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――初めてアニメのアフレコを体験いかがでしたか。
谷嵜なおき(クラリス役)
「普段、接することのない業界のプロお仕事を目の当たりにして驚きました。僕らもリング上でのマイクパフォーマンスは見せ所でもありますから、プロフェッショナルな声の出し方には学ぶところが多かったです」
斎藤了(アンドレアノフ役)
「プロレスラーとして普段から観客に見られる仕事をしているわけですが、リング上とは違う緊張感といいますか。自分が一番最初に声を当てたというのもありますが、プロの声優の方々が後ろで見ている中で声を当てるのはもの凄く緊張しました。ですが、やっていくうちにだんだん感覚がつかめてきて、楽しくやらせていただきました」
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堀口元気(和尚役)
「自分はこの4人と比べると一番台詞が多かったんですけど、決められた尺の中で収まるようにしゃべれなかったり、漢字の読み間違いが多かったり、台詞を端折ってしゃべってしまったり、自分なりに勝手に変えてしゃべってましたんで、みなさんの足を引っ張ったような気もします。すみませんでした(笑)。ほんとに疲れました(笑)」
ドラゴン・キッド(ステファニー役)
「色々な役とかキャラクターがあるなかで、いざ自分に無いものを演じなければならないとなったとき、アフレコを経験したことで、どういうふうに演じればそのキャラクターになれるのか分かった気がします。自分はイヌの声を当てるのがメインだったんですけども、イヌにもたくさん種類があって、全てに演じ分ける工夫が必要なんだと気づかされました。お陰で自分の引き出しが増えたように思います」
――台詞が多かった堀口さんにお聞きしたいんですが、台本を読んだ感想を。
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堀口
「台本をいただいて、初めて読んだときはイマイチどんなふうに声を出せばいいのか良く分からなかったんです。でも、ビデオを頂いて見ながら練習していたらなんとなくコツが分かってきましたね。自分はこう見えてもまだ27歳なんで、住職の声ということでそこらへんがちょっと戸惑いましたけど」
――「いぬかみっ!」は格闘シーンも見所だと思うのですが、アニメファンはもちろん、プロレスファンにどういう風に見てほしいですか?
堀口
「アニメをきっかけに「ドラゴンゲートプロレスってなんだ?」と思って、一度でも生のプロレスを見に行っていただけたら嬉しいですね。僕らの真の姿を見ていただけるのではないかと思います」
――またやりたいですか?
一同
「 是非、機会があればまたやらせていただきたいですね。」
堀口
「足を引っ張らない程度に。今度は練習して(笑)。」 |
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