それは・・・双子たちが織り成す恋の物語・・・
主人公は中学3年生の二見望。父親の仕事の都合で幼いころ住んでいた街に一人で引っ越し、親戚のお寺「双林寺」で 生活をすることになる。
かわいい双子たちとの出会い・・・しかしそれはこれから望の身の上に降りかかる、羨ましくも楽しい、そしてドタバタな学校生活の前触れにすぎなかった・・・
1話~5話 /
6話~10話
/
11話~13話
脚本
金春智子
演出
辻泰永
絵コンテ
眉月裕
作画監督
宇田明彦
サッカーボールが頭にぶつかり気を失う望。保健室で目を覚ますと、そこには担任の愛先生とそっくりな保健医がいた。彼女は愛先生の姉、双子の舞先生。この街にきてからというもの双子には縁のある望だが、先生までも双子だったことに驚きを隠せない。
家に帰ると雛菊姉妹が双子塚へ月に一度のお清めをしに行くという。一緒に行った望は、双子塚にまつわる悲しい恋の伝説を聞く・・・
夜、望が期末テストに向けて勉強を始めようとしたとき、ビリーがやってきてノートを破っていく。困った望はノートを借りに一条姉妹の家へ向かうが、家には菫子しかいなかった。昔話に花が咲き、久しぶりに屋根へ登る2人。そこで望は、菫子の薫子に対する秘めた想いを知る。
コンビニで望がノートをコピーしていると薫子が現れた。ノートを返しに行く道すがら公園に立ち寄り、昔話に花を咲かす2人。そして、薫子もまた菫子に対して秘めたる想いをもっていることを望は知るのだった。
脚本
横谷昌宏
演出
真野玲
絵コンテ
富沢信雄
作画監督
山縣亜紀
明日、一条姉妹からカフェに行こうと誘われる望。だが待ち合わせ時間などを書いたFAXがなかなか届かない。連絡先を知らない望は、みやびさんから一条姉妹の連絡先を聞こうとするがすでに出かけた後だった。
ビリーの様子がどこかヘンなことに気付いた望は、動物病院へ連れていく、中から出てきたのは双子の千草姉妹。すぐさま診てもらおうとするが、獣医である千草姉妹の父親は往診中とか。父親が戻ってくるまで病院で待つことに……。その間、初がビリーの喉にひっかかるあるものを見つける。それは一条姉妹が送ったFAXだった。待ち合わせ時間を知り、まだ間に合うと安堵する望。
その頃、試練をこなすために街へでかけた桜月姉妹は、車に跳ねられた子猫を見つける。助けたい一心で彼女たちもまた千草動物病院へ……。ビリーを預け、望が待ち合わせ場所へ向かおうとしたとき、雷が響き渡った。その音に動物たちが驚き、ゲージから逃げ出す動物も現れて病院内は大混乱!すぐ後、桜月姉妹が病院に到着し初が子猫に応急処置を施そうとするが、運悪く停電が起きる。千草姉妹と望が原因を調べに行くと、患畜室から桜月姉妹の悲鳴とビリーの鳴き声が! さきほど捕まえそこねたジョンとビリーが威嚇しあっていたのだ。鋭い眼光を放つビリーにジョンもびびり、その隙をみて望がなんとか取り押さえ、事なきを得る。
結局、千草姉妹の父親が戻ってくるまで彼女たちと一緒にいた望は、一条姉妹の約束を守れずじまい。結果として約束を破ってしまった望は一条姉妹の家に謝りに行くが……。
脚本
丸尾みほ
演出
小山田桂子
絵コンテ
佐藤雄三
作画監督
野口寛明
午後の選択授業を家庭科に決めた桜月姉妹。調理実習でアップルパイを作ると聞いて、2人は今までのお礼も兼ねて望のために焼くことにする。
望が昼食を取っていると一条姉妹がやってきて、彼女たちもまた望のためにアップルパイを作ると言い出す。2組の姉妹が調理実習で腕をふるっている頃、望は外で技術科の授業の田植えを体験中。だが、よりにもよってその授業には、一条姉妹ファンクラブの権田たちもいた。一条姉妹と仲のよい望のことが気にくわない権田たちは、ここぞとばかりに手出しをする。望が権田たちに汚された服を洗っていると、そこからは調理室がみえた。手際よく調理していく一条姉妹と比べ、桜月姉妹は失敗ばかり……。
放課後、望のもとには一条姉妹のアップルパイだけが届けられた。望が食べようとした瞬間、なんともいえぬニオイが! シナモンを使うところで間違ってサンショウを使ってしまったのだ。「失敗作を望ちゃんに食べさせるワケにはいかないものっ」とアップルパイは没収されて、結局ひとつも口にすることができない望。それでも自分のために作ってくれたことを感謝をし、幸せを噛みしめるのだった。
脚本
金春智子
演出
辻泰永
絵コンテ
富沢信雄
作画監督
上田峰子
幼なじみの小坂敬介と映画を観に出かけた望。映画館の前まできたとき、敬介は割引券を忘れたことに気づき自宅へ。
近くのデパートで時間をつぶすことになった望は、そこで一条姉妹と出会う。買い物に付き合ってと連れて行かれた場所は水着売り場! 目のやり場に困り、逃げるように違う売り場にやってきた望は、今度は桜月姉妹と出会う。またもや桜月家の試練によりデパート初体験中の彼女たちは、どこでなにを買っていいのかわからず困っていた。望の助けにより目的の物を買うことができた桜月姉妹は、望に「誰と一緒に来てるの?」と質問する。一条姉妹といることをいえない望は、彼女たちウソをつく。その後、急いで水着売り場に戻った望は、一条姉妹にも桜月姉妹と会ったことを秘密にし、2組の姉妹がハチ合わせしないように努力する。だが、その努力も空しく、屋上でハチ合わせする2組の姉妹。両方からなにかをいわれると思いきや、何事もなく。これから4人に囲まれて幸せな時間が過ごせると思った矢先、薫子から「そろそろ敬介くんとの約束の時間だよ」といわれてしまい……。がっかりしながらその場を後にする望だった。
脚本
金春智子
演出
辻泰永
絵コンテ
富沢信雄
作画監督
上田峰子
二見望は中学3年生。幼い頃に母親を亡くし、 父親とふたりで暮らしていた。ところがある日、 父親の仕事の都合で親戚の雛菊家に預けられることになる。
雛菊家のある街は彼が幼稚園時代まで過ごした思い出の街。久々に訪れた故郷に懐かしさを感じながら望は雛菊家へと向かう。コンビニの前を通りかかったとき、ガラス越しに双子の姉妹が見えた。幼い頃によく遊んだ幼なじみの双子・一条姉妹の薫子&菫子との感動の再会に淡い期待をよせる望は、もしかしたらそこにいる双子は一条姉妹かもしれないと思い店内へ。だがそこにいたのは双子のお嬢様・桜月姉妹のキラ&ユラだった。桜月家の試練によりコンビニ初体験中の桜月姉妹は、自分たちのことをじっと見つめる望をヘンな人と勘違いしてしまう。その後、無事雛菊家に到着した望は、雛菊家の娘である双子の姉妹・るる&ららや、望が来ることを聞いて駆け付けた一条姉妹らから歓迎を受ける。
翌日、望は転校先の学校へ。職員室で担任の紹介を受けていると、そこへもう“一組”の転校生がやってきた。現れたのはコンビニで出会った桜月姉妹! 驚きの再会に望は動揺を隠せずにいた。
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