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第5回 路面電車

 劇中に何度も登場する路面電車。まだ物資も少なく庶民が車を持つことが難しかった昭和30年代、路面電車は庶民にとって重要な交通機関であった。この路面電車が日本で初めて運行されたのは明治28年のこと。京都電気鉄道が開通させた路面電車は京都市内をまわる市内線であった。その後、路面電車は各都市で相次いで運行が開始され、日本中で路面電車が利用されるようになって行く。

  前述のように戦後、東京では路面電車が庶民の足として大活躍し、運行本数も増えていった。だが、高度経済成長により庶民が裕福となり、車を所有するようになると、道路を走る路面電車は邪魔者あつかいされるようになり、徐々に姿を消していくことになる。現在、都内を走る路面電車は都電荒川線のみ。昭和28年から31年にかけて製造された7000形というタイプの車両も車体更新を続けながら、運行されている。

  ちなみに都電荒川線の運賃は大人160円、小児80円の均一制で、1日中、何度でも乗り降りできる1日乗車券は大人400円・、小児200円。当時の気分を味わってみたいという方は1日乗車券を購入して、のんびりと荒川線の旅を満喫してみてはいかがだろうか。