■最終話のアフレコを終了された現在の心境をお聞かせください。
●小林ゆう(佐藤リョータ役)
たった今、こちらのスタジオで本当に終わりたてホヤホヤの時を迎えているんです。
収録直後は、私自身ちょっと放心状態だったんですけれども、スタッフさまから花束をいただきまして、その際にひとりひとりに「卒業式だね」という声をかけていただいて……。「卒業式」という言葉に改めて「終わってしまうんだなぁ」という衝撃的なものを感じつつ、スタッフさまたちや、キャストの皆さまとのいろいろな思い出があふれ出てきてしまって……涙が止まらなくなってしまったんです。
『今日の5の2』の卒業式ということで、このように最終回を無事に迎えさせていただいたことは、本当にうれしいことではあるんですけれども、やはり純粋に寂しいという気持ちが強いですね。
私の中では、キャストの皆さまが、それぞれのキャラクターさんそのものに見えてきて、ぴったりと重なるんですね。アフレコ後の帰り道、みんなで一緒に帰っているのですが、まるでアニメのシーンのように、笑いあったり、楽しくおしゃべりしたり、そういった思い出などが走馬灯のように思い起こされます。いまは本当に感謝の気持ちと、寂しい気持ちとでいっぱいです。先程も言いましたが、スタッフの皆さま、キャストの皆さまのおかげで、無事に最終回を迎えさせていただけました。本当にありがとうございました。リョータくんを演じさせていただけて、最高に幸せでした。
●下田麻美(小泉チカ役)
収録が始まったのが8月の3週目くらいだったんですが、いま振り返ると、1話を録ってから、最終話の今日まで本当にあっという間に感じました。この『今日の5の2』という作品は、そういった時間の経過を感じない収録現場だったなぁ、と思っています。ただ、あっという間だったんですが、キャストのみんなと仲良くなるのも、ものすごく早かったんですよ。私は、メインの役をやらせていただくのは『今日の5の2』が初めてだったんですが、その分、自分の中で思い入れとか、気合がものすごく強くて、同時に不安な部分なども多かったんです。そんな中、キャストのみんながクラスメイトのように、そしてスタッフさんたちが保護者や先生みたいにあたたかく見守ってくださって、一緒に作品を作り上げてるんだ! という実感を毎回感じさせてくれる現場だったと思ってます。
本日、こうやって最終話を迎えられたわけなんですが、私は『今日の5の2』という作品にかかわることができたことを、本当に誇りに思います。
将来自分の子供や、孫にも語り継いでいきたいくらい、最高にすてきな作品でした! 言葉にならないくらい『今日の5の2』が大好きです!
●MAKO(相原カズミ役)
私自身、声優のお仕事は久しぶりなんですね。ちょっとブランクがありまして、声優をまたやってみたいなぁ、と思っていたところに、いただいたお仕事が『今日の5の2』なんです。なので私の中では、“第2期MAKO”じゃないですが、期するものがあったので、『今日の5の2』はすごく思い入れの強い大切な作品です。
いちファンとしてオンエアを観ているんですが、とても面白くて、いつもお腹をかかえて笑ってしまうんですよ。もちろん、自分がうまく演技できているかハラハラしているんですが、作品の面白さに笑ってしまう連続です。『今日の5の2』はとても楽しくて、ノスタルジーを感じさせてくれるすばらしい作品だと思います。
最終回もチカちゃんとリョータくんの感動的なエピソードがあるんですが、そこにちょこちょこカズミがからんでいくので、楽しく観ていただけたらうれしいです!
●明坂聡美(浅野ユウキ役)
いまは、心の中が切なさとやるせなさでいっぱいです。8月から収録が始まって、毎週同じスタジオにやってきて、収録しながら、みんなといろんな話をしてきました。
1話ごとにだいたい4本の収録があるので、その間の休憩時間に、ここはこうだよね、あの話懐かしいよね、と小学生時代の思い出話をしたり、本当に学校に通っている感覚でしたね。アフレコの帰り道もみんなでワイワイおしゃべりしながら帰るというのを、13週にわたって繰り返してきたので、それがパタっと終わってしまうのが、想像できないですし、信じられない気持ちです。
毎週、『今日の5の2』を自宅で観ているんですが、毎回すごく楽しみにしていました。作品の面白さももちろんですが、オンエアの度に、今度はこう演じてみようかな、など自分のキャラクターについて考えることもすごく楽しかったので、そういったことすべてが途絶えてしまうのが、切ないですし、とても寂しいですね。『今日の5の2』という作品に出会えて本当によかったです。
●本多陽子(日高メグミ役)
キャストさんたちがみんな歳の近い子ばかりなので、学校の教室のように、毎回ワイワイ楽しく収録をさせていただいて、本当にあっという間でした。
どのキャラクターも、それぞれがとてもかわいくて、自分で演じていても、すごく心がほだされていく毎日を送ることができました。
『今日の5の2』という作品に出会えて、そして幸運なことに参加することができて、本当にうれしく思っています!
●阿澄佳奈(平川ナツミ役)
全体の思い出としては、皆さん同じ感想かもしれないんですけれど、本当にあっという間でした。ワンクールの作品って、調子が出てきて気持ちよく駆けだしたところで、もう終わりなの!? みたいな感じがすごくあるんですよね。なので、やっぱり「まだ走りたい!」っていう気持ちがどうしても残っています。
第1話から、みんなでスタートダッシュを決めたような、熱が入った現場だったんです。最終話を終え、来週から収録がなくなってしまうわけなんですが、そんな来週の自分自身を想像できないくらい……寂しいです。本当にこんな楽しい現場ってなかなかないだろうな、と思いますね。
●山戸めぐみ(今井コウジ役)
すごくあっという間のお仕事でした。スタッフの方もキャストの皆さんも、とてもいい方たちばかりで、本当にあたたかい雰囲気の現場でした。短い期間でしたが、すごく濃密な、楽しい3ヵ月間を過ごさせていただいたと思います。
まさか大人になった今、小学校に通っていた頃のことを思い出したり、小学生気分になれるなんて思っていなかったので、本当に大切な時間を過ごさせていただきました。ありがとうございました。
●高垣彩陽(河合ツバサ役)
あっという間のようで、3ヵ月といわれると、もっと長く皆と一緒にいた気がするなぁ…というのが正直な感想です。自分の中でツバサくんという存在が愛しくて、アフレコ現場に来ると自然に彼が肌になじんでくる感覚がありました。収録中もキャストの皆さんが、それぞれのキャラクターと重なっていて、収録前や休憩時間の会話でも、一人称が自然にオレになってしまったり、山戸めぐみちゃんと、コウジ!ツバサ!と呼び合ったりと…、5の2の皆と、凄く楽しい時間を過ごさせていただきました。収録後の帰り道でも、猫がいたらみんなできゃーきゃー言いながら写真を撮ったり、スタジオに迷い込んでしまったカマキリに「小林」と名付けて皆で助けたり…。本当に小学生の頃にワイワイ盛り上がった感覚が、このメンバーと一緒にいると自然によみがえってきました。それがありがたくて、とっても楽しかったので、最終話の収録が終わってしまって本当に寂しいです。皆様ありがとうございました!
■2009年2月のイベント「みなみけ!5の2!歌祭りだょ!放課後大爆発!!」への抱負ををお聞かせください。
●小林ゆう
『今日の5の2』らしく、大爆発No.1でまいりたいと思っています! 『今日の5の2』のパワーを皆さまに感じていただけるのは、今のところこのアフレコ現場から画面を通して受け取っていただく形しかないと思うんです。
どれぐらいみんなが心をひとつにして『今日の5の2』という作品に力を注いでいるか、どれだけ仲がいいか、チームワークもすごいか、という部分を皆さまに見ていただける晴れの場を、今回ちゃんといただいたと思うんです。ですので、そのチャンスを最大限に生かせるように、『今日の5の2』一同、元気に全力でがんばっていきたいと思います。
私=リョータくんになれるよう、はじけていきたいと思っております。ダイブしちゃうくらい、私はやる気満点です! 応援よろしくお願い致します!
●下田麻美
「Friends」として、本当にたくさんの曲を歌わせていただいているんですが、ライブとしてみんなで歌を歌う機会が今までなかったので、お客さんがどんな反応をしてくださるのかわからなくて今からドキドキしています。
『今日の5の2』というアニメ作品は、本編のクオリティーもすばらしいのですが、楽曲の魅力にもあふれた作品だと思います。カバー曲もオリジナル曲も、本当にすばらしい楽曲の数々ですので、ライブではそういった部分も再確認していただけると思います。楽曲の魅力を皆さんに自信を持ってお届けできるように、力を合わせて練習し、素敵な一日にしたいと思っています!
●MAKO
ファンの皆さんがすごく期待してくださっているライブだと思いますので、その期待を裏切らないようにコツコツと練習して、今から備えていきたいと思います。また『みなみけ おかえり』さんとの合同イベントなので、『5の2』だけでなく、『みなみけ』さんともパワーを1つにしつつ、桜場ファミリーとして仲良く楽しくやれたらいいなと思います。
●明坂聡美
「Friends」では本当にたくさんの曲を歌わせていただいたんですが、レコーディングではMAKOちゃんやあすみん(阿澄佳奈さん)と一緒に録音したり、6人全員でブースに入って歌った曲もあったりと、一曲一曲に思い入れがある作品ばかりなんです。それを皆さんの前でどう披露できるか、どうやったら「Friends」のこの仲のよさや、6人ならではのパワフルさを伝えられるか、いまからすごく緊張しつつもワクワクしています。
『みなみけ おかえり』の方々も、きっと楽しいステージに仕上げてこられると思うので、『今日の5の2』も負けないように、みんなと力を合わせつつ、観客の皆さんと一緒に盛り上がっていきたいと思いますので、ぜひ楽しみにしていてください!
●本多陽子
私はイベントの経験が少ないので、これから始まるリハーサルで、みんなについていけるか不安です(笑)。ですが、とにかく楽しみながらがんばるしかないな、と思ってます! 皆さんにあたたかい目で見ていただきつつ、一緒に楽しんでいただけたらうれしいなと思っています。精一杯頑張りますのでよろしくお願いします!
●阿澄佳奈
「Friends」では、たくさんの歌をレコーディングさせていただいていて、いろんな曲に出会わせていただきました。本当にいい曲ばかりで、歌えてよかったな、と思えるような曲ばかりです。イベントでも、さまざまな曲を歌わせていただくことになると思うので、まずは体力作りかなと! いまの自分の体力では、みんなについていけない可能性があるので、思い切り楽しめるように体力作りから始めたいですね。
ファンの皆さんと一緒に盛り上がれるというのは、貴重な機会だとも思いますので、観客の皆さんに楽しんでもらえるようなライブにしたいと思います!
■「みなみけ!5の2!歌祭りだょ!放課後大爆発!!」に出演する「Friends」へのエールをお願いします。
●山戸めぐみ
「Friends」ファンクラブ会長・山戸めぐみです! 当日は「ヤダ!」といわれても応援に行くつもりです。私自身としても、コウジとしても、みんなのことを心から応援しつつ、一緒に盛り上がれたらと思います!「Friends」のみなさん、がんばってください!
●高垣彩陽
「Friends」ファンクラブ副会長の河合ツバサです! もとい高垣彩陽です! 私も「くるな!」といわれても、コウジと一緒に行きたいです! ファンの皆さんとご一緒に応援したいです! 私とめぐみちゃんは、ユニットとしては「Friends」ではないんですが、気持ちは「Friends」の一員です! 大事な仲間の勇姿を見に行きつつ、会場の皆さんと一緒に盛り上がれたらと思います!
■最後にファンの皆さんにメッセージをお願いします。
●小林ゆう
『今日の5の2』を応援していただいている皆さま、本当にありがとうございます。『今日の5の2』という作品に巡り会えて、私自身も作品のいちファンとして、またリョータくんのファンとして、演じさせていただけることを心から感謝しています。また、この作品に携わらせていただいたことを誇りに思っています。この作品と出会って最終話迎えるまでの間に、自分の中でお芝居に対する、発見や反省などとても糧になることがたくさんありました。そして、全力投球できたと思って終わりたいと思い、それだけを目標にして演じてまいりました。一緒に共演していただいたクラスメイトの皆さま、保護者のような優しさで支えてくださったスタッフの皆さま、『今日の5の2』を応援していただいたファンの皆さま。すべての皆さまがひとつになった成果が『今日の5の2』という作品だと思っています。
また『今日の5の2』第2期もできたらいいな、と心から思っております! ぜひ皆さまも、その日がくることを願って応援してください。よろしくお願いいたします!
●下田麻美
『今日の5の2』を応援してくださっている皆さま、本当にありがとうございます。皆さまに支えていただいたおかげで、最後まですばらしいクオリティーを保ったまま、本作品をお届けできたのではないかと思っています。本当にあっという間で、最終回である13話で終わってしまうというのは非常に名残惜しくて、アフレコしたりないという気持ちでいっぱいです。私も皆さんと同じくこの作品のファンとして、また関係者として、『今日の5の2』を愛しています。
『今日の5の2』のアニメ放映は終わってしまいますが、DVDを見て、私たちと一緒に、いつでも、いつまでも『今日の5の2』の仲間でいただけたらうれしいです。
まだアニメを観たことがないという方も、ぜひDVDでご覧になってみてください! そして一緒に『今日の5の2』の仲間になりませんか?
●MAKO
カズミちゃんは、すごくミステリアスで、ちょっぴり変わったところもあるけれど、とても優しい子で、本当に面白い子だと思います。そんなカズミちゃんと、心をほっこりさせてくれる『今日の5の2』という作品を、ずっと好きでいてほしいです! アニメは終わってしまいますが、私の中ではまだまだ終わる気がしません! 今後も、キャストのみんなとは、今までと変わらず『今日の5の2』の仲間として、仲良く、楽しくしていきたいです!
●明坂聡美
『今日の5の2』は、ファンの方々から愛されている作品だと思います。すごく素敵で、あたたかい雰囲気があって、どこか懐かしくてほのぼの笑える、全13話のどこを切り取っても、本当に面白い作品なので、DVDで何度も見ていただけたらうれしいです。
まだまだこれからもイベントやドラマCD、歌といった展開があるかと思いますので、応援よろしくお願いします! 私は、「5の2」のメンバーが大好きで、このメンバーがいてくれさえしたら、なんでもできちゃうと思っています。皆さんも今後に期待しつつ、ずっと『今日の5の2』を好きでいてくださるとうれしいです!
●本多陽子
最後まで観てくださった皆さま、本当にありがとうございました。オンエアが終わってしまっても『今日の5の2』は不滅です! この『今日の5の2』という世界をときどき思い出して、懐かしんでいただけたらうれしいです。何年たっても「5の2は元気だよ!」ということを、感じていただけたらうれしいです。本当にありがとうございました!
●阿澄佳奈
『今日の5の2』が描いているお話は、本当に日常の1シーンですよね。その日常のドタバタが小学生ならではのものばかりで、きっと原作ファンの方も絶対楽しんでもらえるアニメ作品になったんではないかな、という不思議な確信を持っています。
私自身も毎回すごく楽しい現場でしたし、オンエア自体も「面白いなぁ」と、一視聴者としても毎週楽しみにしていた作品です。
皆さんにも、小学生時代を思い出したり、こんな子いたなと懐かしがったりしながら楽しんでいただけていたらと思います。ということで、「5の2」を思い出したくなったら、ぜひDVDで(笑)! 小学5年生のころを思い出す機会なんて、なかなかないと思いますし、かわいらしいキャラクターたちを見て元気になってもらえたら、私たちとしてもうれしいです! いままで応援ありがとうございました!
●山戸めぐみ
いままでご覧になってくださった皆さん、本当にありがとうございました。『今日の5の2』という作品は、客観的に見てもすばらしい作品だと思います。私自身が小学生のころの懐かしい気持ちに浸れたように、皆さんもあのころの無垢な気持ちを思い出していただけたら、と思います。ファンの皆さん、みんな「5の2」の仲間だぜ!
●高垣彩陽
皆さま『今日の5の2』をご覧いただいてありがとうございます。私自身がものすごく楽しませていただいて、アフレコ現場も笑顔でいっぱいで、オンエアを観ても声をあげて笑ってしまったりと、本当に楽しかったです。
自分の中でも、下敷きでたくさん扇いだな、など思い出したことがいっぱいありました。ノスタルジックといいますか、童心をよみがえらせて頂いた貴重な場でした。
オンエアをご覧になってくださった皆さま、応援してくださった皆さまも「5の2」のクラスメイトであり、おひとりひとりが仲間だと思っています。気持ちが疲れてしまった時に、ふと思い出していただいて、この『今日の5の2』という作品に触れていただけたらうれしいです。
まだまだ続いて欲しいですし、これでお別れなんて寂しすぎます!これからも『今日の5の2』と「Friends」を応援していただきたいです!皆様、今後も「5の2」を宜しくお願い致します!本当にありがとうございました!