あらすじ
かつて、伝説のアイドルユニットと呼ばれた『少年ハリウッド』が活躍していた劇場「ハリウッド東京」。彼らの解散から15年……。
劇場に集められた十代の少年達、風見颯、佐伯希星、甘木生馬、富井大樹、舞山春は、
自分達がこの先どうなるのかもわからないまま、日々レッスンにはげんでいた。
そんなある日、彼らが所属するノエルジャパンエージェンシーのシャチョウから、自己紹介の特訓をするように指示が出る。
マネージャーの勅使河原も交え、熱い指導が行なわれるが、心が折れかける者多発。
なぜなら、それは世にも恥ずかしい自己紹介だったからだ。
しかし、そんなところで、立ち止まっている場合ではないのであった。
なんと、シャチョウから、彼らは新生「少年ハリウッド」として活動してゆくことが発表されたのだ。
アイドルとして活動することを、心から喜ぶ者もいれば、嬉しそうじゃない者、
まだ何が起こっているかピンときていない者、あらゆる感情が渦巻きながら、
新生『少年ハリウッド』がいよいよ動き出す!