバレンタインが近づくと、何を作ってあげようとか、何をプレゼントしようとか、でも物をあげると迷惑になるかもしれないしバースデーカードだけにしよかなとか、どうやって渡そうとか色々と考えるんだけど、気づいたらいつの間にか渡してる。そういう土壇場に強いらしいの(笑)」 |
|
神田 |
|
「そういうのは片思いの人に対しての行動?」 |
|
葉月 |
|
「そう! だから過去を思い出すと、よくあのとき告白したなぁって思う」 |
|
神田 |
|
「それはここ最近のこと? それとも最初から?」 |
|
葉月 |
|
「最初からだね。恥ずかしくて言えない……でも気がついたら告白してた、というのが昔のパターンで、今は『すぐに告白しなきゃ』って思うように切り替わった」 |
|
神田 |
|
「その切り替わったきっかけってあるの?」 |
|
葉月 |
|
「段々成長してったんだろうねぇ」 |
|
神田 |
|
「徐々に?」 |
|
葉月 |
|
「うん。失敗を繰り返して行くうちに教訓が身について……」 |
|
神田 |
|
「やっぱり想いは伝えなければならないと思うようになったんだ?」 |
|
葉月 |
|
「2年も3年も片思いしてるときって、その人だけを追いかけてるから新しい出会いってまずないじゃない? でも、その人に告白して上手くいけばハッピーだし、失敗しても次の好きな人ができるかもしれないって考えるようになって、そしたら『どんどん幸せに向かって行こう』っていう気持ちの切り替えができるようになったのね。だから告白しちゃう」 |
|
神田 |
|
「好きになってどのくらいで告白するんですか?」 |
|
葉月 |
|
「その時々だけど、段々短くなっていったね」 |
|
神田 |
|
「告白するまでの時間が?」 |
|
葉月 |
|
「うん!」 |
|
神田 |
|
「私は長くなるばっかり」 |
|
葉月 |
|
「もったいないよー! 今の恋が終わったら次の幸せに行こうって気持ちを切り替えられるようにならないと。でも、私は誰かにつくしたい気持ちが強いから、実らない恋なのにいつも何かプレゼントとかしてたなぁ……」 |
|
神田 |
|
「相手を思いやる気持ちにすごく素直なんだね?」 |
|
葉月 |
|
「というよりも、自分の気持ちの方が優先なのかな」 |
|
神田 |
|
「自分も大事にしてるけど、相手の想いも大事にしてるんだと思いますよ。でも、すごい素直でビックリしちゃった! そういう感情はあんまり表面に出ないタイプだと思ってたから。相手に彼女がいるかどうか調べたりしないの?」 |
|
葉月 |
|
「……してないね!!」 |
|
神田 |
|
「それが正しいのかもね。調べてると段々と相手との距離を感じちゃうもんね」 |
|
葉月 |
|
「仮に彼女がいたとしても別にその関係を壊す気はないから、とにかく私の気持ちは伝える。そこでもし彼女がいるんだって言われて断られたとしても、私は告白したことでスッキリするから」 |
|
神田 |
|
「でも案外相手の人は引きずるんだよね! こっちは次の恋に向かってるのに、その人だけドキドキしてて、後になって気が変わっても肝心のこっちにもうその気は無いみたいになってるんじゃない?」 |
|
葉月 |
|
「そうなのかな!!」 |
|
――「となグラ!」に出演されたことで学生時代のことを思い出しましたか? |
|
葉月 |
|
「女子高だったので、まず共学なのがうらやましいですね。女子高は女子高で、四六時中友達とワイワイできて楽しかったですけど、共学の高校に通っている友達から『彼氏がいる』っていう話を聞くと『うらやましいなー』っていつも思ってましたね」 |
|
神田 |
|
「楽しそうだもんね、作中に出てくる学校のシーンって」 |
|
葉月 |
|
「うん。できるなら高校生からやり直したい!男の子みんな、ね……?」 |
|
神田 |
|
「なに?」 |
|
葉月 |
|
「今の自分の目線だと、高校生ってカワイイから!」 |
|
――恋愛話に花が咲いた対談になりましたが、今回の対談はいかがでしただしょうか?。 |
|
葉月 |
|
「こんな話をする機会がなかったので、何か親密になれた気がする! 恋愛の話をすると仲良くなり易いと思わない?」 |
|
神田 |
|
「そうですど……」 |
|
葉月 |
|
「もっとディープな話もしたいですね!」 |
|
神田 |
|
「じゃあ来週はみんなで飲みに行きますからね! そこで話しの続きしましょうよ!」 |
|
「となグラ!」とは一味違ったお2人の恋愛話はお楽しみいただけましたでしょうか? 2人のお話を頭に置きながらアニメを見るのも面白いかもしれませんね!
次回の対談は鈴原ちはや役の関山美沙紀さんの登場です。お楽しみに! |
|
「となグラ!」に出演のキャストの方に、ご自身が演じられるキャラクターにまつわるクイズを出題! 第2回目の回答者には、対談に引き続き葉月さんにお越しいただきました。全3問のクイズのうち、はたして葉月さんは何問正解できるのか。まりえのことをどのくらい把握しているのか、このクイズで判明してしまいます!! それでは「となグラ!」クイズ、スタート!! |
|
Q1・まりえの弱点は? |
|
葉月 |
|
「虫とネコ」 |
|
神田 |
|
「ニーナもだよね?」 |
|
では、虫とネコとニーナですが、その理由は? |
|
葉月 |
|
「子供の頃に追いかけられたことがあるんじゃないですかね?」 |
|
正解:弱点=虫とネコとニーナ その理由=人懐こいものが苦手 1問目半分正解! |
|
|
Q2・いつも持ち歩いている銃が隠されているクマのぬいぐるみ。まりえはそのぬいぐるみをなんと呼んでいる? |
|
葉月 |
|
「え~……。なんか呼んでたかなぁ。あっ!! 戦友!!」 |
|
正解:戦友 2問目正解! |
|
|
Q3・父からもらった訓練用のエアガンに使用できる弾は「ペイント弾」と、もう1つは? |
|
葉月 |
|
「確かに台詞で『ペイント弾』と、あと1つ言ってましたね……。『何とかゴム弾』!? 『何と』かに入る言葉が全然出てこない。降参です!!」 |
|
正解:強化ゴム弾 3問目不正解! |
|
というわけで、クイズは2問と半分正解! |
|
ここでは、「となグラ!」の対談にお越しいただいたキャストの方に、10個の項目を毎週ひとつずつお答えいただいて、最後にひとつの文章を完成させるというコーナーです。第3回目は、神田さんと葉月さんに「どこで」に当てはまる言葉を答えてもらいました。はたして、2人はどんなシチュエーションを考えたのでしょうか! |
|
誰が |
→ |
香月が (回答:神田・吉野) |
いつ |
→ |
お盆に (回答:神田・大原) |
どこで |
→ |
体育館裏で(回答:神田・葉月) |
どんな服装で |
|
coming soon... |
なにを持って |
|
coming soon... |
どんな様子で |
|
coming soon... |
誰に |
|
coming soon... |
なんと言って |
|
coming soon... |
なにをしたら |
|
coming soon... |
どうなった |
|
coming soon... |
|
|
|
|