KING AMUSEMENT CREATIVE | SONIC BLADE



第7話 『サンタギャル、振袖羽根突き 
      お年玉の巻』


渡部 「いきなりだが! 今日はこの予告を見てくれ












  ている諸君に、この漫研部長・渡部匠から新入部員を紹介させてもらう! コイツだ!」
中山 「1年C組、漫研の中山千夏です! 中山、マンガのためならエンヤコラです!」
渡部 「うむっ、よーくできた!
・・・しかし感慨深いな。
これでやっと面倒なトーン貼りやベタ塗りから
  解放され、だだっ広い教室でひとり漫研会議をしなくてもいいのか・・・。よーし中山! これからは二人で力を合わせ、この漫研をどこまでもビッグにしていくぞ!」
中山 「はい渡部先輩! 中山、遠く東アフリカ目指して頑張ります!」
渡部 「さしあたっては同人誌の執筆だ! まずはクリスマスの即売会で新作を発表する!」
中山 「渡部先輩、中山大発見です! なんとクリスマスは1年に1度しかやってこないんですよ!」
渡部 「喜べ。新作はニュー漫研を象徴すべく、僕とお前のマンガを一本ずつ載せる! しっかり頼むぞ」
中山 「あ、そんなこともあろうかと、中山マンガを描いてきました!先輩の皆さんが総登場する、超オモシロマンガなんですよ」
渡部 「エライッ! なーんと感心な新入部員だ!
・・・って、一コマ目からいきなり登場するこの下駄をはいたアメーバはなんだ?」
中山 「えっへん、それはみか先生です」
渡部 「じゃあ、このイヤな色のジャングルジムは?」
中山 「中村先輩です」
渡部 「・・・じゃあこのキュウリの漬け物とけん玉と腹巻きと、その他大勢のガラクタは?」
中山 「小林先輩と工藤先輩と富永先輩と、その他大勢の皆さんです!」
渡部 「・・・すごくイヤな予感がするんだが、最後に残ったこれは誰だ?」
中山 「もちろん渡部先輩です☆」
渡部 「僕はこんなひしゃげたタニシみたいではな~いっ!!」
中山 「そんな、褒められると中山照れます。きゃは♪」
渡部 「ぜ、前言撤回! こんなドヘタマンガと僕の作品を同じ本に載せるなんてありえない!」
中山 「渡部先輩。中山の研究によると、ケント紙と遣唐使って実は関係ないらしいです」
渡部 「というわけで中山! 今回の即売会は漫研名義でなく、それぞれの個人誌で参加することに決定した!」
中山 「わーい、やりましたー! ところでコジンシってなんですか? マンガ喫茶の名前ですか?残念ながら中山は、そのお店を知りません。しょぼん」
渡部 「圧倒的に無視して予告に突入する!
次回第7話は『サンタギャル 振袖羽根突き お年玉の巻』!
萌えと笑いとファンタジーが詰まった珠玉っぽい一編に乞~うご期待だ!」
中山 「渡部先輩、今度そのマンガ喫茶に連れて行ってくださいね☆」
渡部 「・・・・・・あればな」




 
  
 


 

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