KING AMUSEMENT CREATIVE | SONIC BLADE

それは・・・双子たちが織り成す恋の物語・・・

主人公は中学3年生の二見望。父親の仕事の都合で幼いころ住んでいた街に一人で引っ越し、親戚のお寺「双林寺」で 生活をすることになる。
かわいい双子たちとの出会い・・・しかしそれはこれから望の身の上に降りかかる、羨ましくも楽しい、そしてドタバタな学校生活の前触れにすぎなかった・・・
 1話~5話 / 6話~10話 / 11話~13話
  脚本 金春智子 演出 辻泰永
  絵コンテ 矢野雄一郎 作画監督 上田峰子
 桜月姉妹が転校すると聞いてもなお望の気持ちはハッキリしない。みやびに自分の曖昧さがみんなを傷つけ、こうなったのも自分たちと同じ目にあわせようとする双子塚の祟りのせいだと話すが、逆に「真剣に思いを寄せてくれてる女の子たちから、祟りなんて言い訳して、逃げようとして!」といわれてしまう。そして、ちゃんと彼女たちと向き合い、いまできることをしなさいとも諭され、何かを決意した望は桜月姉妹のもとへと向かう。
  その頃、桜月姉妹は剣持に連れられて転校の手続きをしにでかけるところだった。そこへ望が現れて2人が乗るリムジンを懸命に追いかけるのだが、剣持は無視したまま運転を続ける。車内では桜月姉妹が何度も「止めて」と訴えるが聞き入れてもらえない。そのとき自転車のチェーンが外れて望が宙に投げ出されるという事故が起きるが、それでもなお転校の取りやめを訴え続ける。剣持が転校に至った理由を話し始めると、駆け付けた一条姉妹から「勝手すぎる」と非難の声があがる。困惑する剣持になお意見する2人は、桜月姉妹とは友達だからこそ転校してほしくないとも訴えるのだった。 いつの間にか同級生たちも集まり、必死になって転校しないでほしいと訴える。
その姿に剣持は一通の手紙を懐から取り出し読み始める……。季節が過ぎ、3月末のある日。それぞれの進路も決まり一段落した頃に双林寺では祝賀会が開かれ、望がいままで出会った双子たちも集まって……。

  脚本 金春智子 演出 富沢信雄・小山田桂子
  絵コンテ 富沢信雄 作画監督 上田峰子・馬場 健
 一条姉妹は2月になっても学校を休んだままで、家に電話をしても繋いでもらえず、2人の状況はわからない。この状況に一条姉妹も心配するが、剣持からいわれたことが引っかかり、桜月姉妹が学校へ来ないのは自分がハッキリしないせいからだと望は思っていた。
一方、桜月姉妹は双愛中学に行きたいと懸命に訴えていたが、剣持からは来週には旦那様も戻り、転校して以前の女子校へ通えるようになるといわれてしまう。学校に行かせてもらえない2人は、それでも望のために近づくバレンタインへ向けてのチョコ作りを開始すると、以前みた映画のように、当日、こっそり家から抜け出して渡す計画を立てるのだった。
その頃、一条姉妹もチョコ作りのための材料を買いでかけ、薫子はそこで菫子からバレンタインのチョコを渡すときに告白する話を聞く。菫子の前では応援するといっていた薫子だったが、彼女の気持ちもまた望に向かっていたのだ。その日晩、一緒にチョコを作っているとき、隠していた薫子の気持ちが菫子にバレてしまい……。
バレンタイン当日。家を抜けだした桜月姉妹は望のもとへ向かうが、チョコを渡そうとしたときに一条姉妹が現れて「私たちの気持ち!」とチョコを渡す現場を目撃してしまう。ショックを受けながらも一条姉妹が去った後、勇気を出してチョコを渡す2人だが、そこに剣持が現れて「お嬢様方は、元の女学院に転校なさいます」と望に向かっていうのだった……。

  脚本 丸尾みほ 演出 真野玲
  絵コンテ 飯島正勝 作画監督 山縣亜紀
 望と一緒に初詣にやってきたことではしゃぐ桜月姉妹とは対照的に、イブの日以来、楽しそうに買い物をしていた優也と薫子の顔がチラついて上の空の望。おみくじ売り場にやってきた3人はそれぞれおみくじを引くが、結果は桜月姉妹が小吉で望が吉。全体的にはよいことが書かれていたが、誰ひとりとして恋愛の項目だけはよくなかった。そこへ一条姉妹と優也もやってきた。一条姉妹と桜月姉妹が話しをしている隙に優也が薫子に告白したことを報告すると、権田たちが現れて「一条さんさんに近づくな……」と優也に圧力をかけてくる。しかし、優也は「会いたい時に会う。それだけだ」と彼も一歩も引かず、その態度に気を悪くした権田は勝負を申し込むが、結果は優也の圧勝に終わるのだった。勝負に負けた権田に駆け寄ると、望に一条姉妹に秘めた想いを独白するのだった…
望は桜月姉妹と一条姉妹、優也が待つ甘味喫茶へ向かい合流するが、そこで些細な誤解が生じ、望はやっぱり薫子は優也のことが好きなんだと思ってしまう。帰り道、望の態度が最近おかしいことに気付いた桜月姉妹は、自分たち以外の別の誰か好きな人がいるのではないかと考えるようになる。冬休み最後の日、先日から体調を壊して塾を休んでいる桜月姉妹のことを望が心配していると、剣持がやってきてふたりのことをどう思っているのかと聞いてくるが、いまだハッキリとした答えが出せない。そして3学期が始まった。桜月姉妹は塾だけでなく学校もずっと休んでいた……。

(C)Copyright King Record.Co.,Ltd. All Rights Reserved.