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第9回 リボルバー拳銃

 村雨健次が鉄人破壊計画の折りにポリシーを捨て、手にしたリボルバー拳銃。

 現在、オートマチック拳銃が主流になっているにもかかわらず、警察官がリボルバー拳銃を使用し続けているのは、その信頼性のためである。火薬の発明とともにその爆発力を兵器として使用するという発想が生まれ、鎌倉時代に攻め寄せてきた中国の統一国家、元は「てつはう」と呼ばれる炸裂弾を使用していたという文献がある。その後、火薬を使って弾丸を飛ばすという発想が西洋で生まれ、火縄銃が開発される。火縄を使って点火薬に点火し、銃口から詰めた火薬を爆発させ、同じく銃口から詰めた弾丸を発射するというこの方式の銃は日本の種子島に伝えられ、戦国時代における戦略を大きく変えた。
 その後、西洋では衝撃によって火花を起こして点火薬に点火する方式が発展していき、やがて連続で発射できるリボルバー式拳銃が開発された。それが更に発展し、現在のような金属薬莢が開発され、1800年代半ばには、今とほとんど変わらない形のリボルバー拳銃が完成している。

 縦型の弾倉から機械的に一発一発、金属形薬莢を持ち上げるオートマチック拳銃に比べ、弾倉が回転するリボルバー拳銃は故障が少ないため、信頼性が高い。しかし、装弾数が少ないという欠点もある。いざというとき、村雨のように弾切れを起こし窮地に陥ってしまうシーンはアクション映画などで、よく使われている。