第二十八回 光芒 |
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脚本 |
會川 昇 |
絵コンテ |
平野俊弘 |
演出 |
岩永 彰 |
キャラクター作監 |
宮田奈保美 |
メカ作監 |
富永拓生 石川慎亮 |
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ヤマトを捕えた華光仙女によって、痛めつけられる奇鋼仙女。ヤマトもまほろも傷つけられない…ロウランも、万華との戦いに喜びを感じ得ない。そのころ、城護衆の基地では鉄也と神子上博士が対峙していた。「人間は闘争を好む生物だ」と断定する博士に対し、「オレ達が争いのない世界を作る!」と言い放つ鉄也。一方、華光仙女が作り出した暗黒空間に飲み込まれたロウランは、屍解仙女の間で意識を取り戻す。「あなたは私の抜け殻…」70余年前、屍解の術によって再生した仙女は、封印の地に抜け殻のみを残してきた。仙界の守護者は、仙女が既に滅したものと判断し、その抜け殻から仙骨を破壊する移し身・ロウランを誕生させたのだ。分解され仙女に取り込まれんとしたロウランを鉄也の呼び声が押し留める。「ロウラン、オレはお前を愛している…!」本当の気持ちをロウランに告げる鉄也。「建智の血を引く者よ、ロウランは私。あなたの愛は私に……」「お前とロウランは違う!……オレが好きなロウランは、戦いなど望んじゃいなかった!」仙女に向かって敢然と言い放つ鉄也。だがその胸を、イテヅキの痛撃が貫いた!ロウランは奇鋼仙女に鉄也を転移させるが、夥しい出血は止まらない。愛の誓いを代償に再び不死の力を与えよう、と迫る屍解仙女。だが、二人の絆を絶つことはできない。「闘いはイヤだ…誰も、死なせたくない!」ロウランの叫びに応え変幻する超奇鋼仙女。ロウラン、鉄也、ヤマト、まほろ…運命たちの往き着く先は、何処?
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