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   |  | 2002年9月27日(金曜日) 通刊002号 |  |  
  
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 10月2日発売ビデオ・DVD「朝霧の巫女」壱には、な~んと第壱話「巫女三姉妹見参」のほかに映像特典「朝霧異聞録」が収録されています。えっ、「朝霧異聞録」って何? とお思いの皆さん、「朝霧異聞録」とは、実写で朝霧の巫女の世界を紹介するプロモーション映像なのです。
 内容は、 原作のベースになっている稲生物怪録ってどんな話?(稲生物怪録ノ章)、柚子・忠尋・乱裁と神々との関係は?(神々ノ章)、そして広島県三次市ってどんな所?(広島県三次市ノ章)の3部構成になっています。
 この映像特典取材のために、8月5日、6日と広島へ行ってきました!
 その取材模様の一部始終をここに報告したいと思いま~す!!  楽しんで読んでみてくださいね!!
 
 
  
 午前6時55分の飛行機で広島へ。
 広島空港からは、山陽道・中国自動車道を通っていよいよ三次へ。
 朝10時30分すぎには三次着。早起きは三文の得ですね~
 
 
  
 
 
   
    |  | 三次駅は第壱話の舞台。 改札を出た駅前はアニメでもそのまま。
 乱裁と倉子さんが対峙した様子さながらです。
 でも、実際はの~んびりした空気につつまれた
 静かな駅でした。
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    |  | 構内にとまる列車は2両編成です。 |   
    |  | 駅のホームには原作で描かれた あの列車の乗り場表示がありました。
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    |  | 言わずと知れた「稲生神社」の舞台になった神社ですね。 道路からすぐに山側へと伸びる階段。
 その上に鎮座する社。時代と風格を感じます。
 宮司さんにいろいろとお話を伺いました。
 最近では、「朝霧の巫女」を応援してくださる皆さんが訪ねてこられることもしばしば。
 でも、くれぐれもここは「太歳神社」であって「稲生神社」じゃないですよ(笑)
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    |  | 石段を上から撮ってみました。結構急な階段です。 |  
  
 昼食は近くの定食屋へ!!
 こじゃれた所よりは、ちょっとおもむきのアル(かなりいい言い方をして…)所で地元の食べ物を食べたい。
 といっても風がわりなメニューはないなァ~と思っていたところ、シロ肉なるものを発見。はたして何!?
 その答えは牛の胃袋だそうです。
 でも、けっきょく野菜いため定食を食べました。(おいおい)
 
 
  
 
 
   
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  | 昼食のあと、鳳源寺へ。 ここは稲生物怪録で19日目に平太郎少年が訪れたという記述が残るお寺です。
 とってもきれいで静かな庭園があるのです。
 庭をながめていたら、ホント普段のことはす~っかり忘れてしまって…、まるでJRのCM「そうだ京都へ行こう」みたいな気分に!!
 もう帰りたくない!と本気で思うのでした。
 またここのお寺は、忠臣蔵の浅野匠守の妻、阿久里姫が眠るお寺。
 三次市は三次浅野藩が支配していた土地で、阿久里姫はこの三次浅野藩出身なんですよ。
 ここから、赤穂浅野藩へ嫁いで、あの悲劇が…。
 忠臣蔵ファンの人はぜひに行かれてみては。
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  | ホテルの屋上から町並みを撮影。 ホテルは三次駅近くのシティホテルです。
 ここからは、駅や鉄塔が一望できるのですよ。
 そしてこの日の撮影はここまで!!
 
 夜はホテル近くにある食事処へ!!
 ここでは、なんと「ワニの刺身」を食べました。
 ワニ!!!ってあのワニ!!と、
 そんなワケありません。
 三次ではある魚をワニと言います。
 ある魚とは、それは「サメ」。
 ひぇ~サメ!!か~。
 でも、おいしいワニはトロよりもトロ~ってしていて、
 でもしつこくない。
 まずいワニはすじばっていて
 なかなか食べられないです。
 ワニを食べて、満足、満足。
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  | 今日はアニメでもおなじみの あの山="比熊山"へ登ります。
 鳳源寺うらから山道があって、登って行けます。
 夏だし、暑いし、山だし、
 だから早朝からじゃなきゃつらいし…。
 これがなかなか大変な山登りでした。
 撮影クルーはみんな途中から寡黙に。
 誰も必死でした…。
 そんな中、途中でサイレンが。
 あっ、そういえば今日は8月6日、
 広島原爆の日でした。
 みんなで黙とうを捧げます。
 こんな平和を享受できる幸せをかみしめました。
 そしたら、泣き言など言ってられないので、
 とにかく登らねば!!
 山頂のたたり岩につくと、
 その前に広がる景色は抜群!!
 三次市が一望できます。
 たたり岩は稲生物怪録の発端になった場所。
 一人で行くのはちょっとこわいですよ。
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    |  | 比熊山登山を終わらせたあとは、三次市歴史民俗資料館へ。 ここには稲生物怪絵巻が展示してあります。
 それをどうしても撮影したくて!!
 三次市のご好意によって、撮影させていただくことになりました。
 訪れて、手袋を貸してもらって、絵巻をじかに手にとりました。
 やはり本モノはすごい!! まじで持つ手が緊張しました。
 絵巻の絵の保存状態も色の出方もものすごくキレイで…。
 それにもおどろき!!無事に撮影できました。
 資料館はとっても趣のある建物で、中には絵巻展示の他、絵巻の中の世界を再現したセットもあります。
 とってもおすすめですよ。
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  | 撮影終了後、さくっとご飯を食べて、 いよいよ街中(旧市街)を撮影します。
 三次フードセンター、たばこ屋さんなど
 原作ファンなら「うあ~ここ!ここ!」と
 ぜったい言う所が目白押し。
 なんだか、昔懐かしい、
 と~ってもノスタルジックな気分になります。
 街の人々もとっても穏やかで、親切。
 (お世辞じゃなくて、ホントに親切なんですよ)
 「暑いから、お茶飲んで行って下さいよ」って、
 みなさんから声をかけてもらって。
 久々に「あったけ~な日本」って気分になりました。
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 街中の撮影後、西江寺を撮影。
 稲生平太郎の生家が石碑になっていて、そこに行きました。
 まわりは、近代的な建物に囲まれてしまっていますが、
 その空間だけポコっと現世からは離れた感じがしました。
 
 
  
 
 
   
    |  | 三次市の撮影もいよいよクライマックス。 太陽が沈む前にすべて撮りまわらねば…。
 最後は、いよいよ町のシンボル巴橋です。
 アニメのシーンのまんまの、あの場所にあの橋があるんですよ!!
 まるで1話のように、倉子先生車で珠ちゃんを乗せて走りぬけてくるみたい!!です。
 
 そして、無事に撮影終了。
 橋の下を流れる川面がとてもきもちよくて、
 ず~っとそこにいたい気分にかられる、
 そんな名残惜しい心持ちに満たされる撮影でした。
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 スタッフはその後、余韻もつかの間、
 大急ぎで荷物をまとめて、一路広島空港へ!!
 一応おみやげを買い込んで、東京へ向かって広島の地を去ったのでした…。
 
 この撮影で、お世話になりました関係各位の皆様方へ、
 本当にありがとうございました。
 本当にお世話になりました。
 お陰様で、とってもいいフィルムが出来上がりました。
 この場を借りてお礼申し上げます。
 
 ファンの皆さんへ。
 是非是非「朝霧の巫女」応援してください!
 柚子や忠尋の見たあの「朝霧」の風景も今回収録しています!
 こちらも要チェックです!
 今回の映像特典が収録された「朝霧の巫女」壱は10月2日発売です♪
 ビデオ・DVD買って、ぜひぜひ本物を確かめて見てね。
 
 
 
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 (c)宇河弘樹・少年画報社/巫女委員会
 
 
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