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ネットカフェで一夜を過ごし、外に出てきた土岐耕一(伊藤淳史)は、愕然とする。 大都会の真ん中にあったはずのネットカフェ。それが、眼前にはただただ鬱蒼とした森が広がっているだけなのだ。 この空間だけ無事で、あとはどうにかなってしまったのか?それとも自分たちの方がどうにかなってしまったのか? ビルの自家発電機によって、電気はつき、居合わせた土岐・遠野果穂(KIKI)・亀田( ![]() おたくの亀田はネカフェの常連で、ゴスロリ衣装でこのネットカフェの店員である加藤とは顔見知りだった。 同じ頃、女子大生ギャルのミク(浦野一美)は不安で取り乱し、チャラ男のアツシ(高木心平)にすがりついていた。 ネットカフェの外ではサラリーマンの里村(津村鷹志)が寺沢(長江英和)相手にぼやきはじめ、 別の場所では妙にのんきな松田タカシ(北条隆博)に大沢(戸田昌宏)が不信感を抱きつつあった。 土岐たち若い四人は、あらゆる可能性を列挙してみた。 核攻撃、テロ、「自分たちは心理学の実験台になっている」「これは臨死体験だ」・・・ 想像を絶した状況を理屈付けようにも、水や食料といった具体的な対策には一向に結びつかない。 救助の気配も全くないことを悟った遠野は、森へ探索に行くと言い出すのだが。 |
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