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解放され、だだっ広い教室でひとり漫研会議をしなくてもいいのか・・・。よーし中山! これからは二人で力を合わせ、この漫研をどこまでもビッグにしていくぞ!」 |
中山 |
「はい渡部先輩! 中山、遠く東アフリカ目指して頑張ります!」 |
渡部 |
「さしあたっては同人誌の執筆だ! まずはクリスマスの即売会で新作を発表する!」 |
中山 |
「渡部先輩、中山大発見です! なんとクリスマスは1年に1度しかやってこないんですよ!」 |
渡部 |
「喜べ。新作はニュー漫研を象徴すべく、僕とお前のマンガを一本ずつ載せる! しっかり頼むぞ」 |
中山 |
「あ、そんなこともあろうかと、中山マンガを描いてきました!先輩の皆さんが総登場する、超オモシロマンガなんですよ」 |
渡部 |
「エライッ! なーんと感心な新入部員だ!
・・・って、一コマ目からいきなり登場するこの下駄をはいたアメーバはなんだ?」 |
中山 |
「えっへん、それはみか先生です」 |
渡部 |
「じゃあ、このイヤな色のジャングルジムは?」 |
中山 |
「中村先輩です」 |
渡部 |
「・・・じゃあこのキュウリの漬け物とけん玉と腹巻きと、その他大勢のガラクタは?」 |
中山 |
「小林先輩と工藤先輩と富永先輩と、その他大勢の皆さんです!」 |
渡部 |
「・・・すごくイヤな予感がするんだが、最後に残ったこれは誰だ?」 |
中山 |
「もちろん渡部先輩です☆」 |
渡部 |
「僕はこんなひしゃげたタニシみたいではな~いっ!!」 |
中山 |
「そんな、褒められると中山照れます。きゃは♪」 |