そして「いぬかみっ!祭り」最終日である13日の17時30分からは、有沢まみず先生と玉井☆豪さんによる対談が行われた。集まったお客さんに対して有沢先生が「今日はお暑い中、お集まりいただき本当にありがとうございます」と声をかけ、和やかな雰囲気でスタート。……したものの、やはりそこは『いぬかみっ!』。アニメ化企画が始動したときの話など、真面目な話題から始まったかと思いきや、すぐさま「変態」に関する話題に転向。アニメでは「ちょっとエッチ」というポイントをふまえるはずなのに、蓋を開けてみれば、男の裸祭り状態だった。さらに、玉井さんいわく、「これをアニメにしなければ『いぬかみっ!』じゃない」ということで、下半身が丸出しのキャラクター、赤道斎を登場させたとのこと。「ぞうさんで隠す」という対処法は、その後に出たアイデアだそうだ。そして極めつけは第18話のED。通常のEDテーマの別バージョンである「友情物語・マッチョ(?)バージョン」とともに画面中を男の筋肉が乱舞するという内容で、監督をはじめ、スタッフがノリノリで制作したという。そのEDが今回のイベントでも実際に流された。以前、声優さんたちの間でもこのEDの上映会を開いたらしいが、意外なことに、女性陣に大好評だったらしい。
そんな変態シーンが満載の、第1話と第2話を収録した『いぬかみっ!』DVD1巻(特装版)。有沢先生書き下ろしの小説をはじめ、ちょっとエッチなドラマCD、ちょっと変わった内容のブックレットなどなど、豪華特典が盛りだくさん。「絶対に損はさせません!」と玉井さんも自信をもってお勧めしている。さらに話題を呼ぶのが特製「しゅくち」ジャケット。何が「しゅくち」するのか、それは買ってからのお楽しみだ。
そんな変態シーンが満載の、第1話と第2話を収録した『いぬかみっ!』DVD1巻(特別装丁版)。有沢先生書き下ろしの小説をはじめ、ちょっとエッチなドラマCD、ちょっと変わった内容のブックレットなどなど、豪華特典が盛りだくさん。「絶対に損はさせません!」と玉井さんも自信をもってお勧めしている。さらに話題を呼ぶのが特製「しゅくち」ジャケット。何が「しゅくち」するのか、それは買ってからのお楽しみだ。
続いては真面目な話題に戻り、有沢先生と玉井さんに、それぞれ好きな話数について語ってもらった。有沢先生は第10話、第12話、第13話、第20話。特に、啓太たちと死神「暴力の海」との戦いを描いた第12話と第13話がお気に入りだそうだ。そして玉井さんは同じく第12話と第13話。「おバカでもあり、熱血でもあり。全ての要素が詰まっていて、これぞ『いぬかみっ!』という内容だと思います」と語ってくれた。さらに玉井さんは第2話もお気に入りとのこと。第2話での、男たちの肉体美が躍動する映像もこのイベントで流された。変態映像ばかり流されるのも『いぬかみっ!』らしいといえる(?)。
そんな濃い対談の終了後、お2人から感想を聞いた。
有沢先生「思ったよりも緊張がなく、和気あいあいとできました。アニメは終盤に入りますが、原作や漫画はまだ続きますので、そちらも応援していただけたらと思います」
玉井さん「初めてのトークでしたが、皆さんに楽しんでいただけたようでよかったです。濃い話を中心に、僕自身もとても楽しく話せました。アニメは終盤となり、次回へと続く話が多くなるので、ぜひ一話も見逃さずに、最後までお付き合いください!」
原作者、そしてスタッフの熱い思いを知ることができた今回の対談。「いぬかみっ!祭り」の最後を飾るにふさわしい、充実した内容だった。
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