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アフレコ取材レポート


好評放送中のアニメ『C3 -シーキューブ-』。
 そのアフレコ現場より、メインキャストと大沼心監督からのコメントを紹介しよう。
(※インタビューは2話の放送前に収録したものになります。)
――『C3-シーキューブ-』という作品についての印象・感想はいかがですか?

●梶裕貴(夜知春亮役)
最初にキャラクターを見たときのイメージと、そのあとのストーリー展開のギャップがすごくて、1話と2話で別の作品なんじゃないかなと思うくらいでした(笑)。
いろいろな魅力のある作品だと思います。

●田村ゆかり(フィア役)
登場するキャラクターそれぞれが、いろいろせつない想いを抱えて生きているんですよね。そこにとても魅力を感じました。

●茅原実里(村正このは役) 
ものすごくかわいいキャラクターがたくさん出てくるのに、内容はすごいギャップがあるのが面白いところだと思いました。

●喜多村英梨(上野錐霞役)
フィアちゃんの設定も面白いし、いろんな種類の呪いがあるのも面白いです。
呪いというエッセンスが、キャラの魅力に繋がるように上手く形成されている作品だと思いました。

●大沼心(監督)
原作を読んだとき、お色気やバイオレンスと言うような、とがった部分が多い作品だと思いました。
これらの要素のどこを取り上げて、どう表現していけばいいのか、悩みつつも楽みながら読ませていただきました。

――ご自分のキャラクターについての印象や、演じる上で気をつけている点を教えてください。監督は、作品全体について、どのような方針で映像を作られているのかお聞かせください。

●梶
春亮は呪いを受けないという特異体質ですが、それ以外は普通の心優しい高校生ですね。
でもその優しさが押し付けがましくならないように、見ている側が共感できるような、あくまでさわやかなイメージになるよう心掛けています。
この作品はテンポがスピーディな上に、シリアスな部分とコメディな部分が共存している作品なので、上手く切り替えて演じられるよう意識しています。

●田村
呪われた道具がたくさん出てくるこの作品の中でも、フィアはおそらくキングオブ呪われた道具だと思うんです(笑)。
それにフィアは人間の女の子の姿はしているけど、生まれたばかりの子供のようですよね。
彼女はいま、いろいろと悩んだり周りに教えてもらって、人間のことを知っていく状態だと思うんです。
人ではない彼女が、人のことを知って生まれる悩みや葛藤を、うまく演じられるといいなと思います。

●茅原
私が演じる村正このはちゃんは、三つ編みの眼鏡っ娘で、胸が大きくて、お肉が大好きな女の子です(笑)。
春亮くんの家の離れに住んでいるお姉さん的なキャラクターで、春亮くんのことが好きなんですけど、なかなか気持ちが届かない(笑)。
見ているだけで春亮くんのことが好きだっていう気持ちが伝わってくる、女性の私から見てもすごくかわいらしい子です。
普段はおっとりしていますが、戦闘シーンではかっこいい雰囲気を出せるよう、上手くバランスを取れるように演じたいです。

●喜多村
錐霞は堅実かつまじめという、いかにも委員長らしいキャラクターという印象です。
演じるときは、彼女の基本的な軸となるかたくなさやかたさを意識しています。
台本を読んでいても、友だちと接するときにかたい言葉を使うのが彼女らしさなのかなと思いました。
ただ、コミカルなシーンにもかかわってくるキャラクターなので、そういうときは真面目さをあえて崩して、普段の錐霞とのギャップを楽しめるように演じていけたらと思います。

●大沼
この作品は、基本的にヒューマンドラマとして描いていきたいと思ってるんです。いや、フィアは人間じゃないから、ちょっとこの言い方ではおかしいのかな?(笑)
でもフィアと、彼女を見守る周囲の人間を描きたい、ということですね。
フィアが求めているのは、家族であり友人であり、友人関係だと思っています。そういう部分を吸収しながらどうフィアがひとり立ちしていくのか。
そこを見せていきたいです。

――みなさんが思う、この作品の見どころとはどこでしょうか?

●梶
演出やカメラワークがお洒落だなと思いました。視点がスピーディーに切り替わるんです。
今後シリアスなシーンやバトルも増えてくるし、バイオレンスなシーンもあるんですけど、僕自身どういうふうなテンポで進んでいくのか楽しみです。
いろいろと葛藤しながらも、春亮がフィアに想いを伝えていくシーンも増えていくので、そこも見どころだと思います。

●田村
この話の重要な部分は、人と人との係わり合いだと思うんですよ。
いい人が集まっている主人公サイドもそうなんですけど、敵として出てくるキャラクターたちも、抱えているものやその関係性がとても魅力的です。
先に進めば進むほどそのことがわかってくるので、ぜひ敵キャラクターたちにも注目してください。

●茅原
2話からはまた違う作風も見えてくるので、これは1話に限っての魅力かもしれませんけど……。
1話を見せていただいて、作品全体の空気感が美しいと思いました。
見ていて、ほろっと涙してしまう瞬間もあって、見ているこっちの心も、フィアちゃんを通してピュアになれる気がしました。

●喜多村
錐霞というキャラクターは、作品のテンポ感が明るくほんわかしている中に、つい息を潜めてしまうようなカットで出てくるんです(笑)。
思わせぶりなシーンも多いですね。作品自体は、あっという間にいろんなできごとが起こっては終わっていく、密度の濃い作品です。
見入っているうちに、あっという間に時間が過ぎていくと思います。

●大沼
自分としてはキャストさんの演技、音楽、お色気、バイオレンスな絵、あらゆる要素で見どころを作っているつもりです。
みんなでがんばって作りこんでいるので、作品の隅々まで見ていただきたいです。
感情の機微を描く細かい部分も、さりげなく前フリをいれたりしていますので、「あ、これはそういうことなんだ」と気付いていただけるようだと、こちらとしてもうれしいですね。

――今回、前期OPテーマ「Endless Story」は田村さん、前期EDテーマ「雪華」は喜多村さんが歌われています。それぞれ、歌についてお聞かせください。監督はOPとEDの映像についてお願いいたします。

●田村
オンエアでフィアちゃんが踊りながら歌ってるのを見て「すごい!」と思いました。すごくかわいく歌って踊ってるなって。
歌詞は、作品の中で大きな要素になっている、フィアちゃんの「本当の自分になりたい」という気持ちをベースに書いていただきました。
曲はOPらしく、疾走感のある感じで作っていただいています。

●喜多村
アフレコをしている段階では作品に対してテンポがいい、バトル中心の作品だという印象をもっていたのですが、EDの曲は逆にとてもやわらかい印象になっています。聴いていただいた方が、曲にこめられた優しさを感じてくれたらいいなと思います。

●大沼
実はOPの映像は、田村さんをイメージして作りました。最初に曲を聴いたときに、動きのある映像として田村さんのステージが思い浮かんだんです。
なのであの踊っているフィアは田村さんそのものなのかもしれません(笑)。
あとはヒロインたちを印象深く描ければいいなと思って映像の中に入れこみました。
EDのほうはしっとりとしたイメージで作っていますね。

――最後に、ファンへのメッセージをお願いします。

●梶
どんどん新しいキャラクターが出てきます。そのキャラクターひとりひとりがしっかりと描かれていますので、是非楽しみにしていてください。

●田村
どんどん登場する新しいキャラクターたちに対して、最初からいる私たちも負けないようにがんばっていこうと思います。

●茅原
キャラクターたちが葛藤を抱えながらも生きていく姿を見て、見てくれた人が元気になったらいいな、力になれればいいなと思ってこのはちゃんを演じていきます。

●喜多村
錐霞というキャラクターを精一杯やらせていただきつつ、曲のほうでも田村さんと二人で頑張っていきます。

●大沼
いろいろなビーンボールをお客さんに投げることがあると思いますが(笑)、「最後まで見てよかった」と思える作品にするつもりです。
多少の危険球は逃げずに、最後まで見ていただけるとありがたいです。