親孝行とは“プレイ”である。これは、平凡な男3兄弟が親孝行に立ち向かう姿を描いた、汗と涙の物語である。
           
1話あらすじ
―オカンに贈ろう、ビデオレター―
ある日、茶の間でバカ話をしていると、三人の携帯の着信音が一斉に鳴る。
「これは、もしや一斉送信メール? オ、オカンだ~」そういえば、とんと連絡していない。
「早く孫を抱きたい」とオカンに言われているが、子どもどころが、嫁と別居中のシンイチ。
「落書きでは、飯は食えんやろ」と、何度説明しても、オカンに今の仕事の内容が伝わらないケンジ。
バンドマンになる夢を諦めきれず、フリーターをしていることに引け目を感じてオカンに連絡していなかったユウゾー。
どんな風に、オカンに連絡・接触すれば、オカンに心配をかけないで済むのか?と悩む3兄弟。
親孝行プレイとして、オカンを安心させようと、嘘を織り交ぜながら、ビデオレターを作ろうとするが…。