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ついに、2005年初頭を飾る本格ロボットアニメ、『JINKI:EXTEND』がスタートする。2つの時間が2人の主人公で同時進行するという構成も楽しみだが、一番の興味は、個性的な登場人物たちの心模様がどう描かれるかだろう。2人のヒロイン・青葉と赤緒を演じる折笠富美子さんと稲村優奈さん、そして2つの時代で両者に関わる小河原両兵役の竹若琢磨さんに、『JINKI』の魅力を訊ねてみたぞ。

津崎青葉役:折笠富美子
柊 赤緒役:稲村優奈
小河原両兵役:竹若琢磨

ーーいよいよ『JINKI:EXTEND』、放映開始です。第3話までのアフレコを終えられたということですが、皆さん、作品の全体的なイメージは掴めてきましたか?
竹若 「全体的な……というと、ねぇ(他の2人に振る)」
稲村 「まだ全然」
折笠 「全体が見えてくるのはもっと後だと思いますね。3年後←→3年前と、物語時間が行ったり来たりする構成なので」
ーー今、青葉と赤緒の2人は別々の時間にいるわけですよね。両兵だけがどちらの場面にも現れていますが?
竹若 「そうなんですよ。僕だけ3年後も3年前もあるので」
ーー性格的にも少し違ったりするわけですか? 1人のキャラの微妙に違う時期を同時に演じ分けるという……
竹若 「ええ、多少の違いがあるっていうのが難しいって言えば難しいですね。自分でも、どこまでやり分けられてるか分からないですけど(笑)」
ーーそれでは、皆さんそれぞれのキャラについてお話を伺いたいと思いますが、まず折笠さんの演じる青葉。華奢で大人しい女の子というのが第一印象ですが。
折笠 「そうですね……でも、訳がわからずベネズエラに連れて来られて、色んなことで心が大きく動かされて、色んな感情の起伏が出ていくという。青葉の役どころのような気がします」
ーー折笠さんから見て、青葉の一番の魅力、どこら辺がポイントでしょうね?
折笠 「ポイントは、「若さ」だと思います! プラモ好きの中学生っていうところからスタートして、実際にあんな大きなロボットと出会って、その操縦方法に、お風呂でも説明書を読むくらい夢中になって……すごい「若いなぁ」と感じるんですよ(笑)」
ーー知ること・覚えること自体が楽しい時期と。
折笠 「そうじゃないかな、と思います」
ーー今のところ、青葉と絡みが多いのは両兵ですが、ケンカする場面が多いですよね。
竹若 「そうですね、ケンカしかしてません」
折笠 (笑)
竹若 「まだ、両兵は青葉のことを認めてないんでしょうね。お前はオレの仲間じゃないぞ、と。(折笠さんに)青葉もそういう感じでしょうかね?」
折笠 「うん」
竹若 「女装して誘拐するという、最悪の出会いかたですからね(笑)。まだ全然打ち解けてない」
ーー赤緒は、青葉とまだ会ってないんですよね?
稲村 「はい、直接的には」
折笠 「1話の一番最初に、2人が対決しているシーンがありまして、クライマックスでは青葉と赤緒がぶつかり合うことになるんだと思うんですよ」
稲村 「どこでどう出会うか、すごく楽しみですね」
折笠 「そうですね~」
ーーで、竹若さん演じる両兵も、まだどんなキャラか詳しくは描かれていないですが。
竹若 「そうですね……カップラーメンが好き、くらい(笑)」
折笠 「でも、3年後の場面でカップ麺、噛まずに飲んでましたよ。ズルズル~~っと麺を飲んでる感じ」
稲村 「さすが両兵!」
竹若 「そんな所まで観察されていたとは~!」
ーー3話目までの両兵は、ぶっきらぼうというか乱暴者の印象が強いですが、演じられていかがですか?
竹若 「面白いですよ。それと、ロボットを操縦するのは楽しいし、自分でもテンション上がりますしね」
ーー竹若さん自身にも、やはりロボットというと燃えるものがあるから?
竹若 「うーん、何でだろうな、(竹若さん自身)乗り物が好きなのかな? 乗ってみたいんじゃないですか、ああいうロボットがあったら。声優はそれを体験できる、数少ない職業ですし」
ーー竹若さんから見た両兵の魅力はどんなところでしょう?
竹若 「えーと……みんなのアニキ!」
折笠
稲村
「え~!?」
ーーヒロイン達、いかがですか?
折笠 「今の段階では……(首をかしげる)」
竹若 「まだ認めてもらってないんですね~」
稲村 「少しづつ、いいところが見えてくるのかな~? ていう感じですかね」
ーーまだ、両兵も人物像があんまり描かれてないですもんね。
竹若 「包容力も出てくるみたいですよ~。請うご期待! ということで」
ーー赤緒も、まだ過去があまり描かれてない……っていうか、記憶喪失の子という設定なんですけど。
稲村 「3話まででは、赤緒ちゃんのそういう事情にもまだ触れられてなくて、両兵や(黄坂)南さんたちのチームと出会うところまでしか描かれてないんですよ。まだ、赤緒にお話が移ってきてないんで……これからですね、赤緒の活躍は。どうなるか楽しみです」
ーー謎に包まれているけど、とっても優しい子という。
稲村 「素直な感じのところは、とっても好きだなーって思います」
ーー3話までで両兵と絡むシーンはありましたか?
竹若 「1話でちょっと会って、あと2人でカップラーメン食ってたくらいですかね~。あ、初対面でいきなり首を絞めたか! ロクなことやってないですねぇ」
折笠
稲村
(笑)
ーー青葉との出会いも、女装して誘拐して……
竹若 「赤緒は会うなり首絞めて(笑)」
ーー3話ですし、これからまだまだ各キャラに拡がりが出てくるんじゃないでしょうか。
竹若 「両兵は広がってくれなかったら困りますよ! 今はただの悪いヤツですから」
ーー次に『JINKI』という作品そのものの魅力について、紹介して頂きたいと思います。折笠さんはどんなところが『JINKI』の見どころだと思いますか?
折笠 「そうですね……キャラクターの感情がすごくリアルなところですかね。バトルやSF的な設定だけじゃなく、キャラクターたちがすごくしっかり描かれているので。単なるロボットアニメではないよっ、という気がします」
竹若 「僕は、ロボット物の王道である爽快感、あと、バックグラウンドが緻密じゃないですか? そこら辺と、物語構成の面白さですね。引き込まれるというか、「どうなっちゃうんだろう?」と思わせる」
稲村 「バトルシーンも、普通のアニメの倍くらいのカット枚数を使ってるって聞いています」
竹若 「しかも、この時代にあえてCGじゃなく手描きの絵にこだわって、という」
ーー稲村さんは、『JINKI』のどこに魅力を感じますか?
稲村 「キャラクターがいっぱい出てくるので、一人一人の個性を楽しんでもらえるんじゃないかな、と思います」
ーー3話ではまだ、登場してないキャラも多いですもんね。
稲村 「全員出てきたら、アフレコスタジオは大変な人数になるんじゃないかと思うんですけど(笑)。でも、楽しそう」
竹若 「女の子ばっかり増えるから、もしかして最後は男はオレだけになったりして」
折笠 「あー! そうかもしれない(笑)」
ーーアフレコ現場の様子はどうでしょう?
折笠 「まだ手探り、って感じです」
竹若 「オジサマたちがね、リラックスして場を和ませて頂いているので……」
稲村 「そーですねぇ」
竹若 「……オジサマパワーに押され気味で(笑)」
稲村 「ベテランの皆さんはお互い知り合いなんですけど、私なんかまだ初めて現場でご一緒する方も多いので、これから和気あいあいとしてくるんじゃないかな……と思ってます」
ーーそれでは最後に、HPを見てくれた皆さんにメッセージをお願いします。
折笠 「えー、明けましておめでとうございます。2005年1月5日スタート、ということで年の初めからすごいアニメが始まっちゃいます! ぜひ見てください。よろしくお願いします!」
竹若 「明けましておめでとうございます(笑)。放映される完成フィルムはまだ見てないんですけど、絵のクオリティも高くて、ホントにすごい作品になると思います。僕も小河原両兵役で、後先考えずに声が出なくなるまで! 頑張っておりますので、どうぞ応援よろしくお願いします!」
稲村 「明けましておめでとうございます……私も借りちゃった(笑)。『JINKI』に関わっているスタッフの皆さん、声優陣も頑張って作品を作ってますので、最終回まで見逃さないで見てください。そして、お友達にも広めて、『JINKI』を皆さんで一緒に楽しんで下さい!」
――お三方も頑張って下さい! ありがとうございました!


(C)綱島志朗/マッグガーデン・アンヘル日本支部