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26回に渡って連載してきたこのコラムも本編の終了に併せ、今回が最終回。というわけで、今回は「鉄人28号」の歴史をふりかえって見ようと思う。横山光輝先生が光文社の「月刊少年」において初めて漫画「鉄人28号」を発表したのは1956年7月。以降、本誌連載、別冊付録を含め10年もの長きにわたりこの漫画は少年たちに愛され続けることとなる。その間、1959年にはラジオドラマ化、翌年にはTVドラマ化、そしてこのコラムでも何度か紹介しているように、1963年には白黒アニメがスタート。以降、2度のアニメ化を経て、今回、白黒アニメも含め計4度目のアニメ化となったわけである。
鉄人の魅力と言えば深いストーリーと、ロボット同士の大乱闘を繰り広げるアクション。このふたつの要素が人々に愛され続ける限り、鉄人は人々の心をとらえて放さない。大感動のうちに幕を閉じた今回のアニメシリーズだが、もちろん今回のシリーズが終わったからといって「鉄人28号」自体の歴史が終わる訳ではない。まだまだ続く「鉄人28号」。これからの鉄人の展開にも期待しよう!
■鉄人28号 歴史年表
1956年
漫画「鉄人28号」
1959年
ラジオドラマ「鉄人28号」
1960年
TVドラマ「鉄人28号」
1963年
白黒アニメ「鉄人28号」
1980年
テレビアニメ「太陽の使者・鉄人28号」
1992年
テレビアニメ「超電動ロボ・鉄人28号FX」
2004年
テレビアニメ「鉄人28号」
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