KING AMUSEMENT CREATIVE | SONIC BLADE

あらすじ
第一話 第二話 第三話 第四話 第五話 第六話
第七話 第八話 第九話 第十話 第十一話 第十二話
第十三話

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第9話 いつか交えた剣だった

脚本:大地丙太郎
絵コンテ:佐藤竜雄
演出:真野 玲
作画監督:馬越嘉彦、香川 久、安彦英二、權允姫


 フリーシャ十兵衛に破れた喜多歩郎は、ホワイトタイガー仁佐衛門の加護のもと、原生林の温泉郷で療養生活を送っていた。「柳生十兵衛……何でオレが柳生十兵衛にかなわねぇんだ!」度重なる屈辱に歯噛みする喜多、脳裏に浮ぶのは300余年の昔、初代十兵衛との出会い。

 それは江戸柳生の道場での公開稽古の場。滅多に見られない十兵衛の剣技を、その身で確かめるチャンスとばかりに参加していた喜多歩郎。初めて接する十兵衛は強く、頼もしかった。ところが……柳生但馬之守の謀略によって北柳生は壊滅、喜多親子と高弟たちは、未開の地へ、シベリアへと逃亡を余儀なくされる。そして、若き喜多の心には、強さへの渇望と江戸柳生への復讐の念が、深く刻まれたのだった……


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第8話 負けてほほ笑み浮んでた

脚本:大地丙太郎
絵コンテ:宮下新平
     佐山聖子
     長峯達也
     今泉賢一
     長濱博史
演出:今泉賢一
作画監督:今泉賢一


 フリーシャ十兵衛に破れ、傷ついた自由が菜ノ花家を空けて、一夜が過ぎた。戻らぬ娘を案じる彩は…その原因の一端が自分にあるのも承知で…心労の極地に達していた。かいがいしく朝の食卓を整えるフリーシャにも、ついイラ立ちをぶつけてしまう彩。それでもまるで実の娘のように、優しい表情を崩さないフリーシャに、彩はうしろめたさを感じる……それがフリーシャの罠だとは知らずに。  自由が珍しく学校を休んだことは、転校生ラブリーズや、バンカラトリオ改め軽業ユニット・ウッキーモンキー(他二名)にも少なからず波紋を投げかけていた。フリーシャに自由の安否を問い詰める一同、最初は「風邪だから」と言い張っていたフリーシャ、根負けして「自由、家出シマシタ…」と口を滑らせる……全て計算の上で。  そのころ、崖下の原生林では、自由が漸く長い夢から目を覚ましていた。手厚い看護をを続けてくれた鮎之介に自由は心からの笑顔で応え、息子の事を忘れるほどの時を二代目柳生十兵衛探しに費やした鯉之介・幼い身ながら300年間、父の意思を守り続けた鮎之介親子を、ラブリー眼帯の重みから解き放とうと想いを固める……
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第7話 斬られて落ちて消えていた

脚本:大地丙太郎
絵コンテ:板垣 伸
演出:板垣 伸
作画監督:西位輝美

 自由VS喜多歩郎、崖上の決闘?に乱入した御影とホワイトタイガー仁衛門。自由に十兵衛に変身し、シベリア柳生を救ってくれと懇願するが、そこに現れたのは何とフリーシャ!当惑を隠せぬ一同の眼前、例の女剣士に変身、ラブリー眼帯を奪い取らんと鮎之介に迫る。刃を向けてきた喜多歩郎を切り伏せたフリーシャ十兵衛、「私は父直伝の剣でお前を斬る……我こそは柳生十兵衛三巌の子、柳生フリーシャ!」衝撃のカミングアウト。自由の反応は…「誰が友達と勝負言うてんねんっ!…フリーシャはフリーシャでしょ?私のお友達の!」そんな眼帯いらないから、とばかりに変身する気は全くナシ。  それでも鮎之介を人質に取り、自由に勝負を迫るフリーシャ十兵衛。ラブリー眼帯と自由を守るべく懐剣を抜いた御影だが、フリーシャ十兵衛操る柳生の剣の前にはひとたまりもない。崖を落下する御影が見たのは……
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(C)大地丙太郎・マッドハウス/j2製作委員会