MM9SPECIAL
石橋杏奈
尾野真千子
高橋一生
皆川猿時
中村靖日
加藤貴子
松尾 諭
松重 豊







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気特対メンバー キャストコメント:加藤貴子
①今回、気象庁「気特対」という(実際にはない架空の)部署で働く国家公務員の役ですが、撮影前に何か役作りとか、現場で気をつけられた点はありますか。
役作りといえる程大袈裟ではありませんが、樋口監督に紹介していただいて、つくばにある高エネルギー加速器研究機構教授の小磯晴代さんにお話を伺いに行きました。
最初、とても緊張していたのですが、小磯さんは瞬時に私の心中を読み取ってくださったのか、学者の方からすれば、小学生のような私の質問にも丁寧に答えてくださいました。
小磯さんは思考に柔軟性があって、『否定』というものがない方だなぁ~というのが私の印象です。研究所という男性社会の中で、一女性が研究を進めていくのだから少しクセのある方なのかな、と思っていたのですが、正反対といっても過言ではないくらい、ひとつひとつの言葉を丁寧に扱う方でした。
その話し方や接し方が、「なるべく早口にならないように」という、樋口監督の意向と符合した感じがしました。小磯さんとお会いしたことは、とても参考になりました。

②「気特対室」のプロフェッショナル集団はみなさん個性的な面々ですが、実際の現場の雰囲気はいかがでしたか。
すでに皆さんのチームワークが出来上がった頃に気特対室のシーンに参加したのですが、決して排他的にならずフランクな感じで、かといって馴れ合いになることもなく、適度な距離感だったので、案野悠里の状況設定そのままで役に入りやすかったです。
現場はとても楽しかったですよ。

③撮影での心に残ったエピソードがありましたら、ひとつ教えてください。
真夏のシーンを、実際は真冬に撮影したことです。もちろん、衣装は半袖の薄着です。
しかもロケ場所は御殿場~東京~山梨と移っているにもかかわらず、現場を追いかけてくるようにすべて雪に見舞われました(笑)。
吐く息の白さや、降り積もる雪をCGで消す苦労を考えると、むしろ私よりも樋口監督の心に深く残るエピソードになったと思われます。
本当に寒いロケでした。

④自分のキャラクターをズバリ説明いただくと。
「常識」を退け、「荒唐無稽」とまともに向き合う人だと思います。

⑤視聴者のみなさまに、この作品の見所やメッセージをお願いします。
単なる怪獣ドラマだと思わないで欲しいです。
人間に都合の悪い怪獣を単に退治するのではなく、古くから地球上に存在する怪獣(今回の設定)とぎりぎりまで共存の可能性を模索するそれぞれの気特対員の姿勢を見ていただければ、と思います。

⑥オススメする「気特対」メンバーのNO.1キャラクターは誰ですか?その理由は。
「MM9」は群像劇で、それぞれ魅力的なキャラクターなので№1は決められません・・・。
でも、もちろん私は案野悠里に感情移入してきたので、案野悠里がおすすめです。
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