第1話 |
不良ばかりが通うクロマティ高校に入学してしまった優等生、神山。
ワルたちによるワルたちのためのワル自慢は始まるわ、みんなヘンなものをくわえているわ、
林田のモヒカンは揺れるわで、なんとも居心地が悪い。
ここは自分も!と一念発起して、高校デビューを果たそうとするが、高校に入ってからではもう遅い。
ついには、某ロックミュージシャン似の謎の外人(?)フレディやゴリラ、機械っぽい生徒まで現れる始末。
これから、神山はどうなってしまうのか? |
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第2話 |
前回に引き続き、メカ沢の観察を続ける神山と林田。
油を差したり、ネジを回したり、メカ沢は、あきらかに"人間"とは思えない行動をとり続ける。
だが、神山や林田の「誰かツッコミ入れろよ」という心の叫びは誰にも届かなかった。
二人が見守る中、男の生き様をまざまざと見せつけ続けるメカ沢。
クラスメイトを「ファミリーだ」と言い切り、仲間のためなら命もかける……メカ沢は、まさに男の中の男であった。
だが、そんなメカ沢にも弱点があった。
なんと、機械にめっぽう弱いというのだ……って、そんなバカな! |
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第3話 |
メカ沢の口ずさんでいた鼻歌が気になって仕方がない林田。
神山の前で、メカ沢が口ずさんでいた鼻歌を歌い、タイトルを聞くが神山にもタイトルがわからない。
それどころか、今度は、神山までその曲のタイトルが気になってしまう始末。
学校中を巻き込んでのタイトル当てが始まるが、伝言ゲームが続くうちに、みんな、それぞれ違う鼻歌を口ずさみ始めてしまう。
結局、全員、歌は上手くなったが鼻歌のタイトルはわからずじまい。
メカ沢に直接、聞こうとした神山もつい知ったかぶりをしてしまい、チャンスを逃してしまうのであった。
(ちなみに、メカ沢が口ずさんでいたのは吉田拓郎の『人間なんて』という曲。メカ沢は大の吉田拓郎ファンなのだ) |
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第4話 |
デストラーデ工業高校一年のトップ、山口ノボル(16)。
クロ高のライバル校、デストラーデ高校で一年のトップを張っているだけあり、この男、ケンカはかなり強い。
そして、それ以上に"お笑い"に関してはヤバイぐらいうるさい、そんな彼が唯一認める男……
それは深夜ラジオ界NO1ハガキ職人を自認する彼(ちなみにペンネームは"アジシオ太郎")のネタを
上回るネタを毎回投稿してくる"ハチミツボーイ"と名乗る男である。
偶然、"ハチミツボーイ"(実は神山のペンネーム)のネタを盗み聞きした山口は、そのネタを速達で投稿するのだが……
「昨日カツアゲした金でトンカツ食ったんだボヨ~ン」って、それ面白くないだろ。 |
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