KING AMUSEMENT CREATIVE | SONIC BLADE

いよいよ1月5日より放映が開始された『JINKI:EXTEND』。その魅力を一足早く味わおうと、昨年12月22日、同日発売のCD『AKABAN/AOBAN』予約者を対象に、原宿アストロホールにて招待イベントが開催された。期待の本格ロボットアニメをいち早く体感しようと集まったファンの熱気が溢れたイベントの模様を、ここにレポートしよう!
 「本日は『JINKI:EXTENDスペシャルナイト』にようこそ!」プロローグ映像に続き、司会進行役の小河原両兵役:竹若琢磨さんと柊赤緒役:稲村優奈ちゃんが登場。クリスマスらしく、竹若さんはフォーマルにスーツでビシッと、優奈ちゃんは赤白のワンピと帽子というサンタクロース姿。見ての通りのキュートなサンタ姿なのだが、控え室ですっかり見慣れてしまった竹若さんは、ステージで優奈ちゃんのコスチュームに言及するのを忘れてしまったという。うーん、羨ましすぎるぞ、両兵!
 スペシャルナイト最初のコーナーはキャストのお二人へのQ&A。ファンの皆さんから、まず優奈ちゃんへの質問は……
Q:赤緒の第一印象と、演じるときに気を付けていることは?
優奈 「マジメでちょっとおっちょこちょい、そしてお人好しでいいコだなぁ~というのが第一印象です。演じるときに気を付けていることは、私は地声はそんなに高くないんですけど、赤緒ちゃんはとっても可愛い子だと思うんで、可愛い声をイメージするように気をつけています」
Q:赤緒は3年前より以前の記憶がないという変わった役ですが、役作りで苦労した点があれば教えて下さい。
優奈 「3年前までの記憶がないっていう点では苦労はしていないんですけど、これから人機に乗って戦う場面が始まってくるので、その時のかけ声とか叫び声とか、もう戦闘シーンを演じている皆さんを見ていると大変そうで……」
竹若 「メチャクチャ大変だよ。もう、クラクラしちゃうもん」
 続いて、竹若さんへの質問を紹介。
Q:両兵は専用の人機がありませんけど、もし乗るとしたらどんな人機がいいですか?
竹若 「今乗っているのって、両兵専用じゃないんですか?それじゃあ、僕は赤が好きなので全身赤い人機がいいですかね」
優奈 「名前は何にするんですか?」
竹若 「『竹若琢磨専用人機』かな」
優奈 「そのまんまじゃないですか」
Q:両兵というと子供の頃から元気でよく騒ぐタイプという感じがしますが、竹若さんの子供の頃はどうでしたか?
竹若 「僕は……普通でしたよ。騒ぎもせず、大人しい、いい子で。」
優奈 「スポーツとかは?」
竹若 「小さい頃でしょ?海が近かったんで、よく泳ぎに行ってましたよ。今度、プールで泳ぎをお見せしましょうか?」
優奈 「いいですね~。でも私は水着は着ませんよぉ」
 役柄と同じく、微妙な息の合いかたとズレかたが素敵なお2人でした。Q&Aに続いては、出来たてホヤホヤの『JINKI:EXTEND』スペシャル映像の上映タイムに突入だ!


 スペシャル映像の後は皆さんお待ちかねのライブタ~イム!まず登場したのはunicorn tableのお2人。セッティングの合間を利用して、ファンの皆さんからの質問に答えてもらったぞ。

Q:unicorn tableは「癒し」をテーマに作曲活動しているそうですが、『JINKI:EXTEND』のOP曲はどんな「癒し」をイメージして作りましたか?
Salia 「『FLY AWAY』っていう曲なんですけど、自分らしく、あんまり無理しないで頑張ればいいんだよっていうことをテーマに、作りました」
Q:「uncountable」という単語をSaliaさんが読み間違えたことからunicorn tableというユニット名が決まったということですが、Saliaさんは英語が苦手ですか?
shin-go 「Saliaはですね、苦手なのは英語だけじゃないんですよ~。Saliaは関西出身なんですよ。で、ボケが天然なんですね。だから、英語じゃなくて日本語もヤバいです。だけど、ステキな歌を歌います」
Q:あなたの2004年の10大ニュースは?
Salia 「1位は、やっぱりこの『AOBAN』を出させて頂いたことで、ホントに嬉しいです。……10個全部言うの?」
shin-go 「いや、いいから!」
 早速、2人のボケツッコミが出たところでバンドのセッティングも終了。unicorn tableのライブスタート!口火を切るナンバーは、この日・12月22日に発売されたCD『JINKI:AOBAN』より『ソラ』
 unicorn table、key・b・drを従えフル編成でのライブは全3曲。「改めましてこんばんは!unicorn tableです!」Saliaの自己紹介&MCを挟んでお贈りするのは、同じく『AOBAN』より「もっと自由に、もっと楽に……(Salia)」『TO BE FREE』。既にshin-goの髪はシャワーを浴びたようにびっしょりだ。そして、先ほどスペシャル先行映像でもバックに流れてた『JINKI:EXTEND』OPテーマ・『FLY AWAY』「自分らしく、前向きに、少しづつでいいから自分のことを好きになっていけたらいいなって書きました(Salia)」というメッセージ、伝わっただろうか?1月26日発売のこの曲、アストロホールに集まった皆さんに一足早くお届けしたぞ。

 ライブタイム、2番手に登場するはご存じangelaのatsukoとKATSU。またまたセッティング時間を利用してQ&Aコーナーを少々お贈りしたぞ。

Q:『JINKI:EXTEND』のEDテーマは、作品のどんな所をイメージして作りましたか?
atsuko 「『JINKI:EXTEND』はangelaとしては初の、原作アリTVアニメなんですけど、私は『JINKI』じゃなくて『JINKI:EXTEND』の方を先に読んで参考にしちゃったんですね。赤緒ちゃんの『自分はどこから来てどこへ行くんだろう』とか、『みんなが傷つくくらいなら私なんかどうなってもいい』っていう気持ちを原作を読んで感じたんで、それを歌えたらいいな、と思って歌詞を書きました。」
KATSU 「僕も原作を読んでハマっちゃいまして、『綱島先生に会わせて下さい!』とダメもとで言ったら会えることになっちゃって。先生はロボがとても好きで、僕も好きなんで色々話しているうちに、コレ頂いちゃいました(モリビトのキットを見せびらかす)」
 この後、トークはKATSUのロボ好き自慢話にシフトしていってしまったので、Q&Aコーナー後半はカット。早速ライブに行ってみよう!
 angelaのステージは、ドラムのじんぼとバイオリンのKANAが加わった4人編成。お馴染み『Shangri-La』に続いて、正真正銘本邦初公開、『JINKI:EXTEND』EDテーマ・『未来とゆう名の答え』「当初はスローなEDっぽい曲にしようと思ったんだけど、『スローな曲は書くな!』とさる筋からオーダーがありまして、逆に『やったぜ!』と勢いのある曲にしちゃいました(atsuko)」と言うとおり、angelaらしいパワフルなナンバーだ。ライブコーナー締めくくりにお贈りしたのは『明日へのbrilliant road』。2日早いクリスマスパーティー状態で盛り上がったぞ。
 

 フィナーレでは、本日の出演者がもう一度ステージに勢揃い。お別れの前に、皆さんへ一言ずつメッセージを。
atsuko 「『未来とゆう名の答え』、みんな初めて聴いた曲なのに、応援してくれて嬉しい!優奈ちゃんが可愛いかった~!」
KATSU 「angelaにとって2005年1発目のアニメということで気合い入れて曲作りました!『JINKI:EXTEND』、放映が楽しみです」
shin-go 「unicorn tableを初めて見るという人たちも多かったと思うけど、応援してくれて嬉しいです。TVが始まったら観ます!」
Salia 「こんな素晴らしい番組のOP曲をやらせて頂いて、嬉しい!」
優奈 「私も、TVで『JINKI:EXTEND』観ます。アフレコ頑張ります!」
竹若 「これからも『JINKI:EXTEND』応援よろしくお願いします!今日は本当にありがとうございました!」
 このレポートがアップされる頃には、既に沢山のアニメファン魅了しているはずの『JINKI:EXTEND』。今からでも遅くはない!大迫力のロボットバトルに、一刻も早く君も酔いしれよう!

(C)綱島志朗/マッグガーデン・アンヘル日本支部