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●大谷育江(委員長役)

東京都出身。8月18日生まれ。
マウスプロモーション所属。
代表作は『ポケットモンスター』(ピカチュウ役)、『金色のガッシュベル!!』(ガッシュ・ベル役)、『ののちゃん』(ののちゃん役)、『ONE PIECE』(トニートニー・チョッパー役)、『名探偵コナン』(円谷光彦役)、『NARUTO ―ナルト―』(木の葉丸役)、などがある。

―― 大谷さんはCDドラマから引き続きの出演ですが、何年ぐらい委員長を演じられていることになるんでしょうか。

大谷  もう5年ぐらいやっていることになりますね。

――  CDドラマはどんな感じでやられていたんですか。

大谷  普通のアフレコの場合、本番を録る前にテストがあるんですが、「せんせいのお時間」のCDドラマは、テストがなかったんです。シリーズ最初のうちはテストをしていたんですけど、テストのときに、キャストが皆「これでもかっ!」というくらい思い切った演技をしていて、その勢いがすごく面白いんですよね。でも、次に本番になると、テストのときの演技をなぞろうとして勢いが目減りしちゃうこともあって。だったら最初から本番を録ろうということになって。

―― テストなしで、いきなり本番を録っていたんですか。

大谷  ええ。いきなり本番だから、やっぱり即興みたいなノリもあって、他のキャストの方の演技を受けたり、あるいは流したりしながら、生きた言葉のやりとりを重視してやってました。そんな中で、段々、皆のテンションが上がっていったんです。特に男性キャストの皆さんの勢いがすごかったんですよ。それで女性陣も負けじとどんどんハイテンションになっていって。

―― でも委員長はそんなに「ハイテンション」なキャラではないですよね。

大谷  そうなんです。そうやって皆が張り合うようにテンションを上げていく中で、私は逆に抑えていった方が違いが出るんじゃないかと思って。原作のキャラクターを尊重しつつも、そうやって探りながら、私なりに委員長のキャラクターを作っていきました。

―― そしてアニメ版となりましたが、演じる上で何か変わったところはありましたか。

大谷  やっぱりアニメは画の表情や、タイミングにあわせて演じるわけですからね。今は、CDドラマで自分なりに作り上げてきた委員長のキャラを、アニメの画の委員長のキャラにフィットさせていっているところです。難しいですけど、とてもやり甲斐のある、いい経験をさせていただいてます。

―― ということは、アニメ版の最初のアフレコは結構大変だったんじゃないですか。

大谷  もう、久しぶりに緊張しました。私だけじゃなくて、CDドラマから引き続き参加されているキャスト方々は、結構ナーバスになってて。皆それぞれ自分なりにキャラクターの個性をエスカレートさせてきてましたから。ちゃんとアニメの画のキャラに合わせられているかどうか心配で、最初のテストが終わったところで、「大丈夫かな、ちゃんとキャラになれてるかな」って、お互い確認し合ったりして(笑)。私なんて、あまりの緊張で手が震えてましたから。今までとはちょっと違ったタイプの産みの苦しみを体験しましたね。

―― 委員長はどんなキャラクターだと思いますか。

大谷  なんていうか、他の皆が「ワーッ」となって騒いでいるところを冷静に見ながら「身につまされるわね」なんて言ったり(笑)。それでひとつのエピソードが終わって、次のエピソードにいったりする、そういう「まとめ役」みたいなキャラクターだと思います。たまには私も騒ぐ方に加わりたいとも思いますけど。

―― 大谷さんが今までやられてきた役柄の中だと、委員長はちょっと変わった役だと思うのですが、ご自身ではどう思われますか。

大谷  やっぱり変わってると思います。私にとってはほとんど新境地に近い役ですね。いままでやらせていただいた役は、元気な男の子の役だったり、女の子でもすごく気が強い子だったりと、ストレートに感情を表に出すタイプが多かったんですが、委員長はそんなにストレートに感情を表現するタイプではないですし。かといって、ただおとなしいだけじゃなくて、心の中ではいろんな事を思っているんですよね。こういう役は数少ないので嬉しいです。

―― では最後に番組を見ているファンの人たちにひと言お願いします。

大谷  ゆったりまったりしていて、癒し系としてもお勧めのアニメです。日曜の深夜なので、リアルタイムで見るのはちょっとつらいかもしれませんが、逆にリアルタイムで観て、1週間の疲れをとるには丁度いいかもしれません。お風呂から上がって、ゆったりと『せんせいのお時間』を観て、「じゃあ、おやすみなさい」って寝るのが一番のお勧めですね。それと、アニメを観て面白いと思った方は、ぜひ原作の漫画とCDドラマもあわせて楽しんでほしいですね。

 

 
(C)ももせたまみ/竹書房・せんせいのお時間製作委員会

 

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